望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・14》

 里から送られて来た金を取敢えず駅前の銀行に預け、
亮太はいよいよ始まると興奮する。
あの事故紛いの事が起きた日から早二週間が経過、
以後連絡もしない出来なかった。
だが、その家の娘碧ちゃんとは、幾度も大学内で顔を合わしている。
そんな時、亮太の携帯が鳴り、出ると知らない人からの電話だった、
名前を告げて会いたいとだけ言われていた。
大学の喫茶室に待たれている。
「おう・・、君が前田君か・・」「はい、そうですが・・」
「失礼、僕は君の一年上で、太田敬之と言います」「はい、初めまして・・」
なんかギクシャクするが、其れは互いが初対面、其れでそうなっていた。
「実は、人伝に聞いた話だが、何か会社を興すと聞いたが・・」
「ハイ其れは事実ですけど、未だ中身がもう一つ理解出来ないから今勉強中」
「聞くと、ゲ-ムとか・・」「はい、其処は決めてはいるんですが、其処を
起こすにはどうすればいいかの場所、頼り無いけど知らない世界ですから、
でも動物の感で其処は伸びるとは確信しているんです」
なんと早くも話ができる位置に立っていた。
「そう、じゃ機械などは・・」「はい、知合いから参考書を頂いて猛勉強中」
「そう、実はな僕は今大学内でコンピュ-タ-関係の講義を受けて居る、
小さいけど研究所に入っている」「ええ、有るんですか此処に・・」
「ああ、既に相当前からだがなんせここは文学と経済政治関係の生徒が多く
てな、技術関係は京都の大学に後れを取っているんだ、でもなかなかの物は
有るぞ、古いがコンピュ-タ-も有るし、其処で色々研究も出来ているんだ。
そんな中で面白い生徒がいると耳に挟んでいた」
「そうでしたか、有るんですね」初めて聞いた亮太は興味が湧いて来る。
 それから顔を突き合わせて色々な話を聞き出せた。
「え、では動画やアニメも作れるんですか・・」
「其処や、議論上はそうなるけどなまだ日本では其処は夢,アメリカでは
既に其れを担うほどの機械は出来たと聞いたが、高価でな手が出せん、
国からの補助は申請しているんだけど未だ裁可されていない。でもな、
考えれば其処を掘り下げると良いかも、此処掘れワンワンやな」笑われる。
「僕がしたいのは・・」そこからこの人に言っておくほうが良いと察し、
会社の中身が如何するかを話す。
 「おう、そうか漸く見えて来たぞ、其れなら簡単じゃ、今な通信衛星を
アメリカから借りて、携帯が繋がっている、其れを肩代わりするべく、
日本でも秋に打ち上げるよ」「ええ、本当ですか・・」
「そうや、漸く政府内で決議されて数年間待った、ロケットの精度も凄く
上がり、此れから変われるぞ、日本は・・」
ほとんど知らない部分、亮太の無知を嫌ほど知る。
 「其れで、其のコンピュ-タ-は幾らくらいします・・」
「え、君、其処は高額、日本でも数台しかない、でもそれらは既に時代遅れ
になって来た、この世界は今煩雑に器具が開発されている。アメリカや欧州
が先頭を走って、其れがこの世界で後塵を浴びる位置では後れを取るんだ、
全て部品は既に特許を取っているし、其れに関係する部品などもだ、
だが今懸命に日本でも走り出してくれている。大手の会社では既に何件かの
特許も取得しつつ、その関連もかなり取って来ているんだ」
だが其処から出てくる単語は初耳の物ばかり、クリエイテブ、アプリ、
モバイル、ウエブに関係する英語単語は亮太が初めて聞く事、其れ程世界は
かけ離れていた事を嫌ほど知らされた。
「じゃ、日本では無理と・・」「いいや、既に其処を見込んで立ち上げた会社
も数社あるよ」「え・・」「それは総てその世界での開発者の連れの連中だ、
そうでないとおいそれとは出来ないだろうが、だから其処には君みたいな若者
が集まっているよ」」「ですね・・」
またも其処から聴く話は耳を疑うほど英語の連続、呆れるほどそうなった。
だが中には耳寄りな話も聞けた、今その世界は雨後のタケノコの如く日進月歩
の早い進み方で、機械も新しいのが出来ているとも聞かされる。
「それでな、手を回せば今の機械が手に入るぞ、其処は既に新しい機械を購入
する会社だけどな、古いから新しいのを入れている、其処を見つけると、
今の機械でも安く手に入る。
「え、でも其れでは間に合わないでしょう・・」「あ、其処な考えようじゃ、
新しいって言うけど元は同じだ、其処を利用すれば間に合うが・・」
「え、間に合いますのか・・」「そうや、集積回路は変わらん、中身が変化と
追加、スピ-ドや、それなら今のコンピュ-タ-でも其処の違う部分に新しい
仕組みのチップさえ買えば良いし造れるなら尚良い、造る事も出来る、
其処を狙えば何とか追いつけるぞ」「なんと・・、太田さんすごい・・」
その後はその仕組みをメモしながら聞いて行く。
 だがこの出会いは発展した。
大学の中でもその関係する学部はそう多くない、亮太の話が飛び交っていた。
するとまた太田さんが連れて来られた学生、プログラマ-を研究されてる。
そんな関係が日増しに増えて行く中、亮太は漸く小さいが部屋を借り、
会社設立が出来たのだ。
 十一月の半ば、仲間が集まり部屋で祝う、メンバ-はあの最初に向かった
部の近藤さんと藤田さん、其れになんと太田さんも加わられていた。
心もとないが思いはでかくと寄合、何とか箱だけは小さいが出来たのだ。
直に受け持つ範囲を決めて、皆の賛同を得ると亮太は安堵、
其処にはこれから進む茨道でも頑張る意気込みを知ることが出来たのだ。
統括は亮太が受け持つが、其処は組織と運営のみと決める意味を話し、
冥々が得意とする部分を割り当てた。
太田さんは進む方向の責任者、近藤さんは、作るゲ-ムの中身を計画、
藤田さんはプログラマ-や、技術者、特に政策は何と碧さんに頼んでいた。
 其々が動く事にして、なんとか会社を動かす事を皆で賛同・・。
なにからなにまで何も無い、其処で一番肝心なコンピュ-タ-を手に入れる
事を太田さんとする。
益々忙しくなった亮太、其処から先は未開拓の地を鍬と鎌のみで耕す様な
心もとない出発なのだ。
だが志は高い、其れが知れ渡ると外部から参加したいと、希望者が増える。
特に碧さんが受け持つ作画部門は驚くほどの人が集中している。
太田さんは既に機械の選別をされて、二・三の中古の機械を調べられる。
亮太は、金策に駆け回った。
一番肝心で大変な事、何も手持ちは里の二千万だけ、会社を立ち上げたのは
良いけど、何とも心もとない、其れで碧さんが無い情を知るから家で話し、
其処を母親が危惧され、亮太に合おうと連絡が来る。
 既に妙子は覚悟していた、あの子が難義していると聞くと居ても立っても
居られない、其れ程あの事件は別に可愛いのだ。
 会うと、直ぐに会社の事情を聞かれる、「其処は知っている、金策は・・」
「それが今悩んでいます・・」「そうだろうな、妙子は既に用意している、
だが娘に聞くと幾らでも欲しいと聞いた、機械が揃わないと動けないともな」
「はい、その通りです・・」「じゃ、お前が動くしかあるまい・・」
「ですから動いている」「あのな、此れこれしますから投資して下さいじゃ、
集まらんぞ、思惑が有ると思うやないか、小僧がする事はなにと考えるだけ、
先は心もとないと判断される、銀行など門前払いじゃろうな・・」
「はい事実です‣・」「そうか矢張ね、じゃ自分で動くしかあるまいね」
「はい・・」神妙な面持ちを妙子は本当にやる瞑りと思えた。
「・・、よし、お前は此れから妙子の思うままに動け‣・」「え・・」
「いいから従え、其処は獣の世界だと思えば良い事や無いか・・」
「ええ、妙子さん・・」「いいな、金はどんな事で手に入れても、使い道
では同じ金なのだ、世に言う洗浄金だよ・・」「・・」
「其れでも金には変わらんや無いね、だからお前が其の気に為れば集まる、
妙子は既に金は用意しているが、幾らでも必要になる、投資金は沢山抱え
ても良いじゃないか、其処をお前がする事が先には大変な力に変えられる、
聞くと良い人を集めたと娘が言うからな‣・」「妙子さん・・」
「お前は獣道を歩んでこそ若者の夢を結実して進む事に意義が有るよな」
「妙子さん・・」感動して身体を震えさせ頭を下げた。

