痛快小説家、上山惣一 [痛快、ロマン、官能]

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zoom RSS 欲喜小説九十六弾≪ 獣の巣窟 ・・35 ≫

<<   作成日時 : 2017/09/07 02:04   >>

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 昼過ぎ起きると枕元に有る本を見た。
(なんと順子さんか)本を捲ると、直ぐに終える。
「優・・」「義母さん、本有難う」「為になるかと思ってね」
「色々考えているが、僕じゃ読めんが」「何でね・・」
「忙しいし、其れにこんなのは加代ちゃんに限るけ〜」
「成程ね、あの子なら頭いい、お前が進めたPC買ったそうだよ」
「ええ〜マジか」「そう聞いたけど・・」「じゃ益々行くか」
朝飯を食べると加代ちゃんの家にと向かう。
「あら・・、何、ま〜本じゃないね」
「これ読んでくれんさいや、調べるにはPCが在るじゃろう」
「成程ね、良いわ読んで見るね、あんた出家するんね」「うん」
「良いね、自由に為れるじゃん」「阿保か」
「早々お母ちゃんが寂しいといんさるけ、本読む間守しててね」
「え〜」「うふっ、あんたの責任じゃろうがね、年増を翻弄させ、
お母ちゃん用事が有るよ」「何ね・・、ま〜優るか」
「デ−トしようか」「・・、あほくさ何んんさる」
「蔵デ−ト駄目加代ちゃん公認じゃ」「あらら、加代」
「行ったら、本貰ったし勉強する」「そうかね、優飲み物は・・」
「何でも良いが行こう」「先に行っておりんさいや」「あいよ」
「馬鹿ね」加代が笑う。
 蔵で久しぶりに美津代はイガリ泣く、今日は娘公認と思うと
恥も外聞もなかった。
一時間しこたま味わうと伸切り、少し弛んだ肉が先程まで面白い
様に踊り狂っていた、その様を浮かべ、優は一人蔵を出る。
 「あんた凄いが此れ、お母さんが買ったんだろう」「何で判る」
「見たらわかるが、此れね何かをしなさいとのシグナルよ」
「だから加代に渡したんだぞ、投資している身だからな」
「うひゃ〜抱かれるかな・・」「阿保か」二人で大笑いする。
「ねね、此れって良いかも、土の種類や温度気候総て考えて
見るね、其れに市場調査も出来るし」「良いぞ任せる」
「ええ〜加代だけ」「そうだ存分に考えてくれんさいや」
「呆れた」苦笑いする中優は其処を出る。
 「徹」「おう、尊敬する友よ」「あほくさ・・」
「ま〜ようきちゃんさった、あがりんさい」歓待される。
「お前今暇じゃろうが」「見ての通り、未だ除草は早いしな」
「じゃアルバイトするか」「え・・、するする何でもするぞ」
「じゃおばさん、一週間借りるが良いか」
「え、良いけど一週間か」「そう、少し遠くじゃ」「何処ね」
「浜田、イカ釣り船」「ま〜徹に出来るかね」
「何じゃ其れ良いぞ、おい行く行くぞ」「船酔いは慣れるし」
「任せや、良いぞ最高じゃお前は」
「待てや先に電話で聞いてみるけ〜」「早くせんか」
笑いながら急かされる。
其処から長い電話をする。
 「良いとさ、今梅雨の真っ盛り、来てといんさる」
「何で優知って居るんじゃ」「免許じゃ」
「ああ〜浜田か、く〜良いぞ最高じゃ、何時からか」
「何時でも良いと」「おっか〜」「良いよ、支度しようかね」「頼む」
今じゃ此処は最高な親子に為られている、
総て優の御陰だと聞いていた。
 「あんたにお礼しないと思いながら、御免よ」
「ううん、其処はえ〜け〜、こいつが良い事なら何でもしたいが」
「え、じゃ浜田」「阿呆、先走りしんさんな」「そうだよな御免」
「あんた来んさい」おばさんが優を台所に連れ込む。
 「何・・」「あんたが良ければわしが世話したい人が居りんさるん
じゃが」「ええ、世話」「そう徹がして居る様な事じゃ、あんたの
お陰で家は安泰、泣ける程感謝しているが」「其処はええが」
「良かないが、あいつだけじゃ申し訳が無いけ〜、隣の小夜さん
如何じゃ」「ええ〜」「良いから、いい女じゃぞ、わしが男なら
離さんが」「あはっ、おばさん」「良いから後は任せや」
「え〜良いよ其処は・・」「嫌じゃ、わしが世話するけ〜
連絡待ちんさいや」「おばさん」呆れた。
 昼過ぎ家に戻り順子さんに報告、
「ひや〜笑えるが、なんと益代さんがそんな事いんさるんかね、
じゃじゃ甘えておりんさいや」「ええでも既に」
「其処は知らん顔じゃが今後も都合がええじゃろう、隣にお前を
庇う女性が居りんさる事はええ事じゃ」「如何するん・・」
「任せ順子が先回りして電話しとく、嫌々引き受けんさいとな」
「役者じゃ」二人で大笑いする。
 「何じゃとお前は、浜田か、あはっ、お前は相当な悪じゃが」
「わしじゃ不味いが、義母さんが頼んでくれんさい、一度で良い
からと、武者修行させる」「負けるがお前には、戻るとお手並み
拝見じゃね」「あはっ・・、いゆが」又大笑いする二人。
 直ぐに電話する順子、「うふっ、最初はあんたが連れて来いと
いんさる」「良いよ会いたい」「こいつ間抜けじゃ無いな人使い
