異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・41》

 中々風呂から戻らないので、光江と菜摘は大風呂に向かう。
「うふっ、風呂で大変な事が起きてそうね」「光江さん、其れ有るかも」
「なな、楽しくなりそう」そんな思いで母屋からの渡廊下に入る。
 「・・、ええ~何・・」
なんと廊下に五人が並んで、脱衣場から長椅子を運んで座っている。
「おう、こんな景色が良い所無いぞ、見んさい湯煙の間から対岸の雪景色」
「・・」光江と菜摘は肩透かしを食らい唖然とする。
「これな、あの囲炉裏が有る部屋から望めるよな」「壁破れば見える・・」
「良いぞ、此れ、下に寝湯が在れば湯煙最高、其れに其処は混浴にする」
「え~あんた・・」「うふっ、翔太に懸れば何でも変えられるな、
遣りんさいやれやれ」光江が笑う。
「おう~サム、あんたたち風呂は・・」「え、未だですねど」
「じゃ入ろうか・・」「・・」皆が呆れる中、
「何、あんた達は要らんのか、何でや」
「え、入りますけど、あのう翔太さんは既に入りんさっていりんさる」
「二度湯じゃ、混浴じゃぞ」「えええ~・・」
そこで菜摘を除く全員が声を挙げる。
「当たり前だ、そんな根性じゃ此れから色々と起きる事故や修羅場が潜れんぞ、
其れにな、さっき約束したろうが、其れが今じゃ」「え、今とは・・」
「ああ、風呂に入り酒を飲んで、洗い場になんか茣蓙でもしいて寝転んで」
「有り得ない」「小娘は参加せんでも構わない、無理じゃろう」
「小娘・・」「ああ、澄香はそうじゃろうが、美樹は如何する」
「従いますよ」「良いぞ、じゃ里美、酒と宛お盆に乗せて来い」
「え・・」「煩い、従え、お前が動かんと此処は何も起こらんが」
「光江さん・・」「早くせんか、寒いが・・」「・・」
仕方なく美樹と厨房に向かう。
「・・」なんと全員が今までの姿と違う。
光江さんだけが堂々とし、菜摘は普通、此れからの展開はそう大きく変わらん
だろうが、あの初見せは皆が如何見るかが面白くなるとほくそ笑む。
翔太に会ってから大阪での事、そうして驚く有馬温泉、其処から総てが変る。
おまけに義理の娘の冴香も加わると、とんでもない世界で泳ぐことが出来た。
そんな思いで光江さんの後ろをついて行った。
だがだが、こんな田舎では思いもしない事、混浴、しかも相手の男は一人、
其れなら怖くないと思ったのか、間が開くがなんと全員がついて脱衣場。
 「良いぞ、よう来た、此れこそこれからの仕事に責任が持てる、秘密は
持とうな・・」光江がそう叫ぶ。
「さてと男風呂が良い、翔太さん先に・・」「良いのか・・」
「あんたが狼狽えると皆が困るけ~入りんさい」
「ようし、皆待って居るぞ~」急いで浴衣を脱ぐと、筋肉隆々の体が跳ねる
様に浴室にと消え。
 「光江さん・・」「娘は無理ならいいぞ」「・・、いいえ入る」
「そうか根性有るがね」そうしてめいめいの体はそれぞれ違う、
だが翔太にすれば最高な景観、湯に浸りながら翔太はワクワクする。
「皆体を洗い合い、そうして湯にのう、菜摘はわしとじゃ」
「はい・・」「上田さんも来んさい、後は親子じゃ,洗合いするよ」
広い浴室内に木桶の音が木霊する。
目を見開いて女性軍の動きを鑑賞、最高な光景、翔太はこれだけでも二度と
見れないと思うほど壮観、とんでもなく興奮をおぼえた。
 「うふっ、脱げばどうって事ないがね」「上田さん良いぞ・・」
「私たち親子も、見て・・」「綺麗じゃないか」
「阿呆娘じゃがね」「嫌だ~・・」そこで大笑いが起こる。
「あらら・・」「持って来たか、こまいテ‐ブル有るんか」
「有るけど、美樹」「駄目だ里美が持って来い、美樹脱いで来い」
「え、はい直ぐに」「良い子だ」光江がそう指示する。
 無言で皆が大風呂に入られる。
「此れ、タオルは頭じゃろうが、混浴でもエチケット」「はい・・」
笑えるほど見事、だが今は翔太だけ奥にる姿、手前には女性軍が並んで
胸半分を浮かべて・・。
「ささ、遠慮は無いが来たぞ酒とビ‐ル、皆もって裸の付合いに乾杯じゃ」
漸く美樹も裸で湯に飛び込む、遅まきながら里美も参加、
こうして何とか裸の付き合いの始まり。
 何とか、嫌でも参加する人も居るが,場は賑やかそのもの、
光江が洗い場に座ると、皆もそうなる、この光景は鳥が先導に習う姿に
似ていた。
「翔太上れるか・・」「今回は無理じゃろう」

