痛快小説家、上山惣一 [痛快、ロマン、官能]

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zoom RSS 喜淫小説壱百弾≪ 祖獣の覚醒・・39 ≫

<<   作成日時 : 2018/07/07 02:04   >>

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 朝が来た、元気なのか好美だけ、圭子さんも流石に手配で
疲れたのか、眠たそう。
それでも女性達は朝食を終えると別府の地獄めぐり、男二人は十時
まで旅館に居る。 
 「何じゃと、雅満君・・」
イラストを見せられる正雄は驚愕する。
見事な絵図に感歎、其れに備える設備や区割りに唸った。
 「これ、本当か・・」「はい、やっとあの親子を口説き、アソコは何も
ない地域、其れで地元もそうして働いて通うトラックや車、忘れられ
ている地域にと思いますが・・」「人手も既に確保かね」
「そうなります」「じゃ、此れを・・」「出来ればと、僕一人でも適う
かなと思うけど、お金の限度が・・」「・・、・・」
既に腕組してテ‐ブルの上のイラストを睨んでいた。
其の頭の中では色々な思いが交差する、其れは夕べの事にも繋が
るがこのままあの凄く良い母娘と旅行だけでは終えたくない、
でも妻が居る身、何とも動きにくいと最後は其処を考えていた。
 「あのう、此れは既に圭子さんが見られ、奥様にお話が行って
いるんです」「・・、ええ〜真か・・」
尚更不味いと正雄は・・。
「それで、是非にとそうして奥様が居酒屋だけはしたいと言われ」
「え、何々あいつがか、居酒屋って夜じゃろう」
「はい、毎日じゃ無いけどアソコの看板モデルで顔を出してほしい」
「・・、・・」「それで、旦那様も其処に、いいや裏の家に」
「あ、じゃ、待てそれもダメじゃろう、無理」
「其処が圭子さんがそうしろと」「圭子がか、なんとその話真かね」
「それが旦那様が承諾されればの話だと、圭子さんと奥様が・・」
遂に土俵際まで押し込まれた正雄、逃げ場も押し返す気力も無い、
雅満を見て動けなかった。
 完全に罠に向かわされる正雄、其処はそうは本人は思ってない、
自分が資本で関われば後は・・、其処の域まで思ってしまう。
「じゃじゃ、俺が資本出せば関りが出来るよな・・」
「はい、あの親子とも・・」「え、あ〜雅満君、君は・・」
「其処も圭子さんの指導でして・・」
「く〜遣られたが、で如何思えるアソコは利益は産めるのかね」
「使用人が親戚で固められる、付近の婦人や男も参加出来る」
「なんと・・、で幾ら懸る」「五千万以内でと・・」
「それで賄えるのか・・」「何とか出来そうです」
「五千、俺は一億と踏んだが・・」「設備次第でしょう」
「じゃ、此処は既に・・」「もし、旦那様が参加されない時は圭子さん
がされると聞いています」「圭子め嵌めたな・・」
「僕も嵌められました」「何でじゃ・・」
「だってあの親子に話を持っていた後、圭子さんに説明をした、
するとそれは圭子さんが請け負うと言い張られ、挙句にわしじゃ
お前と合算せんと拙いと、其れで此れはいっとそ旦那様にと」
「じゃじゃ、此れは圭子が・・」「ハイ総て仕組まれました」
「総てとは・・、あ、あ、あ〜夕べ、雅満君、実はな・・」
「その先はご勘弁を、旦那様の気持ち次第です」
「なんと君は・・、凄い男じゃが・・」正雄は芯からそう思えた。
女性たちが観光をしている間、男二人は旅館の喫茶店で
そんな話をしていた。
 男二人はその後旅館を出るとタクシ−で阿蘇山の麓の温泉宿に
直行、女性達は雅満の車で既に阿蘇山に来ていて、頂上付近で
壮大な眺めに唖然としている時間だった。
正雄と雅満は、既に大浴場に居る、其処で正雄は雅満の股座を
見て腰を抜かす。
だがその事は何も言わず、男として言えない、だが正雄はこの男
は偉大だと確実に思わされる事には為った。
 女性達が宿に来る、すると正雄は圭子を捕まえ部屋で話をする。
他の者は温泉にと向かい、雅満は綺麗な庭を眺める長椅子に
横たえていた。
 「まさか、じゃこの話は・・」「そうなります、圭子がしたいと望んで