荒いがね、行く前に蔵だぞ、いや娘と車じゃな、今夜出掛ける
か三人で」「あいよ」「馬鹿、こいつめ」頭を叩かれる。
 計画はまんまと決まる、其の夜夫と義息子に酒を飲ませ、
順子は美鈴と話を合わせ三人は車で出掛ける。
 四WBはギシギシと音を発てて軋む中、車内は未曽有の
修羅場、良い大人の女性二人は優に根こそぎ蹂躙され尽し、
狂いっ放し、小水が皮のシ−トを濡らす中、互いに負けじと
優攻撃、お陰で優は二度も果てる事が出来る。
唯一優総てを心得ている順子のお陰で美鈴は相伴出来る身、
心底堪能する。
 「優、あんたの事は守るけ〜ね、義母さんと私で」
そう縋り付いて言う。
 翌日、優は徹を連れて浜田に向かう。
徹も喜んで行く、そうして昼前に到着すると勝人おじさんが
満面笑顔、体格の良い徹を褒めている。
「あんた無理なら直ぐに辞めんさいや」「いいえ、頑張りますけ〜」
「ようし、今夜少しの雨でも出るぞ、優は如何する」
「邪魔だろうし、疲れたから残るわ」
「良い、そうしておりんさい、おい飯じゃ、直ぐに寝るぞ」「えっ」
「夜中に出るんじゃ、早飯早寝早糞じゃろうが」大笑いされた。
 「ね〜あんた」「頼むはあいつは俺と違い早いが、可愛い、
鍛えて」「良いけど良いのかお前」「僕は如何為ろうと今迄通り、
今回引き受けてくれたらもっと頑張る」「よっしゃ任せや真理は」
「電話して居る、遅くに行くと」
「なんと手回しが良いが、あいつもう腹が目立つが」「会いたい」
そう言う。
午前一時に起きて食事して二人は出掛けた。
「さ、こっちも忙しいぞ」佳代子さんが笑いながら二人で出掛けた。
 最高なしとやかな女性が待たれる家にと向かうと、もう佳代子
は優の衣服を剥がし始める、其処で下腹が少し目立つ身で真理
も参加、した遣った、しこたま佳代子を責め立てて狂上がらせる、
真理にはゆっくりと挿入する、佳代子が戻るとけたたましい叫び
泣きが始まる、其れが良いと優は責めるから大変、最後は股座
から夥しい噴水を上げる佳代子、見事な往き様だった。
とことん遣られ尽し、午前四時前何食わぬ顔で家に戻る。
佳代子が腰がと叫びながらも飯の支度、強かな女性の姿を
垣間見た。
 「起きていたか、こいつ凄いぞ、元気が在るし力が違うわ、優
一週間だな」「良いよ、十日でも」
「本当か泣けるが、おい飯俺は酒じゃ」「あいよ」
酒をしこたま飲まれると直ぐに横に為る親父、
「あんた疲れんさっつろうが」「いいえ、楽しくて」
「あんたちょこっと来んさい話があるけ〜、優車借りるよ」
「良いよ、僕は浜でも散歩する」徹を連れて佳代子は出掛けた。
(良いぞ徹楽しみんさいや、今回は相手の顔が見れるな)
苦笑いしながら優はカモメが舞う港に出向いた。
「良いな潮の香、最高じゃが」岸壁に横たわり空を見詰めた。
 港傍の食堂に行き、海鮮丼を美味しいと言いながら完食、
食べっぷりが良いと店の女将さんが笑われる。
 二時間して家に戻る、「え、、戻ったん」「あいつは」
「寝ているが、夜に備えてな」「如何・・」
「阿呆、可愛いがね、泣かれたが」「そうか感動したんだ」
「あのなあの子、頑張ると泣いて頼んで来たが、其れで
何とか時間作るが何時もとは駄目というと、はいと返事が
戻る、十日良いのかね」「良い、帰りに送って来たら如何」
「あ・・、良いね其れも有りか、先輩に会いたいし、今回は
理由が出来たしな」そうきまった。
 罰悪そうに優の手を確りと握り絞める徹、別れ際に
楽しめやと告げて優は里にと向かう。
 「優はやく益田じゃ」「え・・、はい行く」急いで又出掛けた。
「お姉ちゃん・・」「うん、少し早いけど今夜かな・・」
「・・、・・」「初めての子ね」「・・、・・」
返事が出来ないほど感動して居た。
其れがなんと驚くほどの速さで赤子の鳴き声を聞かされる。
 「ま〜凄い」真央が叫ぶ目の先に、赤子ながらでかい物を
ぶら下げて出たと看護師さん達が笑顔、真央も笑った。
笑えないのは感激し捲る優、早苗さんの手を握り締め泣く。
早苗も感動して泣くから真央が貰い泣き、
「この子大人しかったが、お腹を数度蹴られただけよ」
笑いながら言う。
「良いぞ、此れなら又作ろうか」「真央」
「良いじゃないこんな子なら欲しいが、内じゃ仕事なんか山
ほど有るがね、今後の事を鑑み義母様お願いします」
「馬鹿ね」笑われる。
 既に早苗さんの里でも紹介されている優、早苗さんの実家
から毎日病院に通った。
一週間で退院、里で暫く居るとと聞いて優は、順子さんが
お祝いに来たついでに一緒に里に渋々と戻る。
 「そうか第一号が出来たね、後は年末から正月じゃぞ、
頑張れ種馬」「もう順子さん」大笑いされる。
「早々、浜田が明日来ると電話が来た、徹頑張ったじゃ、
暇なら何時でも来てと親父さんが泣かれるそうだがね」
「良かった」「悪じゃのうお前は」「うん・・」
そう返事するしかなかった。

                          つづく・・・・。










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