                つづく・・・。













望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・13》

 先ほどの異様な空気じゃない、前に座る子は項垂れて、覇気も無い姿、
其処を見た妙子は考えた。
「な、もう泣くなや、いいから妙子に正直に教えてくれんかね・・、
何でそうなってしもうやんや、何か有るだろうが、お前が飛びつくほど良い
女じゃ無いしな、何でや其処だけ聞かせてよ・・」
「おば、ア、妙子さん済みません、僕は異常者。其処は昨年の秋近くに気が
付いたんですけえ、言いたく無いけど、こんな事を仕出かすと気が狂う男と
みられる、でもその現場は僕のもう一つの人間がいるとしか思えんけえ、
そんで悩んでいます、でも決して誰もかれもじゃない、僕が信じる相手が
そうなってしもうた、正直に言います、郷の義母はこのため苦労して来て
います、僕を宥め賺す術は会得され、今まで育てて来てくれた。抱くなら
勉強してのし上がれ、其れでないと義母は死ぬに死に切れんけえと泣かれ
たんです。其処から僕は一心に勉強し、珠に僕を鎮めるために義母は身を犠牲
にして宥め、思いを遂げさせてくれていました。実は其処を何でか間違い・・、
妙子さんを義母と思い込んだことが事故の始まりと思えるんです・・、
如何かもう僕は諦める、こんな僕じゃまたどこかで事故を引き起こすと・・、
判ったんです、本当にすみませんでした・・」最後に頭を下げて居た。
 「・・、そうかね、辛いね、でもようお前は良い事をする事も出来そうゃ
ないか・・」「え、良い事・・」「ああ、妙子が知る中でお前は物凄い威力を
知らされた。なな、其処だけは良い、後は総て素晴しい青年やないか、其処を
隠すだけ隠せると後は理想の男や、な、いいから悩むなや其れも良いと思える、
お前はとことん思うままに生きて行けばいいやないか、事故と思う相手なら
仕方ないが、中身は凄く良いぞ、動きも相手を往かせる威力と豪快さは誰もは
出来ん地域や、其処を知ると武器にも変われるやないね・・」「武器・・」
「そうや、それを使う相手さえ見極める事だけ間違わなければ良い事や、な、
此れからもその仕事の会社、妙子も付いているし、何なら友を引き入れても
良いぞ、家は昔からの百姓だったが今は如何、住宅地に化けて周りは成金
ばっかしや、家もそうや、マンションを建ててのんびりと暮らしていたんだ、
だが、其処にあんたが現れただけやないか、こんな年の身体によう入れくれた」
「ええ、妙子さん・・、僕はそうは思わない義母といい勝負だった、その位置
が僕が憧れる区域でした」「なんと、そうかね、義母さん、幾つじゃ・・」
「三十の後半、妙子さんとあまり変わらん、少し上だけじゃ・・」
「なんと、そうかね年増が良いのか・・」「ええ、妙子さん・・」
「な、聞かせろ、いやいや抱くのか・・」「違うけえ、真底憧れたら事件に
為りそうと今思えた・・」「そうかね、じゃ娘の美沙は如何・・」
「ええ、其処は言えんけえ許しちゃんさいや」
「美沙は動かれなかったと聞いたが・・」
「ええ、そんな、出来んが大事な家の娘さんだし・・」
「じゃ妙子は義母さんに似ているのか・・」
「はい、其処は言えます、いいや義母より数段上位でした」
「く~泣かせるね、お前は女殺しや、でも其処が何とも言えないほど可愛い」
「妙子さん・・」「何もゆうな、良いね、此処は2人だけの世界にするよ」
「妙子さん・・」「泣くな、男が泣くな相手を抱いて喜ばせて泣かせろや、
無論ぶち込んでだぞ」「ええ~・・」漸く亮太の顔に笑顔が浮かんで来た。
 「じゃ如何する、外に出るか、此の侭じゃお前は納める事が無理や・・、
妙子なら構わんぞ、初めて見えた頂上を芯から挑んで登ってみたいがね」
「妙子さん・・」「外に出て腹ごしらえして、其処から任せる・・」
「・・」「返事しろ、男だろうが、構わんが思う様に動けや、妙子は待つ」
「はい、喜んで・・」「じゃ出様・・」何と二人は部屋を出て行った。
 亮太も相当だが、どっこい、妙子はその上と自分で思える。
こんな好青年が二重の人間を抱えているとは信じがたいが、泣いて詫び、
そうして事実を話してくれた。
 ここからは産まれてて来た女としてアレの極みを味わいたい、
次回でと思うなら、互いが普通に戻れるとおいそれとはいかん、
其処は長年人間として世を歩いてきた妙子には理解出来る。
変な理屈をつけて外に出た、無論歩いてだが尼崎はよく知らないから、
難儀して繁華街に到着、既に午後九時を過ぎり頃だった。
(なんと、こんな気分を味わうなんて・・此の子が悩んでいる傍に居て遣り
たい気も湧いて来る、不思議な青年やないか・・)
寿司屋に入り、妙子は亮太に食べさせると早々と外に出る、
そうしてチャッカリ来る途中の路地奥にラブホのネオンをみている。
 ここからは相手に戸惑わせることは良くない、率先し其のホテルに入り、
鍵を貰うと、妙子が階段を上がる。
何事もアレが行われるまでは先導しようと決めた妙子、本当に強い女性だ。
 部屋に入ると、まず相手を安心させ得るため電話をする、相手は娘さんの
美沙さん、友達の家で酒飲み過ぎた、此処で泊って明日帰る・・、
そういった。
「さ、お前裸に為ろうね、風呂・・」「はい、用意しますけど、本当‣・」
「あ、一度だけかもしれないが、お前の悩みを知りたいんだ身体と共にね、
もう其処は考えるな、考えるのは頑張って抱く妙子を最高な場所で味合わせ
てくれないか、今後、其処を超えると妙子も協力が出来るよ。さ~男は先に
歩くんだよ、着いて歩くね」「・・、・・」
頷いて亮太はそのまま進もうと、後は結果だと知る。
 妙子を裸にすると、なんと亮太は其処から変われる.
本当に如何してと思うほど、あの里の義母に挑んだ気持ちが蘇り変身出来た。
「あ、ああ・・、お前~~~」その妙子のサイレンで亮太は心底変化出来る。
 風呂に入ると思っていた妙子、驚く中で裸にされたら、ベットに斃され、
其処から妙子は実を任せるが、なんと気持ちが良い事か、何でも有と決めた
妙子も、こんな進め方は考えてはいない、亮太が、自分の体を愛しんで
くれている。
其れはあの部屋で咄嗟に抱き付かれた、同じ男の仕草じゃ無かった。
迎える妙子はその気、しかも一度強姦まがいに抱かれた後、
何もかも流れは初体験、今は恍惚に向かい発進中、簡単に走れて行ける。
「うわあ、あ、あ、あああああおお・・・・まえ~良いが良いぞう~良いが
あ・ソコソコ嫌や其処や~来い来い舐めてくれや、可愛いぞお前~」
唆す叫びも掠れ、卑猥さは増幅、そうして手を上にかざして震える肉が、
味をしみこませて行く。
これ程男に愛撫されたことは無い、とことん遣らせて味わうのが最高と
決めて、青年に何でもしてと心から叫んで仕舞った。
 其の無防備な姿態が、亮太を狂わせ導き喜悦の園にと邁進した。
来るわ来るるくまるですさまじい嵐の如く全てを噴き上げ舞い上がる。
妙子はしきりに凄い凄いが~と吠え捲る中で、愛撫だけで芯から飛んでいる。
 だがだが、そんじょそこらの男じゃない、愛撫を終えると今度は肉の棒が
軋しんで穴に割り込んで来た・・。
 「・・、・・、うぐッ・・」篭るうなりを出した本人が驚く・・、
強烈な刺激を総ての筋肉に伝えた妙子の身体は、亮太を迎えた事を、
其処から嫌ほど肉に染みつかされて行った。
 何度も泣き叫び往くが~と伝えると、豪快に小躍りする肉を相手に
魅せ付けて痙攣開始、その繰り返しはエンドレス状態になった。
休む間などない、男の威力とエネルギ-は人間とは思えない、
其れ程強靭で、棒がでかい分受ける妙子は砕け散り、
その中で泣き叫んで往く往ったと知らせるだけは泣き叫び伝える。
際限など無い程相手の棒は妙子の股座に詰まって動かされている。
既に気が遠くなる妙子は声すら出て来ない、何度最高峰に登らされたのか、
遂に肉が呼応しなくなり、でかい乳房だけが突かれる都度揺れ廻って
舞い踊る・・、・・、・・、陥落、声も動きも自分では叶わない姿、
口を開き泡をだす。
其処で漸く亮太は動きを止めて、妙子の身体を擦り、痙攣されているのを
手と目で味わう。
 その後、朝まではなにが何だか覚えていない、寝るとぶち込まれて起きる
だけ、其処でひとしきり泣き叫んで気絶、また寝ている間に・・、
其れの繰り返しで,流石に妙子は半病人、受け続けた結果そうなった。
 十時前、何とかホテルを出て駅に向かうが病人姿、別れも覚えていない程、
電車で揺られ夢遊しつつ家路にと向かった。

         つづく・・・・。





























望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・12》

 数日後、亮太は関西から姿を消している、レンタカ-を借りて中国道を
ひた走り、その日の夕方には実家に辿り着いていた。
家で晴子は編み物をしていた、既に谷は幼い苗がそよ風になびいてまるで
青い水の如く波打っている、縁側で晴子は座っていた。
 「え、何々・・」突然けたたましい車のエンジン音俯いて居た顔を挙げた。
「・・、え・ま・・あああ、お・ま・え・」「御免、驚かした・・」
「なんと、もう阿呆、何で知らせんね」戸惑いながら笑えた、さっきまで
懐かしいと亮太の姿を脳裏に浮かべて、思い出に浸っていたから、
驚きも半端じゃ無かった。
「来て来て、上の家・・、早くね」「・・」車を止めると出てそう言った。
「え、あの子・・」既に庭には車だけが残って、あいつは上の家にと
向かっている。
 晴子は、如何し様も無く、体が動いて、直ぐに上の家にと脚が向かう。
庭先で待つ亮太に苦笑いすると、「晴子~・・」「・・」
いきなり抱き付いて、熱い熱いキス・・、受ける晴子は身体を持上げられ
背伸びしながら体の芯から痺れだす。
 二月前、大阪で燃えに燃えた身体、その後は思い出と言いながらも毎日
亮太の事を考える日々、其れが定めかと言いつつも、何事にも耐えがたい、
あの恍惚感、其処を温めて生きると決める中で、此の衝撃が、又自分の体を
躍らせるんだと、感激している最中、晴子を軽々と抱き上げると、
もう部屋の中、あれからそのままにしていた上の家、中に入るなり、
亮太は獣に成り代わってしまう。
 会いたさが増幅する中での再会、無造作に春子が着ていた、ジャ-ジを
剥がすと、直ぐに愛撫は後ねと一言、未だ濡れていないアソコに亮太の物が
忙しくはみ出させて挑もうとする。
「待って・・、挨拶・・」何と亮太の股座に顔を埋めてしゃぶり、
最高に聳えさせる。
 「良いわ、来て来て、どんどん突いて~~』号砲炸裂,亮太が待ち望んで
居た肉体に挿入開始、生暖かい穴の中は亮太の身が迎える洞窟その物・・。
直に迎えた晴子が、猪狩上げて「あんたあんたもうあんた~嫌や~~~~、
嫌だけ~もう苦しかった、鎮めてね~」ドンドンと突き入れてくる中で、
晴子は言葉を切らさずに思いを告げようと頑張る。
受ける身は貪欲に迎え、喜びを体内で湧き出させ、とんでもない喜悦を
味わって飛んで往った。
何度も戻されるが、又すぐに頂点に・・、その繰り返しがこの子は凄いと
褒めつつ、チャッカリわが身に総てを埋め尽くす様に善がりを増幅させ
中に迎え続ける。
 休む間もなく、三十分、凄い事だが晴子は出来た。
既にとんでもない喜びの渦に巻込まれ、身体は伸び切って痙攣三昧・・、
其れを擦り、晴子の連呼はなんと晴子自身の胸に一言一言刻まれて行く。
 水を飲まされて、気が戻ると、亮太に抱き付いてすすり泣き、
こんな泣きは何時でも大歓迎、そんな思いで迎えた身体だった。
「何で、何か有ったんか・・」
「うん、相談に戻ったんだ、此れから話すから聞いてな・・」
余韻が残る晴子の体を膝上に抱いたまま亮太は話しを始める。
 なんと、十五分一言も晴子に喋らせず、亮太が熱く語る話をまるで
夢の中で聞こえる大好きなジュピタ-の音楽に似て、晴子は一番幸せな
時間だった。
 「なな、聞いてくれているんか・・」
「え、ああ、話ね、聞いて居るわ、でもわかんないけえね、お前がしたい
なら良いじゃないか、お父ちゃんの生命保険だしね、良いよ、全部でも
良いが・・」「いいや、其処は駄目、二千万貸して・・」
「お前の金じゃろうが、断らんでも良いがね」
「駄目、何するかを話しただろう」「判らんけ良い、でもしなさい」
「了解、話は其れだけですよ、じゃ又・・」
「ええ~お前~~~、殺す気か~」「死んで良いよ死のうか~」
「お前~、狂るわしてくれ~又覗きたいがこいや、とことんきんさい・
や~嫌やまた往けるがお前~~~」呆れるほど貪欲な晴子、
受け身を研ぎ澄ませて迎えて往く・・。
 夕方、下の家に戻り、戻る妹を待ち構えていた。
家の土間で立ち尽くし、大喜びされる中、妹は多少今度の話は理解できる
相手、夕食を食べながら話を聞かせる亮太が居た。
 二日間、其処に居て、手配だけ頼むと、亮太はまた関西にと出て行った。
「あらら、行っちゃったね、本当に嵐じゃ、真大嵐を巻き起こす男じゃね、
お父ちゃん、良いだろう息子が頼みにきんさったけえね」
仏間で手を合わせ、上の夫に報告していた。
 五月二十日、大学に向かうと、既に亮太を待ち伏せする女性が居た。
「碧ちゃん・・」「馬鹿、何で休んでいたん、病気か電話してもつながらん
かったやんか・・」「うん、電波が無い場所だったんだ・・」
「ええ、在るんそんな所・・」待ち構えていたのはあの松原の家の碧ちゃん。
喫茶店で経過を聞かれる。
 「え、じゃ会社起こすの・・」「うん、誘ったけど良い返事が貰えんけえ、
自分で起こそうと決めた」「ええ、なんとじゃじゃ、碧加わる・・」
「え、拙いよ、未だどうなるやもしれん中身やで・・」
「うふっ、大阪弁下手、でも良いわ、手伝うだけよ、何も知らんやんか」
「うん、気持ちだけ頂くね」だが、其処で一部始終話をさせられた。
 夕方、仕事が出来たから部屋に戻り、又も部屋で篭っていた。
「コンコン・・」ドアを叩かれ出た。
「・・、うぎゃ~何で何・・デ、おばちゃんえ・ぇおりんさる・・」
「阿呆、呼んでも会えんから出向いたんや、酷い奴や・・」「・・」
上がってと言う間もなく上がられた。
「往々、戦場じゃな、なんと夥しい書類と、散らかり様は真戦場やないか」
「済みません、知らせて頂ければ整理するのに・・」「うふっ、会えたね」
「おばさん・・」「もう何でや、おばさんおばさんと、傷付くわ・・」
「え・・」「あのな、私にも名前が在るやないか・・」「え、あ・・」
「た・え・こ・・、や」「あ、はい、妙子さん、何できんさったん・・」
「事件勃発や、碧から話を聞いたから飛んで来た」
「ええ、電話してくれんさいや、僕が向かうけえね」
「待てんやんか、鉄砲の玉が要るやろ・・」「ええ、弾・・」
「そうや、戦に弾要るやろ」「・・」「あのな、その話郷に懸込まんでも
松原が在るやないか・・」「ええ~じゃじゃ、おば、いや妙子さん・・」
「なんや・・」「僕僕・・」「なんや詰まらんと話せいや、明日金渡すど
良いな会社は興せ、其れと軍資金も必要じゃ、何でも構わんし、妙子が
後ろに控えている、いいな、命令やど・・」「妙子サ~ン・・」
跳び着いて亮太は感動する。
勢いで二人は倒れるが、抱き付いたままの亮太の背中をさすり無言で妙子
はそのままでいた。
(この子には、何時も教えられるやないか、学生で何かを興すなど有り得ない
ほど燃える男やないね・・)背中をさすりながら、自分にはこんな元気な男の
子が欲しかったと、其処で思った。
 だがだが、其の事は、亮太にとって危険ゾ-ンにはまる。
亮太は出来事を今理解は出来ていなかった。
なんと里の晴子とダブっている、此処が大阪とは忘れているし、
大興奮している間に、あの危険ゾ-ンに居ると錯覚、だから亮太が意外な行動
に移ってしまった。
何となんとキスを敢行し、その間手早くスカ-トの中に手が入り・・、
パンテイを引きちぎる様に横に除けると、相手は驚愕される間に、素早く棒を
引き出すと、乾いたアソコに向かわせ無理やり、棒を突入れる仕草を始めた。
相手は何も知らないし、怒る筈が無い出来事に驚き驚愕する間に・・、
なんとでかい物が穴を探して入り口で右往左往、其処で相手が困り、
自分の唾を手に落とすと棒の亀頭に撫でて付けた。
其れで一気に棒が挿入された。
 「・・、あ・あ・あ・あわわわああああ~~~~」
やられる相手は青天の霹靂、考えもしない事に為って行く。
 そうなると、もう止まらない亮太は、無茶苦茶、動く腰を相手の肉に
伝導させ、突くわ突いた、あらけ無い程突き入れて暴れる。
迎えるいいや無理示威をされて居る妙子は言葉が出ない・・、
何が何でこうなったかと考えようとするが、今其れ処の騒ぎじゃない、
とんでもない事が今我が身に襲い掛かる最中、駄目ともいやとも叫ばず、
叫ばれなかったのだ。
 其の動きは続きに続く、なんと駄目と言えない中で妙子は異様な気持ちが
湧きだす、其処は知らない忘れていた地域、既に女の味は忘れ去った身、
だがだが、無理やり入れられたものが普通と違うと穴から電信が走って
脳裏に来た。
其処で穴で動く棒の空恐ろしいでかさにまたまた驚愕,しかも今は辞めるな
という悪魔が息を吹き返している。
我が身の悪魔が地底から出て来ていた。
忘れていた快感など、比べ物に為らない喜悦の渦に溺れながら、なんと妙子
の手が相手の背中に廻り抱き締めてしまう。
その呼応に応じる相手、其処から一気に頂点にと上げる物凄い連突き・・、
瞬く間に妙子は昇天を極めてしまった。
昇りたくても今まで登れていない淫峰・・、其処に一気に盗著が出来た、
いいや其処に飛ばされていたのだ。
舞上がる我身が強烈に喜びで痙攣を起こし、上で暴れる相手を喜ばせた。
 其処を境に,妙子も孤軍奮闘、迎える意欲が湧くと,何と考えもしない
喜びが湧き出て、もっと来てと催促するが、如何せん世の中を知る妙子は、
此処でいがり泣くことは出来ないと知らされた。
だが、この男の強靭さは並じゃない、其処で妙子は宥める様に・・、
男の耳元で囁いた。
「凄いぞ、お前はあらけ無い威力がある、此処では声も一心に迎える事は
不味かろう、妙子は声がでかいぞ、なな、外に出様や・・」
「え、妙子さん、ああごめんなさい、なんとした事を、ああもう何もかもが
駄目になった、死にたいが・・」亮太はそのささやきで、我に戻れている。
股座は未だ聳えたままの状態で、正座して、頭を床に擦り付けて慟哭する。
其の様を見て普通じゃ無かったと妙子は知らされた。
 「御免なさい、大事な人に、もう僕は駄目じゃ、何でこんな事を・・、
済みません、許しちゃんさいや、駄目なら警察に突き出してくれんさい、
なんと馬鹿な事、今迄抑えていたのに肝心な人にこんな事を・・」
独り言だけど、中身は解る相手、泣き崩れる亮太の背中をさすり、
「良いんだよ、妙子は動じて居ないしね、ね、泣くな、男やないか、
いいから泣き辞め、話も出来んよ」そう言われる。

