痛快小説家、上山惣一 [痛快、ロマン、官能]

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zoom RSS 極淫小説九十九弾≪ 淫獣の道すがら・・24 ≫

<<   作成日時 : 2018/02/13 02:04   >>

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 平成十年五月、正之は二十九歳になっている。
色々あってここまで来た、一番は広島で出会った人々の御陰、
其れが積み重なりあれれという間に正之の周りには人が集まる。
其処にはおぞましい繋がり、其れが上手く回り今日が有った。
 「ふ〜もう直ぐ三十か・・」感慨無量の面持ち、正之が今居るの
は広島の紙屋町の瀟洒なビルの一室、結構広い部屋で外を
眺めていた。
 四年前に遡るが、東広島で知り合う婦人、其処は自分が此処
まで来られた有難い人物の家庭と其処に居られる奥さん、
其れと妹さん、男女の関係になってから四年、其れも其処まで
抱き合う広島の女性、何もかも思えば其処は不倫地帯、
其れが何とかうまく回るから不思議だった。
総てが上手くとは行かないが、正之の周りはそんな人たちが
集まっていたのだ。
 「所長、暇なんですか」「陽菜さん、今な今までの事を思出し
ていたんだ」「あら、其れじゃ女性の方々も」「あはっ、負けるが」
「そうね、思えば陽菜もなんでここに居るんだろうと考えた事有る」
「いえる、御陰で今は仕事も広がり、あのまま株だけ弄っていたら
こんなには為らないと思える、感謝です」
「嫌だ、其れこっちが言いたい、私こそ銀行であのままじゃ今は
無かったし」「じゃ、お互いか・・」「うふっ、そういう事、陽菜は所長
が怖くなってね、女を魅せないで来れた、でも今じゃ其処も後悔
かな」「えっ・・」「もう其処だけ気が付かないで陽菜は人妻」
「そう、結婚相手も不思議な関係だった」「言える相談したね」
今ある正之は此処にいる陽菜さんの御陰ともいえた。
 自分は株だけ弄っていたが、六年前に偶然銀行に出向いた時、
カウンタ−の中で見覚えがある女性を見つけた。
其れが陽菜さん、銀行とは聞いていたが、カウンタ−に座られて
いなかったから、会えていなかった。
お互いが驚いて、その昼時に一緒に食事をした覚えが鮮明に
思い出される。
 「それで一月後、陽菜が電話して会ったよね」
「そう、其処から自分の立場が大変わりあの時の衝撃は忘れない、
陽菜さんが銀行内部の事を話された時、閃いた、金が金を産み、
またそれで消える世界が株、無論世の中の異変にいち早く反応
する株、神経が削がれる世界、その時聞いた不良債権絡みの
話は、当時僕には強烈だったな・・」
「そうだった、銀行が今大変な時期と言った所為で今ここに居る」
「あはっ、引込んだね」「ううん、今は最高、抵当物件で銀行は
塩付けの土地や工場、ありとあらゆる中で所長が調査して其処
からが異変、陽菜も片棒担いで一生懸命だったわ」
「だね、土地をほとんど安値で買えた、競売物件になる前選択
出来た、しかもそういうものが銀行で処理に困っている事も知ら
されたが、今思えば会えてからがもう大変だったね」
「早々、内の人も御陰で紹介された」「・・、・・」
六年、嫌正式は四年間、陽菜さんと頑張って成果が今の自分
が有るとつくずく思えた。
 「今日は・・」「此れから大阪じゃ」「じゃ、千里の工場」
「二度下見したが、良いぞ・・」「買うの・・」
「其処は皆と相談する、でも買いたい、あそこは化ける」
「そっか、じゃ資料必要なもの言ってね」「あ、お願いする」
 部屋で一人になるとまたも目を瞑る。
今は三か所の地に其処に合うマンションやビルを建設している。
無論このビルも会社持ち、其れがまだ建設途中のマンションが
三棟在る、いつの間にか不動産の世界に足を突っ込んでいた。
何もかも、その動きの元は広島で得た女性たちの御陰だった。
 その女性たちのご主人も仲が良い正之、其れで底値の土地を
調査し、皆さんに説明を重ねて来た。
今じゃ、もう正之が出す案件は聞かれたら任せると一言、
其処は今までの正之の仕事ぶりを信じられての事だった。
平成初期から日本の経済は低迷、いや正式には少しでも進歩
して来ているが、表立っては不況、株がそれを証明している。
其処で陽菜さんから聞かされた銀行内部の事情、相場以下、
三割に満たない値段で土地が収得出来る、おまけに建設費用
も使ってと頼まれる、土地を担保に建設費は賄えた。
 一度そこに足を踏み込むと周りの悲惨さが垣間見れる、
其れで今の経済では株式売買だけでは後れを取ると考えた。