「そうか、良いよ其れで、ビ‐ルか」「うん・・」
「美樹、持って行け」「うん・・」
グラスを持ち湯に入り歩いて翔太の傍に行く。
「有難う・・」翔太は来た美樹の手を掴んで湯の中に沈める」
「・・」何が有るのかと・・、其れが驚くなとは無理、
とんでもない物を掴まされていたのだ。
其れでも「息を飲んで堪える。
「有難う、後でな・・」「・・」戻りは泳ぐように帰る。
「おい、充て・・」澄江行け」「はい・・」
小皿に入れ盆の上に乗せると向かわれる。
「あんたも此処で飲もうか・・」「え、良いですけどグラス」
「光江さん・・」「判ったがね、上田さん、あんた頼めるか、あんたの分
持ってな」「行くわ」年増だ、直ぐに動かれる。
「良いぞきんさったな、じゃ僕を挟んで並ぼうか、乾杯」
なんと湯では三人が居て、洗い場では五人が酒を飲み合い話をする。
「良いわね、此れも・・」「此れから色々と役目が出来る、自分が出来る
範囲で良いが、給料を貰うんじゃ、心から働いてくれ、そうするとな、
此処は必ず繁盛する」「光江さん、頑張る」「良いぞ澄香は根性有るが」
ワイワイと洗い場は賑やかだが、なんと湯の中は真反対、擦れは既に菜摘は
理解出来ている。
「おい、如何した、何か足らんのか・・」
「・・、いえ、あはい、何とか足りないと取りに行きます」
 澄江が何とか返事するが、今はとんでもない事に遭遇、湯の中では右手が、
翔太の股座に誘われて、同じく敏子さんの左手も同じ場所に釘付け状態、
二人の手が同じものを握らされていたのだ。
 「あんた達と交代・・」光江の一言で、美樹と澄香が湯に入る。
無論グラス持参だった。
 二十半ばの女性、目が壊れる程の美形、胸が半分見え隠れする中、
又も翔太が自分の股座に二人の手を指そう。
年増とは違い反応は無い、其れより異物をつかまされ吃驚して手を放す。
其れがお互い同時、翔太が笑う。
「・・」何も言えない二人は顔を見合い目をパチクリ、
なんと美樹が頷いて、今度は自分から其処に手を伸ばす。
「澄香ちゃんも・・」「え・・」
そうして若い掌はおぞましい物を握って震えた。
「良いぞ、此れで良い、戻って、皆湯冷めするぞ」
「良いから楽しいがね」「俺は入ったままだぞ、茹でタコじゃ」
「あはっ、そうか、じゃ出ても良いぞ」光江さんがそう言われるが、
独り里美さんを除いて身が固まった。
「出て来んさい、此れ美樹間開けんさい」「うん・・」
翔太が堂々と握られてた怒り狂う異物を股座、どんどんと歩いて来た。
 「・・、あわわ~・・・」
若い美樹と澄香はもう動じない、敏子と澄江が後ろにひっくり返った。
流石里美は既に体を洗っているから動じていない。
「あはっ、未だ女じゃね、其れに比べ若いもんは度胸が有るのう」
「うふっ、私ら湯の中で触っていた」「え、お前達・・」
「え、じゃお母ちゃんは未だか・・」
「ふ~驚いたが、触っていたけどこれほどとは、光江さん」
「此れが翔太じゃ、こいつに従い付いて行けば良いだけ後はのう」
「・・」そういう。
 皆は落ち着かない、テ-ブルでしたは見えないが、
男でもこれほどは無いと其々が思う。
「さてと、初顔合わせと初見は終えたな、翔太さん、これからも宜しくね」
「光江さん、其れは僕が言いたいが、今年から頑張ろう」
そうしてめいめいが体を拭いて上がる。

            つづく・・・・。