            つづく・・・・。






















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・11》

 五月の連休後の爽やかな空の下で、亮太は部屋に閉じこもり読書、
と言ってもそんな柔な事じゃない、分厚い本を前に汗を掻きながらせっせと
PCに何かを打ち込んで行く。
凄い数のペ-ジに文言が打ち並べられて,その横は喰い掛けのインスタント
が空箱に為って転がっていた。
先ほど気に為ると碧さんから電話が来たし、伸介からも来ているが、
手が離せないとだけ伝えたまま、専門書を読んでいる。
 時間も忘れ、気が付くと既に外は真っ暗闇、其れでも動じず、
本を読み漁っていた。
 『え、又かよ・・』携帯が鳴るから出た・・。
「あのう、お尋ねしますけど、この携帯は亮太さんの物でしょうか・・」
「はい僕ですが何方ですか・・」「美沙です・・」
「・・、あ・あお姉さん,何で如何されたんでしょうか、今何処です・・、
行きましょうか、大丈夫ですか・・」「え、ま~なんと元気そうで
よかった・・」「え、何でですか、僕は生きて居ますけど・・」
「じゃ良かった、妹が気にしてて、電話してと言われていますから・・」
「そうでしたか驚いた、でも嬉しい、今ね・・」
「あ、其処からは言わないで、見学したいけど良いかしら・・」
「え、遠いいですよ、大阪の松原からはとても遠くに為るんです」
「尼崎でしょう」「ええ、大物ですからね」
「聞いて居る、でも傍に来ているんですのよ」
「ええ~嘘、じゃ傍と言っても駅前でしょうか・・」
「それがね、あなたの住まれるマンションの下、窓からのぞいて下さいな、
二階でしょう」「ハイ直ぐに・・」
 とんでも無い程慌てて、立上がる時しこたま膝でテ‐ブルを打ってしまい
転がりながら窓を開けた・・。
「ああ~美沙さんだ、上がりますか、嫌駄目や、汚いから駄目・・」
「良いわ、判ったし上がるね」「ええ・・」
慌てるが、膝が痛くて歩けないで棒立で迎える羽目に為る。
ドアを叩かれ足を引きずりで迎えた。
 「え、何でその顔駄目なら帰るし・・」「いいえいいえ違うんです・・、
電話で驚いて立ち上がる時膝を打ったんです、テ-ブルの角で・・」
「で、負けましたの・・」「ええ~あ、そうなるんですよね、参りました」
「食事持って来た・・」「ええ、もう美沙さん困る・・」
「じゃ捨てましょうか‣・」「え、もう何でや、本当に松原の家は負ける」
「勝てそうね、じゃ上がってお掃除する」
「其れこそ困ります、とんでもなく汚いし、困ります・・」
「良いわ、其処で困っててね、美沙は構わないしどうぞ・・」「・・、・・」
呆れ果てて声すら出て来なかった。
 だが、其処から何も言われない、其れ程テキパキとかたずけが進んで行く、
なんとものの十分で、自分の部屋果と疑うほど綺麗になった。
無論タオルを雑巾にして拭かれているから綺麗になった。
 「ええ、なんと貴方、しているわね、じゃこの専門書は使えるよね」
「え、あ・あ・・・・・・此れはなんと凄いぞ、ひや~探して居たけど・・、
何かを言ってくれないと探せないと言われていたんだ、此れはそうか初級編
から中級、そうして専門書か・・、凄いぞ、美沙さん貸して頂けますか・・」
「あげます、もう今は必要ないし、貴方なら使えるかと選んで来たの・・」
「助かります、何とか周りは見えて来たが、肝心な中身が未だです」
「そう慌てないでじっくりよ」「嬉しい、肝に銘じて頑張ります、仲間にも
良いでしょうか・・」「良いわ‣・」
「喜びます、では読ませてください、ああコ-ヒ-はインスタントですが」
「用意するね」返事を忘れて、其の初級編から読み始めた。
 この男はツボに嵌ると周りが見えて来なくなる、コ-ヒ-も飲む美沙は、
黙って亮太の顔が紅潮したまま目が異様に光るのを見て仕舞う。
(この人夢中になってる本当に嵌り込んでいる・・、ならば何か出来るやも)
美沙は横顔を見ながら遠くのほうを見つめる目に様変わりする。
 其処は二年前の事、同じような男に出会うが、其れは正しく詐欺男だった、
何も異性を知らな過ぎた美沙はまんまと相手に泳がされ・・、
体を許すと本性剥き出し、其れからあれれと思う間に百万が消えた。
其処から異様さに気付いた母が男を調べさせると、とんでもない男だった、
其れすら微塵も見えなかった美沙はそれ以来男を避ける人生の道を歩んで
来ている。
だが今回は様子が変、其処は母の後押しがあった、あの松原での亮太さんと
の出会いは衝撃的、母が前のめりで亮太を気に入ってから、何時よ・・、
何時来させるんだと、妹と私に交互に聞かれている。
 自分を産んだ母の事、世間では一目置かれる存在で、周りでは確り者で
有名な女性だった。
其れが亮太に会いたいとまるで子供のように駄々を捏ねる母・・、
妹も呆れ果てるが其処は始末に負えない母の事、美沙が代表で見て来いと
言われて来ていたのだ。
 「貴方、お食事して下さい・・」「え、ああ、直ぐに・・」
返事はするが直ぐとは行かない、暫く美沙も何も言わずに座ったまま・・。
 「あ、仕舞った又だ、御免為さい、直ぐ」そう言いつつも又読み耽る。
「貴方、体壊す・・」「ええ、大丈夫ですが、ふ~凄いぞ、じゃ変換器が
大事じゃないか、其れと動画作成が大変だな、其処は専門家を知らないと
出来ないけど、機械はアメリカ製か成程な、後は何が要るかな・・」
「何されると・・」「え、そうですね、読んでいる内に機械は既におそ気に
為っているし、其れなら軽い方を選んで、日本で早く其処を作り上げる方が
良いかなと、読んでいます」「なんと、では本体じゃ無くて媒体・・」
「ああ、そうですよ、媒体です、其処なら我々でも立ち行く可能性があると
見ているんです、ゲ-ム作成とシナリオ次第で綺麗な画像も作れそう、
スキルやアプリか、此れも何とか出来そうだけど、其処も機械、突き当りは
総て其処に為るな・・機械もこのままじゃないみたいだし、買いたいけど
資金か、ようし作るぞ・・」「え、貴方・・」
「ああ、食事でしたね、美沙さんと食べましょうか、なんとお寿司か・・、
暫く食べていないな、いいや大阪では初めてかな・・」「食べて・・」
「頂きます・・」「・・、ええ~嘘や・・」
何と亮太の姿で驚いた美沙、其処には先ほどの真剣な顔つきの亮太は見えて
来ない、とゆうかまるで子供のような顔を見せている。
美佐は同じ人物かと疑うように見るが、本当に別人そものの男に見えだす。
 そうして又も本に噛付くと、美沙は呆れて、疲れが出て後ろの壁に縋り
寝てしまった。
其れすらも気づかずに亮太は専門書を読み、
気に為る部分はPCに打ち込んで行った。
 朝が来た、亮太は慌てて、大失敗を詫びる、寝ていた美沙さんは苦笑い
されているが、お客をほったらかしは酷い、でも其処は言わない美沙・・、
漸く、美沙は部屋を出るが、後に従う亮太の情けない姿に呆れて笑えた。
駅で見送る亮太に手を振り、美沙さんは帰られた。
 昼前、一週間振りに大学に顔を出す。
其処で行き為り皆を呼んで話を始め、認めていた、夥しいコピ-をみんなに
配り、後で計画書も配布、なにが何だか最初は皆が困惑して居る最中に、
此れやろうよ・・、一言言ったら、みんな唖然とする.
 「おいおい、簡単にゆうな、何で出来るんだ我々で金も仕方も知らんぞ」
「だから補えば良い事じゃろう、出来ないことは出来る人を探せば良い事、
自分で何もかもは出来んと思うけど‣・」
「じゃ聞くが資金は如何する、百や二百じゃ無いぞ桁が違うか・・」
「其処や、如何かな変換機を買い、其処で手始めにゲ-ムを造るグル-プ
を募集し様や、其処は直ぐにでも機械さえ手に入れば出来る、だから出来る
部分で起こそうか・・」「起こす何を・・」
「会社だ、事務所を小さくても借りて始めよう、なんか心もとないけど、
最初の資金は作る、そうして画像作成とシナリオと、出来れば行く行くは
スキルやアプリを作り売ろうや,其処が儲けのポイントになるし、
無料でゲ-ムさせながらスキルを販売し、なお一層ゲ-ムに執着できる凄い
物語を造ろう、総ては、日本が此れからPCや携帯で興る仕事に必ず成得る、
其処をいち早く作ろう,なな皆一緒に頑張ろうや」
「・・、亮太、本気か我らは学生だぞ」
「だから良いじゃ無いか失敗しても、其処から出直し出来るぞ、資金は
返せないけど、其処は我慢する、僕が責任もって集めるし・・」
「幾ら集める・・」「最初は資本金二千万で行く、後は借金に為るけどな」
「ええ、出来るんか大金だぞ・・」「何とかする宛も有るし・・」
「君、気は確かだろうな・・」「江坂さん、参加願いますか・・」
「俺は如何かな、他の連中から聞いてくれや・・」
「嫌なら良いですけど此処で立ち上げての意味がある、此れからゲ-ムや、
遊び心の動画で二年後は煩い程成長する元を本当は作りたいが、計算すると
五億以上機械だけで要る計算が出た、其処から益々良い機械が出来て来る筈、
だから背伸びしてたら駄目になるから、此処は媒体で頑張ってのし上がろう」
亮太が気を入れて話すから押され気味の他の人たちは言葉が出て来なかった。
 「じゃ話はしたヨ、参加は冥々に都合が在る筈、無理とは言わないけど、
出来れば此処で立ち上げて様子を見てみたい、此れからの世は出来上がりを
薦めるのじゃ無くて、みんなの先頭を走り続けたい、二日後、皆が考えて
良い意見が在れば知らせて欲しいです、以上・・」
亮太は話し終えると、椅子に座り、気が抜け出すのを知らされた。
其れだけ皆は思いがけずに話にはのってくれなかった、でも言いたい事は
言えた、そう思うと、此処での役目は終わりかなと思え出す。
 其の後、亮太は部の部屋を出て講義を聞かずに校門を出て行った。
 「おい、聞いたか、凄い事だけど我々じゃ無理やな・・」「・・」
「なんじゃ、話聞かせんか、なんであいつが頭に血を登らせて喋るまま
任せるんだ、俺なら参加せんが・・」江坂が吠えた。
「お前な、其処は言わんほうが良いぞ,あいつはあいつなりに考えて来て
いるんだ、出来る出きんは別じゃろうが我々は学生だぞ、夢を語るも大学
の中じゃ、誰が学生で起業を起こせる、失敗は目に見えているがよ・・。
俺も参加は考える、後藤は如何や・・」
「俺か、感心して聞いて居たね、良いか、今まで俺たちは此処に集まり
世を儚んで夢を語るために集まり、他所の事を罵り、其れで鬱憤晴らし、
其れだけじゃ無かったか、あいつは其処は参加していない、
未だ大学一年生だぞ、そいつがあそこ迄熱く語っただけでも凄い奴じゃ
ないか・・、そうは思わんか・・」
「其処だが、話す事は誰でも出来るぞ・・」
「じゃ、お前論文形式でその事を造り話さんか、出来もせんくせに何か
したいと言うのはお前が一番おいいぞ、判るか話だけでも凄いと俺は
思えたぞ・・」後藤がそう言い放った。
 だが、その後は何時も快活な連中だけど、話は出て来ない・・。
すでにその部屋には人は誰も居なくなっていた。

