異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・58》

 沙織の姿はまるで夢遊病者、翔太が寝ている仏間と並ぶ部屋にと進む。
襖を開けるが、薄明るい豆電球が灯る部屋、此処も寒い、
寝ている翔太の横に経たる様に座る。
「・・」無言のまま翔太の寝顔を見詰めていた。
此処に来るまでの葛藤が嘘のよう、既に腹を括り来ているからだろうか、
翔太の寝顔から目を離さなかった。
 暫くすると部屋の異変で翔太の目が見開く。
「え、如何しんさった、何か・・」「・・」
其れでも無言、其処は未だ些かの蟠りを持つ佐織の姿。
翔太とてたわけじゃ無い、何で夜中に来たのかくらいは理解出来ている。
「其処は寒いぞ、来んさい」優しい声で誘う。
佐織は声も出さずに従い、横から翔太が寝る布団にと自分から入る。
「何もいんさんなや、気持ちは判るけ~、今夜はこのまま寝ようね」
「・・」絆される優しい言葉に返事の代わり翔太に抱付いてしまう。
「此れから長い時間互いに歩いて行こう、此処は変われるぞ、あんたが
主じゃ、其処は何が何でも変わらんからね、頑張るよりドカッとした態度
でおりんさいや、僕が居るけ~」「・・」
無言、そうして一段ときつく翔太に縋りついた。
「義理で来たんなら辞めんさい、僕は本当の沙織さんなら抱き締めたい、
待つからねその時まで」「・・、あんた~」漸く箍が外れた。
翔太も沙織の叫びに呼応、向きを変えて抱き締める。
すると沙織から翔太の顔に自分の顔を近づける。
こうなると進むしかない、やっと相手から動かれた、其れが本当に翔太から
すれば嬉しい、キスを仕掛けると応じられ、何度も何度もチッチュチュと音を
出して来た。
身体をまさぐる互いの手は既に事の発信を知らせる動き、翔太は待って居た分
最高な場所に立とうとする。
向かう相手はどれだけの凄さかも知らされていない、有るのは話を聞いただけ
で中身は皆目知っていない。
 事が進んで互いの体を無探る仕草、沙織も応じて動く手、その手がいつの間
にか男の股間にと進んだ。
「・・、・・」なんと其処に有る物が信じられない、
震える手でもう一度股間に訪問、其処で掌の感触で漸く事の源は此処だと、
「あんた~あんた~あんんんた~」とんでもない声で叫ぶと何と沙織は豹変、
瞬く間に自分からパジャマを脱ぎ捨てると、翔太のも剥いでしまう。
素っ裸の状態で早く異物を見たさに蛍光燈を点けた。
 「・・、あわわわ~何々あんた~」ドスンと尻もちを着いたまま
自分に身体を両手で後ろに仰け反る体を支える。
そうして荒い息使いは志津香な部屋の中、互いに聞こえた。
「あんた・・」「良いぞ総て沙織さんの物だ、良いか」
「良いかといんさるん、なんでわるかろうはずがないけ~、なんで早く
知らせてくれんかったん」「ええ~・・」「もうバカバカ~」
今度はしがみついて翔太の胸を叩いた。
 「此れから宜しくね、無理は言わないからね」「・・」
「沙織さんの物だけ~、好きにしんさいや」
「嫌や、してして、あんた凄いがね、何で此れどうしたん、ううんそこは
ええけ~、はやく入れちゃんさいや」「え・・」「もう早く~」
「愛撫する」「後で先に覚えて置きたい記念日じゃ、入れて~」
とんでもない変わりように翔太は面食らった。
 言われるままに少し沙織の股座に顔を埋めた、すると反応が半端じゃ無い、
股座で動く口と舌は絶妙この上無い動き方、沙織は其れだけで狂う、
そう応えるしか無い程最高、此れが有ったんだと泣くほど嬉しかった。
事が進むが沙織は気が狂うほど愛撫で踊らされ続ける。其処には既に今までの
沙織の姿は垣間見れない、見れるのは美しい乳房が狂喜乱舞に踊る姿、
腰は括れねじれゆがみ吠える声は尋常じゃ無い、其れほど沙織は狂い手繰る。
 漸く念願の物が沙織の股座に向かい来た、心で来た来た来るよきんさると
思いつつ脚に力が入る。
そうして・・、・・、ズズズリ~ズズンと物が減り込んで来る、
しかもゆっくりゆっくりと味わえる遅さに沙織は腰を持ち上げ、
上で震え歓喜歓喜、凄い来た来た来たが~と叫んでしまう。
だが、その声を境に沙織は翔太の動きのまま合わせようと懸命、
合わせる方がより一段と歓喜が増してくる。
そうなるともう沙織は、髪振り乱しこの世の最期かと思うほど泣き叫んで
迎え撃つ。
 翔太は最高、待った分利子がついて来た。
抱合う形も変えて、受ける沙織の喜ぶ声聞きたさに翔太は奮闘、
突き入れされる時は口を大きく開いて絶叫、翔太の腰が引くと迎え上がる
沙織の腰、とんでもなく早く動くリズムを覚えてしまう。
 其処から何度も飛ぶ~、落ちるよ~とのたうち廻り、痙攣三昧の連続、
流石に凄く気持ちが良い穴内浸る棒が喜汁を出したがって来た。
 なんと早い事か、翔太には珍しいほどの速さで頂点まっしぐら、
遂に歓喜の雄叫びを二人は同時に発し、受ける沙織の体はすさまじい痙攣、
上の翔太を跳ねる様にバタンどすんと跳ねていた。
 時間は翔太らしくない時間、三十分で果ててしまい、最高な位置で放出。
横たえ互いに天井を見詰め感慨無量、沙織は今まで一番上り詰めた時間、
 「あんた、凄かった、凄い凄い」
「未だだぞ、これくらいで満足ならもう抱かんぞ」「ええ、未だ有るん」
「ああ、益々良くなるぞ、沙織さんの体・・」
「嘘、此れ以上有るん、信じられんがね」
「沙織さんの体はこれくらいじゃない、良くなるよ」「あんた~・・」
縋りついたのが地獄の登竜門、其処から卑猥な音の連鎖、
「往くが~嫌だ又だ~あんた往く往く往くうううう~~」
 次第に恥も外聞も欠片も無い、沙織は壊れて往った。

                つづく・・・・。