異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・71》

 田舎は何かと噂が飛び交う、既に此処での事は誰もが知る事となっていた。
翔太が年寄りのためにと仕事を拵えんさったぞと話が広がり、
雪解けとともにその話題は益々広がって来た。
 そんな中で、雅美は素早く動いて行く、郁子を呼びつけ、
其処で翔太を奥の家にと向かわせ、郁子が訪問していた。
「聞いたけ、あんたの為なら、どんな事もしちゃるけ~」
「聞いたのか、頼めるんか・・」「任せて、早苗姉ちゃんとは仲良しじゃけ、
離婚して居りんさるから其処は簡単、そんでな、雅美さんから話が来たけ、
早苗姉ちゃんにそれとなく話した」「そんで・・」
「それがね、なんか気が進まんといんさる」「え、じゃ駄目か・・」
「男は要らんと・・」「あらら・・」
二人は郁子が家に来るなり、翔太は抱きかかえて風呂場に直行、
其処で強かに体を虐められて、泣き叫んだ後の今の状態。
未だ二人は裸のままで寝転んでこの話をしていたのだった。
「でね、此れじゃ進まんと雅美さんが思いんさって、内緒で連れて来ている」
「ええ、嘘だ、何処におりんさる」
「うふっ、既に風呂場を見られているかもしれんが」「え~嘘じゃろう」
「嘘はつかんが、郁子はあんた次第で如何にでもなれるがね、此れであんた
に内緒にしていた事も今白状するね」「内緒・・」
「うん、あんたに抱かれたんは郁子の狙いが有った」「狙いか体か・・」
「其れも有るが、郁子のお腹には如何もあんたの種が根付いて居そう」
「種、あ~まさか・・」「やがてもう少しで判明する、中々出来んかって
悩んでいたんだ、そん時にな雅美さんが用事で家に来られて私の母が其処を
愚痴で話したんだけ、其れは内の夫が種なしで離婚しちゃると昨年言った」
「ええ・・」「そんでな、頼むから其れだけはと懇願された、そんでな、
種は病院から貰うと言ってやった」「・・」
「そしたらそのほうがええけと賛成する。そんで母が話した雅美さんが、
あんたを紹介されたんだ」「そうだったん、最初に話してほしかった」
「其処は考えたが、あんたに迷惑かけられんがね、そんでな母が内緒で良い
じゃろう、あいつの子供として産めといんさる」「・・」
「一発で命中じゃが、今月も無い、病院に行こうと思っている、その前にあんた
に会いたくてな、其処に雅美さんが来てこの話だろう、母が大笑いしんさって、
母の姉じゃろう相手の家は、直ぐに話を持ち込まれた」
「なんと、そう言う流れか・・」
呆れるが、嫌な感じはしない、郁子さんは大胆だし其れに自分から悩みを
解決されている、その相手がたまたま自分だっただけの事、話を聞きながら又
股座が聳えてきて、部屋で本格的に郁子の肉体を蹂躙し懸る。
秘密を明かした後の郁子は大豹変、受ける肉体は小躍りを重ね、幾度となく
舞い上がる我が身を制御できずに甲高い声で泣きじゃくり、
最後まであんたあんた~としがみ付いて往くが往くよ~~とのたまう。
 一時間のせめぎ合いは圧巻、内緒を打ち明けた後の郁子は変われたのだ。
汗にまみれた体を震わせ、大満足の郁子が横たえる姿は絶品、
女性がこれだけ本気になると、想像を絶する域まで二人は登れるんだと
つくずく翔太はそう思えた。
 夜中に郁子は三度も抱かれた体をいたわるようにして、
翔太に挨拶を終えるとその家を出た。
「なんと、そんな事が、翔太は郁子さんの話を聞いた後、最高に男として
満足を知り、此処はそのまま相手が思う様に進めようと腹を括る。