              つづく・・・・。











望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・10》

 いやはや、亮太はとんでもない木偶の棒だと嫌ほど知らされた。
田舎出で何も知らずに猛勉強をしただけ、しかもそれは過去十年間の問題集
を幾つもの大学からの出題を頭に叩き込んだだけ、其れが現実大学に入ると、
何も知らないと頭を殴られる程衝撃を受ける。
其れ程素人だって事やと歯を食いしばって悔やんだ。
 「亮太さん・・」「ああ碧ちゃん・・」
こうも会うともう相手ににらまれる蛙如き、其処は観念して、コ-ヒ-を
付き会う。「そうね、じゃ詳しくは判らないんだ・・」
「そうなんだ、悔しくて・・」「じゃ一度兄に合う・・」「え、何で・・」
「兄は大手の研究員よ、内緒は話せないと思うけど、大まかには話してくれ
そうよ、会社の極秘は駄目だけど世界を跨ぐ女性なら聞けそうよ」
「え、ではお兄さんは・・」「うふっ、実は姉よ」「ええ、何で・・」
「言わないでよ、姉がそんな会社に居る事言いたくない、男勝りなんよ」
そう言われる。
 だが、関係する会社なら話が聞けそうと思う、亮太は会いたいと咄嗟に
口に出す。
「良いわ、聞いて見るね・・」「碧さん御免な・・」
「ううん、力には為れないかもしれないけど、姉なら話してくれそうよ」
其処で携帯で話をされる。
 「良いわ、夜なら家に来てと・・」「凄いぞ聞けるんだ・・」
「中身は知らないけど,興味が在る人とだけ使えたわ・・」
感謝する、其処で何と碧さんの住む家にと向かう事に為った。
 だがだが、生涯途轍もない事を耳にする。
既に日本は世界に先んじて、その部類の研究は進んで来ていると恐ろしい事
を聞かされる。
「では日本でも・・」「ううん、そうじゃ無くてね、日本は今までどんな事
にも先を見据え、基礎研究に政府も力を入れてくれているの、だから世間は
知らないけど、その基礎研究には莫大な資金投入と、人間を育てて来ている、
だからどこにでも製品は精密に為れば成程、中身には日本の部品や基礎機械
が備わっているわ,何処何処の会社は如何かと並べればきりが無い程世界を
網羅してる、知らないだけ、だって織物会社や薬品会社や、果はセメント
から家造りの会社や調味料の会社まで、専門を決めて深堀して研究し・・、
本来の仕事の他なのに先を見て手を出してくれているの、特許を取り其れが
日本の財産なのよ、だから今回の携帯でも既に基礎の部品の多くは日本製、
其れが次から次と成長するから、世界は其れに振り回されている。
今後は其処に中国が割り込んで来る、絶対にそうなるから、日本は既に製品
から手を引いて、その製品の部品を発明からも進歩させ続けて来ているわ、
でもやがて其処も中国が掌握するでしょうけど、既に其処からまた違う世界
に此れから宇宙も其の戦場に為る、日本は其処を睨んで進んでいるのよ。
もうやがて通信衛星が打ち上げられる筈,其処もほとんど独自の開発で
ロケット製造も大手が始めているし、其処はやがて打ち上げられる」
「何でロケットが要るの・・」「其処はね、今はアメリカの通信衛星を
借りているの、其処を中継点で電波が出る、無論ややこしい暗号で飛ばして
いるのよ、其れがみんなの携帯の通話に変化するのよ」
「なんと、知らなかった、てっきり海底ケ-ブルかと思い込んでいたが、
知らない事とは言え、日本が其処を頑張っているとも知らなかった」
正直そう思っていた。
「だから、色々よ、其れで聞いたけど、研究したいの・・」
「え、今は其処まで考えられないけど幾らか参加して見たいんだ」
「え、PCなの携帯なの・・」「どっちでも其処すら決めていないけど、
僕等でも何か入り込める余地は無いかと探して居るんだ・・」
「聞いたけど仲間がいるそうね・・」
「僕は新参者だけど、話を聞いて居ると途中で訳が分からなくなるんだ、
自分に失望しています」「ま、其処は仕方が無いわよ、今までそこに
のめり込んでいた訳じゃ無いし、此れからよ・・」
「でも割り込むほど柔な部分じゃ無いと思える、悲しいかな、何をすれば
良いのかさえつかまれて居ないのです」
「正直な人ね、碧が推薦するだけは有るわ」「御免なさい、素人が来て」
「嫌だ、そんな言い方嫌ですからね、自信を持っててね・・」
そう言われるが、今は本当にそうだった。
 家で聞いて居るが、家にはいると碧さんの姿が見えない、
部屋は最初からお姉さんと二人きりだった。
 「お姉ちゃん、食事で来たヨ・・」「有難う、行きましょうか・・」
「ええ、僕はそんな積りじゃ無いし、迷惑かけるから帰ります、勉強に
為り、一度専門書を読んでから、疑問を聞きに来て良いでしょうか・・」
「良いけど、今夜は食事しませんか、用意しているみたいだしね碧・・」
「何よ、帰るなんて、酷くない」「え、でも迷惑かけるし・・」
「亮太君、あんたね、もう迷惑かけてんのよ、食事あんたの分残すの誰が
食べるんよね、ねね・・」「あ、そうなるんか、仕舞った、先に言えば
よかったんだ。御免なさい謝ります、気転が利かない田舎の子供です、
許しちゃんさいや・・」大事な場面では訛りが出てしまう亮太が頭を
下げて謝った。
 「ええ、あんた、なんと真面目な男やね・・」
「え、ああ・・、お母さんでしょうかお邪魔しています」
「いいから、遠慮は無いやね、あんたが気にいっているんよ,ささ食事
してから考えようかね・・」「ええ、食事してから・・」
「あ、そうか、食事を断っていたんかね、笑えるが其処は如何でも良いが、
値打なぞ無い私らも田舎もんゃ、私らも五十年前まではここ等は皆田んぼ
ゃったんや、其れがお金に化けて変わっただけじゃないね、元を質せば
同じ部類じゃ無いかね,遠慮なしで食べんか・・」
「お母さん、感激ですけえ・・」
「ええ、幾らでも食事の後で感激しててよね」大笑いされた。
 「どうぞ・・」「え、御主人が来られるまで待ちます・・」
膳の前に座ると亮太が主人が居ないからと待った。
「ええ、あんた、待てるかね・・」「ええ、失礼に為りますから待ちます」
「そうか、じゃ私らで始めようか待てんがねあんな奴・・」
「そうやね、待てん、お姉ちゃん・・」
「そっか待ちきれんのが正解ね、本当に待てんお父ちゃんだったね・・」
「え、だった・・、ですか・・」「そうや、だったで区切れるやんか」
「何でです、お出かけでしょうか・・」
「ええ、二年前からお出かけに為られたよな碧・・」
「ああそうや、其れでコンクリ-トの台の上で寝かされ、果は火が燃える
だろう穴に入り、其処から戻られていませんけど・・」
「あ、あああ~~またやらかしたぞ、もう何度も済みません・‣、
許しちゃんさいや、この通り・・」
頭を床に擦り付ける姿に、家族の女性達は大笑いされた。
 だけどその姿は、此処の主の母親には強烈に印象を植え付けてしまう。
「明日は朝からかね碧・・」「ううん昼からで良いわ、講義聞きたいのは
昼からやね・・」「亮太さんは如何・・」
「え、僕は午前も午後も暇ですから、大きな本屋に向かいたいけど碧さん、
何処がええかいのう・・」「ああ、紀伊国屋がええかいと思うがな・・」
「ええ~お前呆れるが、可愛そうじゃないか亮太君が泣くぞ・・」
「お母さん、すでに此処で滅茶苦茶になりそうで、心では大きな涙溢して
居ます」「往々、そうじゃろうな、此処は女地獄の家じゃが、お父ちゃん
もこき使われてな早死しんさった、この言い方で良いかな‣・」
「訛りは真似せんでくれんさいや、音が高低差が在り聞きずらいけええね」
「はいはい、相済みませんね,では紀伊国屋にいきんさるんかね」
「上手い、そうや行けたらな・・、もうお母さん笑えるけえ・・」
又また大爆笑、堅そうな姉もお腹を抱えて大笑いされていた。
 酒を飲み始められだす中、「美沙や、何か亮太に仕事作らんか・・」
「え、何言っているんね、亮太さんは学生じゃ無いね、無理や・・」
「何でじゃ、だって学生デモ起業家は居るやないか、テレビで見たぞ、
なんか仕事作れや、私が資金出すぞ・・」
「ええ~何でや、お母ちゃんぼけたんか・・」
「ああ大呆けや、この方に呆けたぞ」「ええ、じゃじゃ亮太君にか・・」
「そうや、とんでもなく気は良くて、そんでな母のハ-トを鷲掴みされた
のや、此処は男に恵まれて居らんやないか、其れでお前から聞いたら
すでに両親が亡くなり、今は義母とその母親の娘だけと言ったよな・・」
「うん、そうやでもなんでなん、意味が判らんがね」
「家は男日照りやないか、お前も姉もろくに男を捕まえんと勉強し腐って
ばかりじゃ、妙子は生きてても面ろうないんや、ここ等で何か異変を
起こそうやないか・・」「それでも投資とは豪儀な事・・」
「出来んと思うんかね・・」「ううん、お母ちゃんなら出来そうだけど、
何で亮太君か聞きたいし・・」「お前は嫌いなんか・・」
「え、其処は・・、よう判らんけど・・」「けどなんや・・」
「だから判らんのや其処は・・」
「お前な逃げるぞ、この男謝る事が上手いし、逃げた後、悔やんでも遅い」
「お母ちゃん、何で今夜は変やないか・・」
「変にも為りたいが、二人して男を横に置きっぱなしで勉強か呆れるが、
お前等は子供を産んで何ぼのもんじゃ無いかね」
「ひや~蔑視言葉吐いた~・・」碧さんが大袈裟に驚かれた。
 だけど本当に家の中は健康な笑い声が絶えない、其れ程仲が良い証拠、
亮太は漸く大阪に出て、気を抜いて笑えることが出来ていた。
 その後引留められる中、何度もお礼を言いつつ家を出て、駅に向かう。