 当時、正之の元には資金が集まっていた、しかもその資金を
器用に転がし、薄利だが利益を積み重ねて膨らんでいる。
其れで琴美さんの夫、哲也さんに相談をすると目を輝かせ遣れと
一言、玲子さんの夫も直ぐに賛同、無論圭子さんや東広島の
佐伯健作さんや奥さん、その妹の菜摘さんや義母の好江さんも
大賛成され、瞬く間に資本家が正之の話に乗られる。
おかげで今はこうして会社の部屋に居られる。
 思えばあの広島に出て来た頃、家庭教師をした三人娘、
今じゃ結婚されて居られる。
先日も結婚式に出ていた正之、会う人達は平成の始めから
の知合い、しかも今でも年を取られたが、男女の関係は奥さん
達とは続いている。
 そんな思いに耽っていた,「おい、今良いか・・」
「あっ、佐伯さんどうぞ」「ふ〜良い気候じゃ」「広島に・・」
「ああ、妾が煩くてな買い物じゃ、逃げた」笑われる。
東広島の化物人物、この人の御陰で今が有ると言っても過言
じゃ無かった。
「如何じゃ、暇じゃが、何か良い事ないか・・」「ええ〜」
「なな、頼むが俺とお前の仲じゃろうがね」「・・、・・」
苦笑いする正之を見て頷かれた。
「小夜さんはどうされるん」「このままじゃ、子供も大きくなったし、
腐れ縁、お前に行く金の一部もあいつの里から出ている、今は
金も要らんが、出さんでもええけ〜」大笑いされる。
「それでな、この間経済界で集まりが有った、其処で長谷川さんと
後藤さんに会った、二次会で流川に繰り込んだんだ、其処でお前
の話と同時に出たのが、わしらはこれから此の侭で良い、岡田君
が頑張るから後に従おうってな、そんでな、お前何とかしてくれ」
「何とか」「そう、わしら暇じゃろうが女・・」「ええ〜」
「なな、頼むけ〜、俺は良いがあいつらがな、今まで馬鹿正直に
走って来ているが、今立ち止まると其処が無いとさ、それで出た
のが其処も岡田君に縋ろうと為ったんだけ〜、なな聞いたろう」
「聞きましたが奥さん達は・・」「其処じゃが、其処はすんなりとな、
嫌内の奴がまもなく男じゃ無くなるけ〜今のうちに暴れんサイト
嗾ける、笑うな・・」「では・・」
「承諾じゃろうが、わしも驚いたが後は其処しかないでしょうと
言われたが・・」「・・、・・」
「それを言いに来ただけあいつが待っているけ〜行く、頼んだぞ」
「ええ〜・・」既に部屋には居られなかった。
 「うふっ、そうれ見なさい、お鉢が回って来たがね」
「あっ、陽菜さん」「聞いた、コ−ヒ−出そうと部屋の前、聞こえた」
「困ったぞ」「何がね」「え、だって・・」
「あのね今は携帯の世界、情報が山ほど散らばっているんよ、
なんで良いじゃない、所長はその方々の奥さんを」「おいおい」
「だって、可愛そうじゃないの、宛がえばいい事」「ええ〜」
「あのね、所長を見ててそんな道も有るんだと感心している、
だって聞かないと陽菜が飛込んでいたかも」「えっ・・」
「もう遅いけ〜、でもそこは認める、夫はそうはさせんけどね」
「参りました・・」二人で笑う。
 今はもう大変な世の中に変化進んでいる、平静に初期には
考えられない事が、今は携帯やPCに時代に遅まきながら日本
もそうなっている、しかもメ−ルが出来る、すぐにカメラ搭載も
出ると聞いている。
考えられないほど其処の世界は進んで行っていた。
(そうか、そうだよな、仕事も安定ならアソコカ・・)
笑いながら、其処も有りかと正之は思える、既にご主人の奥さん
達は正之にしがみつかれて来ているし、このままじゃ卑怯だとも
思えだす。
 部屋に戻るが、其処でも考えていた、二年前、碧さんは仕事
から上がられて今は四国の愛媛に戻られている。
従い、部屋は正之一人、此処にはマンションのオ−ナ−の
圭子さんが時々来られる。
 「ま〜嫌だ、男ね、でも其処在りかもよ・・」「えっ・・」
「ねね、普通じゃ駄目」「普通・・」
「そうよ、抱くだけじゃ面白くないじゃない、其れなら携帯で幾ら
でも探せる時代よ」「ええ〜圭子さん・・」
「知っているくせに、援交・・」「うひゃ〜進んでいるが」
「何よ軽蔑」「いいえ、恐れ入りました、でも何で進めさるん」
「だって世の中不公平じゃないね、暇とお金が有れば鬼に金棒、
携帯でそんなサイトに入れば危険だけど中には凄くいい思いを
している人が大勢いるじゃない・・」
話の中身に呆れる正之、圭子さんだけは別次元の女性と
思ってきた正之は、ショックを受けた。

             つづく・・・・。
























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