喜淫小説101弾≪ 弧獣一路・・36 ≫

 二日桜井の家に滞在し、勤めが有る森ノ宮のマンションにと向かう。
部屋は誰も今は住んでいないが、時々美代さんが来られている事は
知っている。
部屋も綺麗にされているし、何時でも翔馬が来られるように、
腐らないものが冷蔵庫に入っていた。
 そこで今日からあの大阪の女性連中と会う事に為っていた。
無論、其れには中継ぎの女性がいる、一番翔馬を大事にして頂く女性、
その方は翔馬が関係する女性のすべての連絡先が在る、其れゆえ
翔馬が其々に連絡しなくても良い様に中間にその方が居られている。
 夕方から又も翔馬が奮闘する姿、部屋では来られる女性が総て翔馬
に抱かれるだけで来て頂いた。
其れゆえ、もうとんでもない乱様、姿は違えども既に六年間の付合い、
中には途中で亡くなられた女性もいるが、代わりに今じゃ、危険が無い
事を知る相手達は大胆その者だった。
無論金が纏わる抱き合い、だから相手は元以上の喜び得終えようと
興奮されるから、凄い事になる。
その方々を八人四日間でこなすと、今じゃ体力の関係でへこたれる。
五日目は爆睡状態、本当に嬉しいが、体力勝負、相手は十分に体力
を持つ美しい三十代から四十代の女性、それらを相手するのだから
何おかいわん、芯から疲れた姿で十時間以上寝ていた。
 十時間過ぎると目が覚める、其れはお腹が減った事も有るが、
翔馬は最高な仕事をした後、腹ごしらえをと着替えて外に出る。
 懐かしい北新地、その中でもひときわ目立つ造りの名店が有る。
しかもその店は地下、その店に向かう下り階段を降りて行く。
「・・、え・え~ま~翔馬さん」「おう~、元気ですか、ご無沙汰
しています」この店に初めから会う相手、しかも翔馬と同じでその当時
店に入りたての板前見習い、其れが今じゃ二番手を仕切られている。
「おやおや、田舎に帰られたとお聞きして居ましたが・・」
「大将、時々は大阪に出て来るんですが、今は田舎に・・」
「聞いていますよ」「えっ・・」「今日のご予定は有るんですかい」
「別に・・」「じゃ,摩子ママ呼んでは如何です」「え、電話知らん」
「実は先ほど電話がありましてな、独りだけど食べたいと予約」
「珍しいですね」「良いですか相席」「是非、向こうが嫌じゃ無ければ」
そういう。
 十分後駆け足で店に入られる姿に翔馬と大将が笑う。
「何よ、可笑しいの」そういいながら、翔馬の隣の席に座られる。
この寿司屋は最高な寿司屋と北新地で有名、五年前までは堀川沿い
の奥の道筋に在ったが、晴れて選ばれビルのオーナーに懇願され、
二十年以上この界隈で寿司を握られている大将、
北新地の生き字引としても名が挙がる。
「もう最近は私も考えさせられる」其れは北新地と言えども昔とは
景色が変わっていると言われる。
其処に大将が話に加わり、「昔は不動産屋でしたな・・」
「そうよ、今じゃIT産業、意味わかんない」笑われる。
色々な話を翔馬を交えて話す、本当に一年ぶりに足を入れた昔の
翔馬、今は別人だった。
「で、田舎如何・・」ママが話を振られる。
其れから翔馬が愚痴る、田舎はどうしようもない世界だと、いろんな
計画もすんなりとは動けない、でも何かしないとは皆が思うけど、
其れが何かは誰も言わない知らないと告げる。
「うふっ、そうなるよね、田舎は新しい物には一歩下がるのよ」
「ですね・・」「で何をしたいの・・」「それが未だ・・」
「あらら、じゃ悩みに為らないやんか」「いえますね」笑う。
翔馬とママはカウンタ-で大将と話をしている。
入り口側に翔馬が座っている、其処に三人の女性が店に入られる。
