乱生小説《日陰の荒道を歩む・・49》
縁は異なもの味なもの・・、とはよく昔から言われてきたが、
全くその通りと思え出す。
あの憧れの友の姉の冴美さんと真冬にドライブした、其処でおうてからの
努は一皮も二皮も変われた。
その日はキスで終え、山を下りて家まで送り届けたが、興奮が醒めずに
悶々としていた。
努は車でそのまま走り、雪が舞う中四駆は走って雪煙の中に消えた。
向かう家の庭に車が滑り込んで止まった。
「今日は、おめでとう御座います」
「・・、は~い・・、ええ~~~あ・ん・た・来てくれたん・・」
「駄目ですか」「・・、え、あ、いいや驚いた」「上がっても良い・・」
「え、良いけど、あんた悪い男ね」「えっ・・」
「だって御正月からずっとあんたの事ばかり考えていたんだけ~ね」
「有難う・・」「もういけずね、上がって、寒いね」「温まろうよ・・」
「・・」返事は戻らないが、何か来て良かったと思えた。
生まれて初めて抱き合う中の年越しは忘れもしない、
この間起こった場所に来てしまう。
「あ・・う~・・」キスを仕掛けると背伸びして応じられ、可愛い人、
しかもあの年越しの抱き合いはまともな二人じゃ無かったから、
気に為っていたのだ。
キスを応じながら身を寄せてしな垂れかかり、鈴与は本当に正月から努の
事ばかり思って来ていたのだった。
その所為でキスは尋常な受け方じゃ無い、最高な気持ちで受ける身だから
こそ、相手にもその熱意がキスで伝授されていた。
そのままあのヤカンが乗っ懸る石油スト-ブが赤々と燃え盛る中で油臭い
匂いをまき散らし、部屋は亜熱帯環境、其処でキスをしたまま倒れると、
お互いが忙しく衣服を脱がし合い、瞬く間に素っ裸、
初めて明るい部屋で相手の裸を見る事が出来た。
そうなるともう興奮状態が一気にマックスにと上り詰める。
互いにあの69型に為ると始まってしまう。
鈴与は既に体が憶えている、この男に抱かれるとまた知らない世界に
旅立つことが出来るんだと思うと、無我夢中で、男の偉大なものを既に口
に向かい入れて奮闘、応じる努も、最初は金でと弁えて居たが、今は如何
なのか、こうして来ている事は、もうその関係が発展して、今じゃ一人の
凄い女性と認めて来ているのかもしれなかった。
真昼間のセックスは・・、しかもあの年越しの行為以上を求めて来て
いる、此処は何でも出来そうと思うと、益々興奮がエスカレ-トし捲った。
鈴世も最高に気が挙がり、努のアナルに口が滑り移動すると、
滅茶苦茶に為り出す。
声を荒げ、感歎し捲り、挙句に努のアナルに舌が入ろうと動き頑張った。
受ける努は驚愕、其れが災いか、とんでもない気が浮いてきて、
既に今までの極地とはまるで違ったマグアイをこの人となら出来そうと
勝手に想像し続けて応戦する。
其の御蔭か、脚を踏ん張り互いが穴違いの場所で大奮闘、
鈴与の感極まる泣き叫びは半端じゃ無かった、体を震えさせ時々跳ねる中、
遂にアナル攻撃で互いが最高な場所で名前を呼び合う、
其れがまるで狂喜乱舞の合図か、努は一番この世で最初に興奮で来た相手
に為ると思うほど受けてくれる姿に感動しているのだ。
徐に69を解除、鈴与は其処で二度知らない世界にと飛ばされている。
「今日は鈴与が先導しんさいや、僕は受ける方にするね」
「え、あんた何でも良いの・・」「ああ、味わってみんさい・・」
「・・」言葉の代わりにキスが来た、口周りが濡れて光るく顔が来て
キス三昧、受ける努も嫌じゃ無かった。
上に跨る鈴与は一世一代此の戦いに有りと思わんばかりの挑み方、
上で腰を揺すり手を翳し、吠え捲る姿は未曽有の世界にと突き進む雌
そのもの、豪快に上り詰める事も、快感を得る事も善がれることも
自分次第、総て鈴与が思うように体を使える身になると、もう大変、
何度も自分から昇り往くから身は溜ったものじゃない、しかも男は受ける
中、往く往きたい出そうなどとは宣わない、其れほど強靭ででかい代物は
何時までも鈴与の歓喜を増幅させてくれる、今迄は男が直ぐに果てて、
こんな境地には行かせてくれていない、其れがこの人とはまるで戦場が
違う、とんでもなく鈴与が狂える相手だったのだ。