その家を出た郁子は車を下の家の庭に止めている。
「雅美さん、沙織さん、お姉ちゃん」「うふっ、あんたよう遣りんさるのう」
「早苗お姉ちゃん、見んさったんか・・」
「ええ、見させて頂きました、あれは演技かね、相当暴れていたが・・」
「ええ、本気よ」「嘘つきんさんなや、有り得ないがあんた相当な珠だね」
「違う、抱れて見んさいあれはそんじょそこらの男とは違う、物ごっつい」
「・・」姪がそう叫ぶように言われると、早苗は其処からは何も言えん。
「で、如何なのお姉ちゃん、今度の話乗れる」「聞いたけど割が合わんな」
「え、ああ相手かね、仕方が無いじゃろう年だし」
「阿保くさ、あんたに言われると憎たらしいがね、良い思いしんさったあんた
と早苗は相手がそう強くない男と見えるしね、損じゃろうが」
「あ、其処は良い、じゃじゃ翔太さんに頼んだらいいじゃない、爺様と抱合う
条件で・・」「ええ、郁子あんたの男じゃろうがね、無理じゃ・・」
「へ~、じゃ此処におりんさる人もそうなるんかね」
「え、意味がんでここの人と同じね」
「あのね、翔太さんは此処のボスじゃ、郁子は相伴させてもろうただけじゃ」
「・・、うぎゃ~何々意味があんたまさか、え~とんでもない事じゃろうが、
あの人が・・、嘘じゃ嘘でしょう、ねね雅美さん」
「・・、本当ですよ、此処はあの男の根城、私そんじょそこ達は傍女です」
「うぎゃ~信じられんが、有るんかそんな事、何で平気なんか・・」
「其処は見たでしょうが、ひとりじゃ賄いきれんがね」
「賄・・、ああじゃじゃ、郁子本当かね」
「そう、でかいし元気が有りんさる、そんで此処を何とかしんさる男じゃろう、
郁子は早くに相手して頂いたんだ、お姉ちゃんも私らの仲間に入りんさいや」
「・・」返事が出来ないくらいに驚き、胸に手を当てて呆れかえる。
 世間では有り得ない、在ったとしても内緒かも、そんな支離滅裂の中で、
見まわす女性は平気な顔をされていた。
早苗は、何度も思い返すが、真其処は有り得ないと思う、だが、現実に風呂場
を覗いた後、湯が舞う中で相手の体はようは見えんが、とんでもない長い時間
相手は郁子を抱き続けあらん限りの体型で襲っている現場は見えた。
 「あんた、相当ね」「おかげさんで、相手により肉の喜びを叩き込まれた」
「呆れる」そう言うしかなかった。
其れから四人は、その家で話しをするが、どうしても翔太の話に為る。
「あのう、佐々木の爺様は如何しんさる」
「え、あ、其処かね、如何でも良いけ、郁子どが~したらええの・・」
「お姉ちゃん、仲間に入りんさいや、そうしたら、何でも怖くないけ、其れに
今度の仕事うち等も関わろうよ」「え、何するの谷のお仕事でしょうがね」
「其処や、うち等運搬出来るじゃない」
「ああ、トラックかね、ええ、じゃお前は其処をあんた凄いじゃないか、
そうか其れを狙っての事か、下田谷部落は其処が多いいけトラックは有る」
「でしょう、広島に運ぶも、うち等で賄うと先が見えるよ」
「そうね、あんたが、そうか其処ね、ねね雅美さん其処お願い出来るんか」
「任せてよ、此処だけじゃ無いしあんたらが参加しんさると広がるけ~、
良い事じゃない、ね沙織さん・・」「感激しています、最高よ郁子さん・・」
「沙織さん、これからも宜しく頼むね」二人は抱合い感動する。
 こうして翔太が知らない場所で話が進んで行く。
遅くに雅美は大御所の幸子さんに総て成行を電話で話していた。
佐織は奥の家にとまだ寒い中、いそいそと歩を進めて暗闇の中に消える。

                  つづく・・・・。