           つづく・・・・。


















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・9》

       【 世間に押し出された獣 】
 尼崎の阪神電鉄駅から十五分の所に東大物という町が在る、
晴子は探した部屋がその名前の土地と知ると大笑いする。
「亮太、大物やで・・」「変な名じゃね」互いが大笑いして、
細長いマンションの二階に部屋を借りる事にする。
 翌日から三日間、晴子は生活用品を買いに駆けまわる中、亮太は電車に
乗り込んで散策、大学に通う道を調べて歩いてみる、其々が今後の為にと
動いていた。
 愈々別れる日が迫る前の晩、部屋では抱合う事が儘為らぬ、
壁は厚いか薄いかさえ判らないから、又も外で夕食を済ませラブホ探し、
見つけてその夜はあのおぞましい抱き合いが行われた。
散々善がらされた後、晴子は泣いて亮太にしがみ付き、負けるな頑張れ
晴子は里で大人しくまっていると言いながら、又も大汗を滲ませていた。
 母がとうとう帰ってしまう、新大阪駅は尼崎から近い送ると駅を出て、
帰りは歩るけるまで歩こうとて行こうと決めて、歩き出す。
地図では相当近くに感じるが結構遠い、其れでも見学かてらに歩き通して
部屋に戻れた。
高価な携帯電話を買い与えてくれてる、其れで電話すると義母が出て、
其処で折り返しかけると言われるが、お金は同じ財布じゃと大笑いした。
長い電話が亮太を安堵させ、その代わりプレッシャ-も懸って来る。
 そんな会話を終えるといよいよ此れから本当に独り暮らし、
気が付く義母が,簡単な料理本を買ってくれている、
其れを見て作りなさいと、本を手に取ると義母が浮かんで来る。
 四月、入学式は義母は来ない,既に郷は忙しい季節に為る頃、呼ばないで
独りで大学の校門を潜る。
 「もう止めてくれ~、恥ずかしいじゃないか、もうおふくろ勘弁してよ、
大丈夫だからさ・・」そんな声が聞こえた。
「え、何や、変か・・」立ち止まっていた亮太を見つけ、
「え、そうでも無いけど良いなと聞いて居るんだ・・」
「何が良いんか、俺の身に為ってみろや、もう直ぐ十九ゃないか、そんでも
付いて来るんじゃぞ」「良いじゃないか、君も其の御腹の中で育てもろうて
いるじゃないか・・」「ええ、あんた、何処の学部や・・」「経済・・」
「良いな、俺は嫌々電子工学や・・」「え、良いぞ其処はこれからの世界が
覗けるが・・」「え、君は名前は・・」
「おう、もうされるな、よしんばそこを尋ねなさるならそなたが先に名乗る
べきじゃないかね・・」「うひゃ~、何やおもろいが、なんと時代劇か・・、
ようし任せ、拙者は聞いて驚くな、後藤伸介と申す、そなたは・・」
「我は田舎出の芋侍じゃ、今後とも宜しくな・・」
「ひや~聞いた、おふくろ、おもろい遣っちゃで・・」
「済みません、此の子寂しがり屋で付いて来て怒られています」
「いいや、心では大感謝されていますよ、もう入学式も最後と思えるし、記念
ですよね」「ええ、そんな事で、貴方は・・」
「僕は田舎ですから、今は母も忙しい季節になるから呼んでいません」
そんな会話をする亮太だった。
 式を終えると、真っ先に義母に電話し、遂に晴れて大学生と為れたと思った。
 四月の半ば、なんとなく大学生活も慣れて来た頃、キャンパス内の長椅子に
座っていると・・、「ああ~居たぞ、ななおもろい奴がいるが・・」
「ああ、そなたは・・」「おう、また会いましたな、奇遇とは此れですかな」
「ええ、後藤君なによ・・、その会話」「あはっ、会った時の約束事なんや、
おもろい遣ろ・・」「うふっツ、吃驚したやんか、もう驚かさないでね、
今日は・・」爽やかな顔をして長い髪がそよ風に揺られる中挨拶をされる。
「どや、再会を期してお茶せんか・・」「良いね、行こう」
誰も知り合いは未だ出来ていない時有難かった。
 粋な喫茶店で座り、自己紹介を相手の女性にする。
「ま~、亮太君なの良い名ね、私は佐伯碧、伸介君とは同じ高校を出たの、
二人が合格したのよ」そう言われた。
聞くと、家から通う距離、其処は羨ましいが、独り身も良いかと思い始めて
いる時に聞かされる。
「なな、俺はプログラマ-に興味が在ってな,其処のクラブに入ろうかと
悩んでいる、君は・・」「僕は未だ、何も分らんから後でと・・」
「何でや、判らんから早く部活に入るんだよ」
「そうなるんか、じゃ僕は携帯に興味が在るけど、何処の部が良いんか・・、
判らんが・・」「じゃじゃPCクラブが良いわよ」「え、何ですか其処・・」
「聞いた話だけど、なんか携帯やPCで何か起こそうと考えているグル-プと
聞いて居るけど・・」「え、有るのそんなのが・・」
「有るわ、小さな部屋だけど見た事在る、校舎裏の建物に沢山部が存在して
居るから其処行くと見つかる」
「そう、有るんだ、じゃ明日にでも見てみる」
「何で、そんな事に興味が在るなら、経済学部は違うだろう」
「だよな、取敢えず受けたんだ・・」「ええ、じゃあんたは競争率が高い学部
を取敢えず選んだというの・・」「そうなりますね・・」
「驚いたぞ、そんな男が居るんだ、てっきり目的があってかと思ったやないか」
「在りそうで無さそうじゃね・・」「何や~またや、敵わんな・・」
三人が大笑いする。 
 だが、その相手と長い付合いになる、其処は後だが今はその部を見つけて
訪問をする。
大歓迎をされる中、なんと部活は少人数だった。
二年生後藤智樹、江田紘一、二年生、今休部している人が二人いると聞く。
でも、直ぐに知り合い、いいや友達になれる程懐が広い連中だった、
話は総て携帯とPCの話しだけで、色気もしゃしゃりけも其処は存在して居ない、
部屋はうす暗く、古いなんて代物じゃない、勝手に看板を挙げて部を名乗り、
居つくだけと大笑いされる。
其れで機械という代物は皆無、卓上で計画を練り描くだけで問答が出来る,
簡単そうに見えるが専門用語が飛び交う,其処にしばらく居て、
気が変になりそうだから外に飛び出た.
 「あら~、待ち伏せ成功よ、ねね言った通りでしょう・・」
「あ、この間は有りがとう御座いました」「え、何よ碧・・」
「あ、其処ね、喫茶店で奢っただけ安いし、お礼はせんといてね恥ずかしい
やない」「いいえ、其処はケジメですけえ・・」
「けえ、って、あんた何処から出てきたん・・」「はい、ド田舎の猿です」
「ま~聞いた自分から言うてはる~・・」三人が大笑いされた。
「ねね、今度は食事如四人で・・」「え、ご勘弁を恥ずかしいし、食事作法
がまるで駄目、箸だけは器用に使えるけど,おこがましい場所は逃げる」
「ま~先手戦法ね、負けませんからね・・」
にこやかに笑われる中、嫌だと言い張るが連れられて校門を出てしまう。
 いやはや危惧するほどの相手では無いと見えた。
会話が飛び交う中、皆が明るい顔、其れでしなやかさは壊れていなかった。
(なんと都会育ちって此れか~、見事だが・・)助かったのは焼肉パ-テイ、
其れなら任せと従い店に入る、其処は食べ放題と聞かされ仕組みが判らず、
碧さんに聞いた。
だがそれが大問題に発展し、独り占めは駄目と女性三人が大騒ぎ。
溜まらず亮太が割込んで入りお願い、「其処は揉めんといて、僕はそんな
値打ちなどありゃ~せんけえ・・」「ええ、今何とありゃ~せんけえ・・、
なの・・、く~良いわ大好きその言い方惚れるが~~」
其処で大笑いが起り、亮太は遂に焼き肉を仇と思うほど食べ続けた。
 ビールを豪快に飲まれる中、亮太だけはビ‐ルを飲んでいない、
他の三人は二十歳は超えて居られるかも知らないが、女性は既に二十歳過ぎ
の顔つきと化粧、其処は男と大違いだった。
 そんなこんなで、なんと寂しい時期に懸るが、どっこい亮太にはその単語
が今は見当たらないし、探しても居ない、都会を満喫するようになってくる。
 五月に入るが、流は変化なし、有るのは二度も伸介と会い、楽しい時間を
過ごすことが出来ている事と、部ではもう本当の仲間に馴れた状態・・、
そんな中で気に為るあの碧さんとはその後二度合っているが、
其処は変わりない食事や、コ-ヒ-を飲んで話をするだけだった。
 そんな日々の中、部活は大騒ぎ、何事かと亮太も行くが・・、
「お、きたな大変だぞ、これ見て・・」雑誌のペ-ジを指で刺されていた。
「ええ・・、何で何で出来るんか・・」「あのな、携帯だからさ・・」
「だって、電波飛ばして会話するだけと、今はメ-ルも出来る器具が出来て
いるだけ・・」「そうなるんだが、もう世界は先を覗いているんだ・・、
やがてメ-ルも日本では出来ると聞いて居るし、此れは急がんと乗り遅れる
ぞ~、会議だ、ええいめんどくさい、エレクト部を呼んで来い~江坂・・」
「おうし任せ行く・・」「おい、遅れたが、日本はなにしているんだ・・、
此れじゃ手遅れだろうが、大手は手をこまねいてまた輸入か何で出来んのや
もう頭が割れそうじゃが・・」後藤さんが大きな声で叫ばれる。
其処に二人の学生が部屋に来られる。
 驚く話を聞かされた、其れは携帯で今後できる事を並べられているが、
其れが何で出来るのかさえ知らない亮太が居る。