肉が求め気が往かされ、痙攣を起こし又も気が朦朧とする中あの最高な
絶頂の中にと身が落ち込んで行く様は言葉に表せない程異様、
其れを求める鈴与は何度も泣き叫んで飛び、そうして痙攣を引き連れて男
の胸板に身が落ちて行く。
どれだけ身を揺すり快感を、堀起こしたか、あの往く事が連続で味わえ
た身は、既には苦戦錬磨を通り越す程歓喜を得ている体だった。
一時間は一人で奮闘している、其れがどれほどの事かは本人しか判らない
理解出来ない、鈴与は生涯こんな抱き合いは無いと思える程、
心身ともに身を委ねて舞い上がる。
「・・、あんた・・、有難う、もう会えないと悲しかったんだ・・」
「何時でも合えるよ、最高じゃ、あんたいいや鈴与さんは僕をその世界に
導いてくれるんだ」「あんた・・、お願い未だいいや又会いたい・・」
「良いよ、望む処・・」「でも大阪に戻るんでしょう・・」
「そうなるけど、連絡して・・」「電話番号・・」
「教えるし、鈴与さんはPC使えるんか・・」
「得意よ、広島で働いて居た時は仕事で使っているし、何でも出来る」
「え、何でもとは・・」「PCで操作は何でも出来るって事」
「うひゃ~、凄いが、じゃじゃ機械が在れば出来るんだ」「うん・・」
「ようし、じゃ今度の事今話すから聞いてくれないか・・」
未だ裸のまま重なりそんな話になった。
鈴与は努の物を手でいじりながら努の腹上で居て話を聞いて居る。
「ええ、じゃじゃ里で何か興すの・・」「うん、そうなった・・」
「ひや~参加したいが駄目・・」
「是非と話をしているよ、今後の生活も有ろうがね」「あんた~~~」
キスの嵐が来た、受る努も苦笑いするほど大興奮されキスの嵐より台風。
其れが災いか又も二人はドッキングして仕舞った。
夕方なんと精子は倉庫には全く残されて居ない、三度果てる程相手は
動かれ続け、初めて努は白旗を挙げる程遣りつくされていた。
帰る間際に白状された事は其処、相手が逃げる程アレが大好きと告白、
だが今回は異様と付け加える可愛さが有る女性なのだ。
漸く其処を離れて家にと戻るが流石に今日は色々と在った、
帰るなり倒れてそのまま寝てしまう。
其れを見る真澄と婆は苦笑いするだけ、
「身体を大事にせんとこいつ見境が無い、真澄コントロ-ルしんさいや」
「ええ、私も出来ないがね、努次第なんよね」「阿呆・・」
そんな会話をしながら正月の残り御節を酒と共に腹に入れる二人だった。
翌、六日は忙しい、毅の家に呼ばれて、今度の仕事の話をする、
其処には真澄と婆が参加して賑わう中、話は作業場をどこにするかが
話し合われる。
「其れな、谷二つとなりじゃ駄目か」「え、おじさん何か有るん」
「うん、去年出ていきんさった家がそのままあるんだ、其れに其処の谷は
既に人は家に住んでいないぞ、良い事にわしの親戚の家じゃ使えんか・・」
「ま~、じゃ小笠原さんかね」「妙子さんそうじゃが・・」
「じゃあの谷はなんと・・、でかいぞ」
「そうなんじゃが、もう誰も居らんけ~廃るだけ・・」「田畑は・・」
「其のままじゃ、誰もせん」「・・、なんと、おい努其処がええぞ、未だ
荒地でも初期じゃ、耕せば何とでも遠慮は無いが、ね~武造さん・・」
「ああ、良いかね」「良いよ、暫く入ってないが、使えるじゃろう」
「そうなんじゃ、勿体無いし家も残されている」
「じゃ連絡して見んさいや、其処で決まれば何が要るか判るけ~」
「そうじゃな電話する」事が動きそうになる。
その間、真澄と冴美さんが何か話をされているのが気に為る努、
だが仕事が先と其処は気にしないようにする。
「良いぞ何でも使えとさ・・」「良いぞ、努、金・・」「うん、渡す」
「幾ら・・」「二千万なら直ぐに」「おう~豪儀だがね、良いのか・・」
「おじさん、其処は基地にしよう、家が在れば其処で事務も出来るし、
空き地を見たいけど・・」「雪に覆われているが、春に戻りんさいや、
其処で計画を聞きたいが・・」
「計画は簡単じゃ、此処で起こせる物は何でも興す、其れで市場に運ぶ、
其れだけ・・」そう言い放つ。
中々、話は尽きない、食事をしながら、二家族は、親父も参加すると
賑やかになった。
つづく・・・・。
この記事へのコメント