翔馬は後ろ姿で酒を飲んでいる中、其の三人は後ろの仕切られた
テ‐ブルに座られた様子。
其処に、二番手の板さんがおしぼり持参で向かう、
「カウンタ席の人、翔馬君じゃない・・」「ご存知ですか・・」
「やっぱり、横顔がそうかなと・・」「お知り合いですか・・」
「学生時代よ」「なんと・・、翔馬さん、こっち見て・・」
「何・・、・・、え・え・え・ええ~嘘だ~美奈ちゃんか・・」
「うふっ、見つけた、久しぶりね」大学に何も知らずに見学に向かた時
知り合う女性、その後四年間、本当に友達付き合いをしていたのだ。
偶然でもこの広い大阪、しかも北新地で・・」
思うが何でこんな高級な店に来られるのかと最初に頭をよぎった。
挨拶を終えるとオーダ-される間、大将がITの会社だと告げられ、
ママもそれを聞いていた。
「翔馬君、後どこかに向かうん」「うん、ママの店」「え、来てくれるん」
「いきますよ」「きかれた、すぐに返すけど、あんたはまだ北新地に
居るの・・」「安もんのバ-に・・」「そう、久しぶりなら後で会うのは
如何かしら」「ママさん、粋ですね」「生意気ね、あんた達仲間かね」
「そうなるけど暇」「じゃ三人何方でも良いけど、店にアルバイトに
来ない・・」「ええ~何処ですの・・」
なんと美奈以外の二人の女性が食いついて来た。
ママが名刺を出して見学に来たらと誘う。
「行きます、条件は後で、でも衣服が・・」
「何とかするし二人なら怖くないでしょうが、一週間に二日くらいでも
良いけど・・」「ママさん、電話します」「待っているね」
そんなやり取りを翔馬と大将は笑いながら聞いていた。
 其の後ママと翔馬は店を出る。
「ねね、あんたの知り合い、あの女性は凄いよ」「何でです」
「あの顔、男が大好き、でも今の顔は陰りが有った、男性と何かあった
みたいね」「え、ママさん面相みるんですか」「見えたの・・」
そんな話をしながら、翔馬はママの店に三年ぶりに向かう。
無論、その店のナンバ-ワンは翔馬が抱いている女性の一人だ。
顔を見るなり驚愕する姿にママが笑顔で翔馬の身を渡された。
「あんた・・」「ごめんよ、すし屋で会った」
「そう、驚いた昨夜の後でしょう」「御免」そんな会話をする。
暫くするとママが席に来て微笑まれる。
「翔馬さん、私が思った通りに為るわよ」「何か・・」
「あのね、携帯にSosが来たわ」「・・、・・」
「ほらすし屋で会った三人から・・」「あっ・・」
「それでね、皆さんが酔い潰れたって・・」「なんと其れで・・」
「迎えに来てと仲間からの伝言」「ま~、翔馬さん・・」
「違うよ大学の友達だった女性だ」「良いわ、其処はママ何処・・」
「それがね雅代の店」「あ、其処成程ね、行けば・・」
「おいおい」「あのね、女性が会いたがっているのよ、行かないと男が
廃るやんか」「く~言われる」そんなやり取りの中、ママが席を離れる。
 翔馬はそのクラブを出て、言われたビルにと脚が向かう。
ビルの七階に降りると店が有った。
「あ、来た、御免なさいね、皆さんこの通り、貴方を呼ぶから・・」
「済みません・・」隣の席に座り、翔馬は新しいブランデイを降ろし、
其処で残る二人を飲み始める。
今までまともな仕事をされている女性とは縁が薄かった。
良い機会だとそれらに働く女性との話にも興味が在って話が弾む、
無論美奈の生活状態を知るためにも必要だったのだ。

               つづく・・・・。
 















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