          つづく・・・・。


























望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・8》

 (驚いた・・、何で其処まで上がれたんだろう、此の子が連れてってくれた
んだ・・、恐ろしい子供・・)
晴子は未だ余韻に肉が小躍りし震える中、相手が言われた侭事後処理をする
湯を桶に入れて戻る。
晴子は身体を丁寧に拭く相手は紛れもない我が義息子、
其れが今迄体にもぐれ付いて晴子を登らせてくれている。
何が如何してこうなって来たか今は問題じゃない、此れからが大問題と思う。
(此の侭埋もれさせるの勿体ない、どが~すれば伸びていけるんだろう・・)
目の前で動き晴子を拭く相手を見詰めながら、思いは益々愛おしくなる相手、
其処をどう伸ばそうかと又も考えだす。
 「有難う、合格よ、此処まではね、でも其れじゃ普通より少しマシだけよ」
「義母さん・・」「あんたね、義母は無いわ、この家では晴子と呼んで・・、
そうじゃ無いとしらけるし、義母の姿じゃ男を迎えられんが、判るじゃろう」
「そうか、そうですね、じゃ晴子さんと呼びたい」
「良いぞ、そうじゃ無いと迎えんからね、と言っても既に亮太の凄さが肉に
染み込まされているしね、困ったね」苦笑いされた。
「何か飲む・・」「あ、そうだ、晴子専用でビ‐ルが在る」「持ってくる」
(うふっ、良いねこんな事も良いじゃないか、あいつを上にと進める事だけ
考えようかね・・)今迄この家にはいるまでの晴子は何処にも見えない姿、
 ビールを、ゴクンゴクンと喉を鳴らして体内に迎える。
 「おう、そうや、お前聞いて・・」其れから晴子の話を聞く亮太。
人生はこのままじゃつまらない,お前は此れから上にと上がれ、
普通じゃ無い道からだぞ、其れにはまだまだ磨きが必要だけど、
お前なら其れは出来る、晴子がそうさせると断言する。
一番は考えを変える事、其処は諄く晴子が言い出した。
「良いか、世の中は男女だけだ、だが其処も中身はまちまち,愛と恋は大事
だが、男が生きるには二の次の位置、女はそうじゃ無い部分が男より大きい、
だからお前はその道を避けるんだ。避けるより向かわない方向に進め良いね、
其処は誰もが踏み込める世界じゃない、其処は愛も恋存在してはいけない道、
多少は仄かに芽生えるだろうが、其処が主役じゃ無いんだ。まともな道は
決め事が多過ぎ、あれも駄目此れも必要無いと色々有るんだ、だがのう、
お前が進む道はそれらを省く道筋や、其処は愛も恋も大事にしないほうが
歩き易いぞ、何故か、其処には踊り場が無い道、しかも道はエスカレ-タ-
でも高速エレベ-タ-のみじゃ、考えろやその道はな例えれば高層ビルを
脳裏に浮かべろ、しかも非常階段を考えてみ、其処は階段だけが存在する
だろう、然も高層ビルならとんでもない程の階段がある。其処を上がるのが
愛や恋なんだ、途中で幾つもの踊り場が在る、其処で一息となるだろう、
其の踊り場こそが考える位置に為るんだ、幾つも最上まで踊り場は作られて
いるぞ、其処を登るのが普通の男女たちだ、良いなお前はその高速ビルで
エレべ-タ―にだけ乗るんだ、高速でだぞ、上には一気に登れるし・・、
降りるにも早い、途中で降りて道草も出来る。其のエレベ-タ-は情じゃ、
情はたやすく手に入るし手放される代物、後腐れは多少あろうが、愛や恋
とは天と地ほどの差がある。其処はお前が手に入れることが出来る筈・・、
其れをはぐくんで楽しむだけ、珠には利用も出来るが、愛や恋はそこが
ややこしく、揉める元、時間を費やして育ててきた愛は恋、其処まで到達
するには時間と労力とお金が費やされる、其処が念頭に有るから揉め事も
深い、だから別れや離婚が難しいのは其れが由縁なのだ良いね、
其れを避けると先に薦めるんだ、お前は獣を持って生きる宿命じゃろう、
其れなら上がる事は階段じゃ無いぞ、エレベ-タ-しか使うな、情で最高に
お互いが楽しめば良い事じゃろう、其れが出来ないなら、晴子は今後は協力
は出来ん、色恋を求めるなら、進む方向も違って来るが、如何思う・・」
長い話だった。
 だが亮太は幾らでも話が聞ける、既に肉を割り行った体が横たえ、
話される間でも晴子の体を触れているし、言われる事も理解が多少できた。
「では、僕は・・」「ああ、色恋抜きで抱く、無論情は幾ら深くなっても
良い、其処は愛と恋とは別の区域,此れから晴子が言った事が当たる事が
多いい筈じゃが、間違わんとその道だけ歩むんだよ」「晴子・・」
「うふっ、よびすてかね、良いわ聞こえると身体が、もうあんた~其処
弄らないでよ、これ~・・」内ももを擦られ晴子が身を捩る。
 「え、あ、ああああんん、もう馬鹿~~~」
亮太の顔が晴子の股座に埋もれていた。
 其れからは当たり前の道が開いて行く、自ずから晴子の股も開いてる。
最初より濃いい行為は晴子が主導、今度は晴子が亮太を攻撃する立場、
最高な心地良さの中で意外にも亮太が吠え捲り、ハルコ-ハルコ-の
連呼だった。
たわわな乳房が、上で動き捲る晴子、其の動きと真反対に揺れ飛ぶ豊満な
乳房は豪快そのもの、そうして上で腰使いが見事な晴子は、何度も自分
から求めて昇り詰めると・・、イグ~~~と泣き吠える。
その甲高い声と低い唸り声は絶品、下から亮太が泣く程イケイケ―・・、
と叫んで迎えるのだ。
凄まじい善がりと、晴子の肉体は何事にも代えがたい素晴らしいものだと
亮太は知ってしまった。
 朝方、家を出る晴子の眼に涙が浮かんで、朝日に光った。
だがその姿こそ、晴子が求めている亮太に遺伝する、其れが功を奏して以後、
一週間に一度、そんな夜を二人は待ち構えて抱き付いて来た。

 翌年の二月末、晴れ晴れとした姿を太陽を浴びなが亮太は浜田市に居る、
其処は自動車学校に通う姿、大阪の大学試験に合格し、泣き叫んで喜んで
くれた義母、無論妹もだが、其れが田舎の高校では一大事、
初めて一発で合格した生徒となる。
 義母がご褒美だとクルマの試験に向かわされてくれる。
此れがどれほどでかい事かは周りがよく知っているし、大感激をされ、
義母は毎日喜びで泣き通し琴音が笑うほど喜んでくれている。
 義母とは約束通り、勉学に励む亮太を肉で支えてくれて来た義母、
喜びは抱かれる時と優るとも思えるほど我が事のように喜んだ。
それが抱かれる際に確実に現れ、もう晴子は日曜日がどれだけ待ち遠しい
事か、掘り起こされた晴子が抱く内部の獣の性根に水を与え育てたのが
間違い無く亮太だった。
 三月中旬、義母と共に大阪に出て、下宿かそれとも小さな部屋かと
悩んでいたが、亮太が独り立ちするには自炊が一番と晴子が薦めて、
大阪近辺では家賃が高い、其処で調べて尼崎を選んだもの2人でだった。
 だが関西に滞在する間、まともなホテルは高価、其れで観光をしまくり
夜は夕食を二人で食べるとラブホ泊り、しかも毎夜場所を変え泊る二人、
勿論そこで誰も真似できない程貪欲に互いの肉を揺さぶり、
泣きじゃくり吠え捲る二人だった。
だがその先は晴子が怖いと思う地獄と耐える日々が来る事を知るから、
交わりは壮絶極まりない。
 ラブホでは今夜もひと月分、明日もひと月分迎えるけえ、壊れても
良いが、お前が一番と肉が叫んでいるしね。
と言いながら抱かれ泣き飛ばされ続けた。
 晴子もいよいよ別れの前日、縋りついて、泣いてあそこに訪問は出来ず、
亮太は慟哭する義母を固く抱き締めて夜を明かした。

             つづく・・・・。













望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・7》

 平成五年十月、亮太の生活が様変わりする。
念願の事が成就出来る日が遂に来た、あの義母がその道にと自ずから足を
踏み出す姿が垣間見れる。
此れから三か月少しは苦闘の連続、だがその間傍にあの憧れの義母が居て
くれることを約束してくれたのだ。
 亮太は、既に自分が普通じゃ無い事は、あの平静な時の自分では考えられ
ない動きを思い出すと、本当に二重人格者と思える。
其処を危惧する義母が亮太が大学試験に受かる様に・・、身を挺してタッグ
を組んで歩もうと決めてくれたことは、わが身が助かる。
それだから、こんな無謀な計画も叶って来る。
総ては、亮太の身体の異常さを日常の生活で分けて生きるためと今思えた。
 夕食を食べて、亮太はなにも告げずに、家を出ようとする.
「お兄ちゃん、頑張って琴音応援するけえね・・」
その声を聞きながら、満月に近い月が山上から顔を出して来た頃、
奥の家にと坂道を登る姿、周りから虫の音色を聞きながら向かう。
 (遂に来たぞ・・)感無量な面持ちで、義母から渡された家の鍵を刺込んで、
カチャリと音を聞くと、一度深呼吸をする。
家の中は真っ暗だが、既におおよそ見当がついて居るから電気をつけると、
土間から部屋が見渡せる。
自分が住んでいた家の中より整っている。
其れは、此処の家に住まわれていたお婆さんのリハビリにと改造された家の
中、五年前町からの補助が出ると決まると改造されている家だった。
 (来た・・、此処か・・)部屋を廻り、そうして浴室まで覗くと台所で湯を
沸かし、此処で最初の動きはコ-ヒ-を沸かす事に為った。
 何と楽しい事か、総ては亮太の生活は此処から変われると思うと、
体が震えるのを抑えきれなかった。
奥の部屋は婆ちゃんが寝ていたベットが在る、寝具は総て義母が先日来て
天気干し済、そうして勉強部屋は仏間にテ-ブルと座椅子が置かれている、
何もかも有る物は殆どこの家に以前から有った物、持込んだのは勉強道具
と着替えのみ、其れだけここは何もかもが揃っていた。
 コーヒ-を持ち込んで、部屋に有る書棚に参考書や問題集を並べて、
一息つく、天井は漆塗りの間、最初に仏殿に手を合わせお世話に為りますと
暫く目を瞑る。
 「さ~、遣るぞ~~」咄嗟に吠えると、此処での動きと計画書作成、
其れは受験日迄きっちりと刻んで過ごすためでもある、
無論その中には義母が来て印をつけて貰えるように枠を造って行く。
 午後八時過ぎ、家の玄関口が音を立てて開いた。
義母と判るが、直ぐに部屋にとは来てくれなかった、動く気配は判るが、
姿は見えない、冷蔵庫を開けて何かを入れる仕草か、何か音が微かにするが
其処も意外と楽しめた。
「亮太、最初に話をするよ」「うん・・」
 其処から義母の一人喋り、メモをしなさいと一言告げると、出るは出る、
口から呆れるほどの言葉が出て来た。
 「ええ~・・」「聞きなさい、未だ有る・・」五分間は義母の言葉だけが
聞こえる、「ふ~言えたが,良いなこの事は守れ、そうでないと何時でも
晴子が決め事を止めるよ。其れだけお前が頑張れば今言った事は叶うよ、
良いね‣・」「・・、うん判った守るね、其れで義母さんが来てくれるなら
頑張れる」「阿保じゃね、何でこんな体がア、ソコはゆうまいね、此れから
進む道は、誰もが出来ない事をしつつ歩もうかね、総てはお前の為だよ」
「有難う・・」「馬鹿ね、じゃ何時も来るけど、大事な事は何時でもとは
行かないからね、言った通り、晴子が決めた日曜日はお前の動きに任せる」
「うん、いいやはい・・」「良い子だ、コ-ヒ-残り在るか・・」
「有るよ‣・」聞いて部屋を出て行く。
 戻ると、「如何する、最初の夜じゃ、お前・・」
「うん、あ・ハイ僕をその方に導いてくれんさい、体を習い覚えさせたい」
「良いね、勉強じゃね、此れも先々大事になると思うけえね、晴子はその
道の指導者かね」「お願いします・・」苦笑いされる顔が眩く見えた。
 だがだが、其処から直ぐと燃えたいが、事実はそうじゃ無かった。
「良いか、義母が獣に成り下がってでもお前の為にと来ている事だけは忘れ
るな、此れからは女という獣の本性を魅せる、誰もが持つ中で世間では出せ
ない出したくない急所じゃ、其処を見てお前は考えて都合がいい方に進める
ように導いて遣る、最初は女の身体を探検見学じゃ‣・」「えっ・・」
「黙って居れ、良いね、今から始めるよ・・」「はい・・」
何と色気もしゃしゃり毛も其処には無いと知る。
 十月と言えどまだ少しは暖かい夜、晴子はゆう事を言った後立上がると,
なんと義息子の前で、衣服を脱ぎ落し、素早く素っ裸になる。
 「・・、・・」その姿と動きを見る亮太は・・、唖然騒然・・、
瞬く間に憧れて居た女体、しかも義母の裸は蛍光燈に浮出て座り見上げる
裸は後光が射すほど綺麗だった。
「見て良いよ、でも此処の部屋は此処迄、続きは寝室に行こうか・・」
「はい・・」従い行くと・・、「お前も裸になるんだ」「はい・・」
義母はベットに座りそう言った。
 『なんと~・・、なんと良い良いじゃないか、あの時はなにが何だかと
思ったが、此れかね、凄いよ、如何して作れたんだ・・」
「義母を思い浮かべて扱いて来た、でも今は恥ずかしい・・」
「うふっ、良いよ、これ使う様にしようかね、強姦じゃ女は味わえないから、
へ~でかいね、其れと良い体しているよ」「義母さんこそ凄く綺麗・・」
「阿保じゃ、こんな体何処にでも有ろうが、でも真底従うのは最初は母の
身体だぞ」「有難う・・」「ささ、来なさい、今から言葉なぞより即実行、
愛撫を教えるけえね」「はい・・」
 遂に始まった、其処から言われるままに女体を貪り、撫でまわし吸上げる
仕草を総て教えられる、順序も大事だと言われながらわが身を授ける晴子も、
何と心から味合おうと決めて行く。
熟した肉体が蠢き喘ぐ中、亮太は言われるまま女体の神秘な秘密を吸い取る
様に舐め廻し、秘園まで手と顔を誘導され其処で暫く滞在し奮闘する亮太、
既に口で秘園は亮太の涎と秘液で光り輝いて行く。
 見事な舌使いと若い身体の姿は、なんと義母も男を舞い上がらせる技を
早くも亮太に浴びさせ、其処からもう言葉など必要が無い、蠢く肉で最高な
道にと、義母と亮太は二人三脚、互いを認めて進んで行った.
受ける受、既に自分の立場さえ忘れるほど興奮、これ程教えながら善がれる
我が身が凄いと褒める讃える中で、チャッカリ堪能する貪欲さだった。
 股を大開させながら悶え、時には相手の動きを褒めつつ味わい、
又怒鳴る様に𠮟責しつつ、技を与え習わせる強かな晴子が・・、
其処で始めて調教することの楽しさを知る。
相手が持つ一物は見た事も無いでかさ、夫はソコソコだったが、その息子は
息子じゃ無い程かけ離れて偉大そのものだった。
手で弄繰り回す間、何度も入れたらどうなるのかと思いつつ・・、
あの強姦された時を忘れ、義息子が芯から愛おしく思い始める。
だから攻撃も受け身も見る間に半端なものじゃ無くなって、喘ぐ姿も大袈裟
に反応する身体・・。
それを見定める男はまだ若い、いいや少年なのだ、先が思い遣られる程、
上達と技は切れまくって来た。
 受けている晴子はもう我慢の限界、既に三十分間、相手を弄り燃える中で
晴子は遂に叫んで往った。
 其処からはもうシッチャカメッチャカ,晴子が、「此処から先は入れて
暴れんさいや、技は後よ、今思いを晴子の身体に植え付けなさい、亮太~
頑張れ~、来てきんさいや、今日は強姦じゃ無いけえね、アンタの総てを
受けたいんじゃ、亮太~~ぶち込んでたのしむのよう~晴子は受けるから,
試験頑張れ、此れも頑張りんさいよ~良い子じゃ亮太あんた~~~」
支離滅裂な言語を並べ立てて吠え捲った。
 「・・、・・、う゛うう゛ぐう゛っ゛~~~ギダ~ギタガ~来いこい・・
未だじゃ~奥にきんさいや・・、・・お・おう・・お前お前凄いぞ凄い・・
がああああぁぁ・ぁぁん・、やれんゃれんが・突いて来るが奥に奥に~・・
来ているが怖いがお前其処ゆっくり動きんさい・・、うっぐ~~狂うが~
味わうけえね~、なんと来たがうわわく~いいぞおおおうおうっ、そうや
そう其処ゆっくり焦らすんだ・・、そうよ早々・・、駄目早く動け遣れん
ようになるうが、ねねあんた動いて意地悪するな、来い来るんだそこじゃ、
おまえ~そこがいいがそううごけ~やれん動いてきてお前お前良いが良いが
良いよう~~~~しぬうううがああああんたああ~~~いくいくっ・・・・」
晴子は既に壊れている。
微塵も無い程粉々にされ続ける肉は、ドスンドスンと跳ねる中で既に限界を
超えて相手にされる儘、其れが凄く良いから溜まったものじゃ無かった。
此れが未だ女を知らない子供かと疑うほど,なんと教えもしていない女の
弱みに土足で上がり込まれた状態、失点抜刀で逃げまくる晴子を羽交い絞め
で襲う亮太は既に別の亮太に変わっていた。
 晴子は泣きじゃくり往ったが、又だあんた~の連呼だけ、夥しい失禁・・、
その声で惨たらしい姿は喜悦の連続で破壊された後の女だった。