いたんです、でもこれは行く行く旦那様の方がええアソコで奥様が
時々顔を出されると、旦那様は奥の家であの親子と・・」
「母娘、ああ〜其れも圭子が仕組んだな」「駄目ですかいのう」
「駄目、そうじゃないが、仕組んだかと聞いている」
「其処は当たり、ですが其れも旦那様を思うとその方がええと・・」
「其処だが困るぞ、俺はこうしているが婿じゃろう」
「そうですが、今じゃれっきとした、家の主です。其れが味の無い
人生をするなら、悲しいじゃありませんか、此処は、圭子の考えに
乗りんさいや、悪いようにはせんけ〜」「圭子・・」
「任しんさい、奥様の事も・・」そう任しいいきられると此処は
本当に圭子に縋るほうが良いと思え出す。
「じゃ、何かあっても知らんぞ・・」「任せてつか〜さいや・・」
「もう負けるがお前には」最後は正雄が呆れ顔で言い放つが、
裏は最高に嬉しかったのだ。
 い総てが女性達が思う道に進むことが出来そう、その証が
夕食時、好美がはしゃぐ中、正雄は堂々と、親子の真ん中に
陣取り、最高な顔を皆に魅せ付けていた。
弥生は其れを見て圭子を見るが、大きく頷かれ、
此れも出来上がっていると感じた。
二泊三日の旅はそれぞれ印象に残る旅行となる。
 八月の終わり、雅満は自分が産まれた里に来ていた。
郷でも中野の圭子さんの妹の家、居れば色々な情報が集まる。
家の紗月さんが,話される事はおおよそ雅満が予想している中身、
此処も何とかしたい、最後の旅行の到着点は此処と決めている。
 紗月さんの話では既に、圭子さんから紹介された弁護士が、
出家の家で親戚を集められ話をされ、その中身に皆がしょげる。
本家を出た者には権利を主張出来ない、既に出る時財産分与は
出来ている。
そうして、僅かな期間だが残る田畑を使っている事も、其れなら
その土地の僅かな税金を支払うべきだと聞かされる。
何から何まで、親戚には権利は皆無、生きている子がいる限り
そうなると言われ、其処はほとんどがそう思い知っている。
其れは紗月さんから聞いた話だが嘘は無い、やがて広島の
弁護士を訪問すると同じ事を聞く事に為ろう。
 「雅満・・」「あ、おばさおばさん、面倒掛けます」
「なあに、世話ないけ〜姉さんから頼むといんさる人じゃが、
でも聞いたが、良かったね」「良いか悪いか知らんが、色々有った
家だったね」「うふっ、ここ等じゃもうあんたの家の事で持切りじゃ、
中野はそうでもないが井原じゃ今盛りだと・・」
「笑えますね、でも血を引いている僕には痛い話です」
「そういんさるなや、そんでもええがね、あんたはあんたじゃが」
そう言われた。
 昼過ぎ、一台の軽が庭に入る。
「あ・・、おじさん・・」「おう、居たかなんで内に来ん・・」
「広島の知り合いの家が此処で、其れで・・」
「其処も聞いたが、で暫くいるのか・・」「その積りですが・・」
「じゃ、色々と案内せんといかんな」「案内・・」
「そうじゃろうが、土地や色々じゃが、知って置かんと拙かろうが」
「おじさん・・」「弁護士さんに聞いたが、其れに雅満の事もな・・」
「僕の事・・」「ああ、そんでわしらは会わんと行けんと話おうた」
「え・・」「だから今夜でも来てくれんかね」
最初に会った同じ人とは思えんほど話し方が大違い、
呆れるほどの変わりようだった。
其処は承諾して、直ぐにおじさんは帰られる。
 「きんさったな、もうあそこはあんたのもんと判るとこうだがね」
「・・、・・」「あんたな、遣り返しんさいや、ここ等じゃ皆が
そう思っておるけ〜」「えっ・・」
「そうじゃろうが家の中で悪さしてそんで嫁が逃げる、二代三代
続けてだぞ」「・・、・・」
「知らずにそうなるなら話は別だろう、でもアソコは駄目」
そう言い切られた。
 夕方出かけようとする雅満、其処に家の紗月さんが戻られる。
「あんた、今夜いきんさるん」「え、そうだけど・・」
「じゃ、覚悟していきんさいや」「えっ・・」
顔つきが違うから雅満は内心心配に為る。

           つづく・・・・。
























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