               つづく・・・・。






















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・6》

 翌日になると,亮太が高校から急いで戻った。
「阿保やが、なんと早いね・・」「もう虐めんさんなや・・」
「うふっ、じゃ夜がええか・・」「早い方が・・」
「阿保垂れ,良いね約束だけは最初にして置こう」「約束、何や・・」
「お前は、此れから大学受験だろうが、聞くとそこそこの成績と聞いたが、
其れくらいなら抱かせん、晴子も獣に落ちるんだぞ、其処らの母とは立場が
違うが・・」「約束は何・・」
「良いな、今迄より数倍勉強して、この谷から出て行くんだ」
「ええ、何で、大学は既に広島と・・」「其処が普通と言っておろうがね、
そんじょそこらの友達とはお前は違うんだぞ,こんな田舎ではお前との関係
が直ぐに知れ渡りそうじゃないか、其処を危惧している、娘も未だ此処に
居るんだぞ」「だから・・」
「勉強して最高府の大学に入れるなら喜んで身を授ける、そうじゃ無いと
今回だけにする、そんで家を出て行く」「ええ、約束が違うぞ・・」
「じゃ止めようね」「え、酷い義母さん・・」
「だったら頑張れや、獣でも違うと見せんさい、晴子はそこしかお前に
対して身を渡さんぞ」「ええ、そうなるんか、大学は何処・・」
「広島じゃ近すぎる、大阪じゃ,其処はアルバイトも有りそうだしな、
良いねお父ちゃんの生命保険が有るから使う、出せるんだ,お前次第じゃ、
大学は何処でも良いとは思えんぞ、良いな覚悟在るなら、今夜良いぞ」
「・・」返事は出来ない、行き成りの話に戸惑った。
「風呂に入り、考えを決めたら母に話せや・・」そう言われる。
だがだが、エサが大き過ぎた、亮太は部屋で夕食まで考えている。
其れを見ながら晴子は心で良い事思いついたがねと我ながら呆れる。
 夕食時に、急に亮太が義理の妹にに話しかけた。
「良いな、此れからお兄ちゃんは大学試験の勉強をとことん始めるけえな」
「え、良い事じゃない、噂ではお兄ちゃんは合格ラインと聞いて居るよ、
頑張ってよ」「ああ、でもな広島じゃ詰まらんが、大阪の最高学府に挑戦
じゃが・・」「うげ~、何で何でよ、広島でも難しいのに・・」
「ああ、滑っても良いが、挑戦だけはしたいんだ」
「凄い~お兄ちゃん男らしいけえ、大好きヨ」
「お前な、お前も頑張れ、大阪で受かればお前も出て来い」
「ええ、本当にか、でも、頭がお兄ちゃんより悪いし、其処は望まんけど
応援する」「あはっ、弁えて居るな何時でも考えが変われば出て来いや」
「ええ、もう受かった気なんか、呆れるわ、お母ちゃん聞きんさった、
ええのんか・・」「ああ、何処でもとは駄目じゃ、亮太がそう言うなら
構わんが、出て行くのは見えていたしね」「じゃ勉強の邪魔せんとこうね」
「いいや、今迄と変わらんでも良いが、僕は上の家に籠り、猛勉強する」
「上の家って・・、あ・渡辺さん空き家や、そうか管理頼まれているんだ、
じゃ其処良いわ其処なら一人で,凄いわお兄ちゃん計画バッチリね」
「ええ、お前其処・・」「駄目か、家で管理頼まれているから良いかなと、
一年前出んさったばかりだし、頼んでみてよ母さん・・」
「・・、そうか、アソコか良いかもね、こいつ考えたな」「駄目か・・」
「良いわ、話してみるが、其処は喜ばれるかも家が朽ちないから良いわ、
今電話して聞いて見るけえ」「お願い・・」「じゃ本気で勉強するんだね」
「うん、頑張る・・」その返事に押され、直ぐに広島に出られた渡辺さんに
晴子は電話する。
 「如何だった・・」「話を聞いて居たろうが、喜んでおりんさる,お前に
頑張れと・・」「ようし、頑張る」「え、お兄ちゃん本気なんか凄いが」
急に家の中が明るい兆しが湧いて来る。
(こいつ、考えたな、うふっ、相か忘れていたが良い隠れ場所じゃ無いか、
アソコなら人が寄り付かん道が家で行き止まり、高台だし静かだし最高じゃ、
悪い奴じゃ、真獣そのものかね、やれやれ・・)
気にしていた事が急に解決、しかも亮太が言い出した事に驚かされるが、
勉強となると其処が理想と考えるが、晴子は其処は戯けじゃ無かった、
亮太が考えて居る事が丸見え、でも怒りは湧かない、
むしろ反対に安堵する自分が居た。
 「そうか、明日朝から出掛けんと行けんね、電気やガス、ガスはプロパン
だから検査してもらうし、水道と電気じゃね、明日から移るんか・・」
「うん・・」「良いわ、用意しておくけえね、総て物は置いて出て行かれて
いるから使ってといんさった」「有難い・・」
「じゃお兄ちゃん、あの部屋、琴音が使っても良いの・・」
「ああ、使えや、参考書も良いぞ」喜んでくれた。
 こうしてひょんな事で悩みが一つ解決、晴子は見え見えで住めるように
するから,亮太は明日から向かえと言い放つ。
其れは暗黙の了解で、事は明日に延ばすとの言い方だった。
 夕食を片付けながら晴子は考えている。
(若しかしたら、あの子相当な強者かもしれない・・)
上の家が咄嗟に浮かぶなんて考えもしない晴子、洗い物をしながらやられた
と苦笑いする。
(そうや其処だがね、あの子の気転の其処を育てると良いかもしれない・・、
其の脳を磨き上げると良い、そうや其処を楽しんで育ててみようかな・・)
今までに無い程、思惑が膨らんで来る晴子、其れを顔に表れる単純な晴子。
 翌日、晴子は子どもを送り出すと、軽で走り回る、電気とガスや水道局
廻りを済ませると、買い物、其処は母親だ、何から何まで気が届いて買って
昼過ぎからは上の家に入り、掃除や買ったものを並べて楽しむ姿,
まるで新婚気分で揃える新妻に似ている。
 亮太が家に戻ると、既に上の家に来いと書置きが有る、急いで向かうと
阿呆~着替え持参してきんさいやと、尻を叩くほど晴子は浮ついていた。
 夕食は元の家で済ませる事、欲しい物が有れば言いなさい、
何時でもとは来れないからと念を押す事は忘れない、
其れから抱かれる事の理由も沢山造っている。
其れ程今回は楽しいと晴子は思えた。
聞く亮太もそれは駄目とは言えない、今機嫌を損なわせるとと思うと
逆らえなかった。
 こうして亮太の勉強が行われる場所と、其処で義母と会う事も叶うと、
一安心、既に参考書と問題集は本屋で買い求めている、
何から何まで向かう先が朧気に見えだす中、最高な時を此処で過ごすんだ
と感無量、亮太は、必ず合格すると、心に決めていた。

               つづく・・・・。
















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・5》

 そんな最中に晴子は一番悲しい出来事をもろに受ける人生が待ち構えてた。
後妻で来た家の主が夏を何とか越そうとする季節に、悲報が病院から電話が
飛び込んで来る。
慌てて、娘と亮太を従え江津の病院に駆け込んだ、酸素吸入の顔に縋りつき、
晴子は号泣、その姿に亮太は感激しながら泣く、琴音も同じ姿だった。
 亮太が高校三年生の早秋、慌ただしく葬儀を終えると家族三人は憔悴、
琴音は血が繋がらないが、母について家に来た時から大事にされている身、
母と共に泣き崩れている。
亮太は縁側で項垂れているし、その様子を見る晴子はやり切れない焦燥感に
覆われ、此れから如何するべきかを考えていた。
家の息子は異常者、此の侭居座れば、又あの時の事がと思うと、
逃げたい気が有った。
(如何すれば良いんじゃろうか、此の侭知らんふりで家を出るのが良いかな、
でも残す亮太が・・)悩みが人に言えない事、晴子は悩んでいたのだ。
(何が問題なのか、この先此処に居る場合は何をするべきか、娘を如何したら
この危険から逃すことが出来るんだ、いっそ娘を連れて出様、そう判断し、
其れなら以後如何したら良いのか・・)考えが決まらず、悩んでいた。
 十月が来て、夫の四十九日を迎えると、その夜亮太と話をする。
「お前、晴子は出るが良いか・・」「・・、・・」「なんか言いなさい・・」
「居ってと言っても無理じゃろうがね」「そうなるね」
「僕がいけないんだ、あの時我慢が足りなかった・・」
「普通の時はそう思えるんだね」「・・」
「そうか、でも正直にいんさいや、聞きたい事が有る」「何・・」
 其処から晴子は今迄気にしていた事を、此の子にぶつけて見たいと思った。
「あのな、本当の事いんさいや、何で晴子や、此処には娘も居るが、お前と
一歳年下だが、其処は如何ね・・」「え、何で琴音が如何したん・・」
「え、お前、女じゃろうがあいつも・・」「ええ~何でそが~な事いんさる、
琴音が・え・え~考えた事無い,僕が思う人は義母だけ、縋りついて抱かれ
てそうして、ア、あ~其処か、其処は眼中に無いが、今でも考えても其処に
居ないぞ、琴音は別じゃろうが・・」「お前、真か・・」
「正直に言っているよ、僕は子どもには興味が無いけいね」「・・」
その言い方は嘘じゃ無いと判る、晴子は急に安堵した顔に為った。
「そうか、親としてそこが気に為るから家を出ようと決めて来た」
「其処は無い無い、今はな・・」「今はなか、後なら‣・」
「其処迄は考えて居らんし、妹じゃ」「何でね、晴子は母じゃろうが・・」
「そうなるけど」「なるけど・・」「うん、頭の中は今でも義母の姿だけ」
「お前・・」「ね、これ如何し様も無いが、でも一度悩んでいた、又襲い
たく為った時が有ったんだ・・」「何時や・・」
「二週間前の夜、殺されても構わないもう一度したいと強烈に考えた・・」
「何で襲わなんだ・・」「其処がな、考えると待てもう少しじゃ、辛抱所為
と別の僕が居た・・」「ええ、じゃ抑制出来たんか・・」
「それがな、僕の力じゃ無いんだ、親父が出て来て、悲しそうな顔してな、
俺は逝くぞ、後を頼むな・・、と夢の中のような場所で聞いたんだ・・。
そんで親父が居なくなるまではこの気を抑えようと何が何でもと決めた」
「ええ、じゃ制御出来たじゃ無いかね」「え、そうなるんか・・」
「ああ、頼り無いけど、何でも理由が在ればそう出来ると思えるよ」
「じゃ僕・・」「何とか自分でコントロ-ル出来れば良いけどね」
「出来る、する・・」「お前・・」
「だから傍に居っちゃんさいや、こんな僕が一人じゃ危ない・・」
「うふっ、未だ駄目みたいね、今はお父ちゃんが亡くなった後、もう遠慮は
無いかなと思っていただろう・・」「ええ、思わんけ其処は・・」
「嘘つけ、ほら~これで如何じゃ・・」
「・・、・・、ううううぎゃ~何ぁぁ・何しんさる~阿呆出すな~遣れん
ようになるけ~義母さん・・」「此れは如何じゃ・・」「・・」
顔を真っ赤にして亮太は義母の淫らな姿を魅せられた。
 なんと有ろう事か、晴子は喪服の胸合わせを開き、豊満な乳房をブルルン
と揺らして出したのだ、その後も足の膝を立てて奥が望める程露わにした。
「・・」「見るんだ、母が欲しいんだろう、お前は獣じゃ、隠すな・・、
ほうら如何だ・・」黒い喪服の下は真っ白い襦袢姿、其のコントラストの
卑猥さは比類が無い程強烈、しかも憧れて居る義母が自分でさらけ出され、
亮太を唆す。
 「義母さん、いけんが危ないがなな~隠してえな~・・」
「隠すのか、其れで良いんだな、亮太本当の事いんさい・・」
「隠すな、見たいが未だ見たいが~義母サ~ン、こらえちゃんさいや・・、
僕が悪いなな未だ奥が・・」「見たいのか・・」「うん、お願い・・」
「じゃ、明日なら良いぞ・・」「え、明日か、本当か・・」
「ああ、今夜は駄目じゃ、襲うと死んで遣る・・」
「・・、判ったせんけえ,隠したらいけんよ・・、見たいが・・」
「良い、見んさいや、良いな他の女は頭に浮かべるなお前は母だけだぞ」
「ええ、うん、浮かべん、浮かばないし、義母さん凄いが凄い・・」
「見んさいや・・、奥を覗けや、寝て見るね」「・・、・・」
大感動した亮太、義母が寝て股を開かれた。
体を震えさせ、亮太は股の付け根を凝視する。
「此処で扱け,お前のも見たいが、お父ちゃんの遺影の前でも出来るか・・」
「義母さんが望む事なら何でもするけえ、出来るぞ・・」
「じゃ母のアソコを見て扱けや、母が見ているけえね」「・・」
直ぐに反応して居る物を股座から出すと、懸命に扱き始める。
 その形相は、今の今迄まで見た事も無い亮太の顔つき、襲われた時は驚愕
して相手の顔つきなど見る余裕が無かったが、今は如何、変に落ち着いた
気持ちで見る事が出来ていた。
互いに其処迄は階段が上れた気がする晴子だった。
 「立って目の前で扱きんさい・・」「・・」
無言で応じる亮太、立って懸命にわが物を強烈に扱き始めた。
「・・、・・」
何と晴子は恐ろしい程のでかさと、動く手で扱かれる棒を言葉無く見た。
「未だか往かんのか・・」「これ位じゃ無理じゃ・・」
「ええ、長いのか・・」「幾らでも長く出来るぞ,義母さんの姿見ていると
何ぼでも出来る、見てて・・」「ああ、見ているが、恐ろしい程でかいね」
「・・」返事の代わり唸り挙げて懸命に扱いて居る亮太を、
此れから如何料理すれば,安気に過ごせるのか晴子は考えていた。
(若しかして野生の獣でも餌を与えたり、遊んだりして調教すれば飼う事も
可能じゃ無いか・・)と思い始める。
(そうや、このまま進んで其処に到達できるやも、いいや必ずそうする)
目の前であらけ無い物を扱く亮太を見てそう感じた。
 「もう良いよ、充分に見れたし疲れたがね、もう手を洗い勉強しんさい、
母は此処で今夜はお父ちゃんと共に寝る、後は考えて置くからね・・」
「・・」返事の代わりに応じる亮太を見て,
益々晴子は変な考えが湧き出だして来た・・。

             つづく・・・・。



望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・4》

考えられないが、亮太にはまともに思っていた。
義母が今の亮太を唆せてくれる相手、しかも毎度アソコを扱く都度、
脳裏にはくっきりと義母の姿が浮かんでいる。
寝転ぶ姿に既に動く手が在る、急いで短いスカ-トをめくると、
夢に出ても現実でも現れる義母の姿を追い求めて来たのだ。
足元に廻ると身を沈め、其処から自分とは思えない程手が動いてくれる、
此れが、世間で言うまともな子どもなら考えもしないだろうが、
亮太には其処が無かった。
蒸し暑さで義母の肌が濡れている中、亮太は急いで下半身をはみ出すと、
既にアソコは臨戦態勢だし、心の中では早くと急かされていた。
股をゆっくり開くと、身をその股の間に摺り寄せ、
そうして義母の股の付け根を覗いた。
考えられない行為をしようと、一気に義母のパンテイを横にずらすと、
其処からゆっくりは無くなり、素早くいきり立つ棒を股奥にと向かわせて
しまった。(く~きついが~・・)
そう思うけどもう止められない、念願のアソコにと棒の頭が覗いている。
 義母が何か異変を感じたのか身が動き、体が自由に為らない事を察した。
その瞬間・・、「え、あ、ああああうううううう・・・ぎゃ~~~~」
とんでもない悲鳴が飛び出る。
既に其の時は相手の物が穴に半分減り込んで来た時、逃げるにも亮太が、
両手で義母の肩を押さえ乗り掛かっていたのだった。
「・・、お前~辞めろ~何しているんか判るのかお前いけんがいけんけ~
抜け~・・、おおおお願い亮太~~~」
張り裂けんばかりの泣き叫びは部屋を異様な光景にさせてしまう。
 無論返事も止める事も出来ない、義母は大変な事に為ったと後悔する、
だがその間も相手の腰が動いて、遂に遂にあのでかい物が半分以上穴の中に
と入り込んでいる。
そうしてそれを一気に奥にと突き入れた時・・、・・、「うげええ~・・」
と晴子が口を大開して、窮屈な膣中を思うと押し込まれた瞬間口を大開、
舌が押されるように口から出て行った。
それほど長くでかい物に押し入れられていたのだ。
 それからというものは未曽有の恐怖と、何か可笑しな気が混じり、
とんでもない悲鳴はまだ出ている中、義息子の腰は憎たらしい程動き捲り、
なんとなんと、その棒が渇いた中に突入された時とは雲泥の差に為ってる。
 膣中は、乾きが無くなり、滑る壁は液を大量に放出し受ける側の体制を
整えて仕舞っていた。
「お前~許さんからな~・・」吠えるが相手は一向に腰を止める気が無い
みたい、無言で襲われ、腰を使い、動く相手の手で肩を押さえられ動く事
さえ儘為らない状態、晴子はその動く腰にあのでかい物が膣で暴れて来た。
もうどうにでもなれ、終わるまでは相手も此処まで来たら辞めないだろうと、
大人の考えは其処に到達。
 突き放したい思いとは裏腹に、アソコは何となんと呼応しだして居た、
突かれる・・、「ううっ・・ウハッ~」交互に口から出てしまう。
其れほど強烈でまるで拷問そもののだった。
 「え、えっ、何々・・」何と晴子の身体が急に宙に浮いていた。
亮太が義母を抱えて腰に巻き付けると、部屋の中を飛び跳ねて歩いて行く。
其れには流石に晴子は我慢の限界を破壊し、女の身になってしまう。
強烈極まりない衝撃はもろに肉に食い込んで染み込まされていった。
 抵抗する気力も失せた晴子、亮太のぶ厚い肩の方の上に頭が落ちて気絶、
その身を風呂場に運んだ亮太、失神している晴子を丁寧にシャワ-を当て
体を洗った。
漸く戻れた晴子、言葉を失いされる儘身を預ける。
 何とか洗い終えると、又も抱かれて湯船に浸る,その間会話は無論無い、
晴子は悔しさで亮太を睨むが、未だ元の亮太に戻れていないと知らされる。
「お前、未だ戻れないんかね・・」
「・・、義母さん、御免なさい、僕は大変な事をしてしまったが、耐えて
我慢して来たのに、済みません・・」「・・、・・」
呆れ果てる晴子は返事もしないで、よれながら立ち上がると、素っ裸の侭
母屋にと向かう。
残る亮太は罪に苛まされ、肩を落として項垂れていた。
合わせる顔が無い程、憔悴、あの襲った意欲と元気は今は何処にも無い、
有るのは大変な事をした事だけが・・、何時までも風呂場でへたり込でた。
「何時までそこに居るんかね、阿呆,出て来い話が有るがね」「・・」
返事の代わりしおれた侭の姿で風呂場から出た。
「此処に座りなさい・・」「・・」応じる亮太。
「お前な、何でじゃね、鬼畜か・・」「ううん、その上だ、獣や・・」
「そうか、弁えは有るんやね、如何する、晴子は家を出ようか・・」
「え、駄目駄目、其れだけは駄目、親父が・・」
「じゃ、お父ちゃんを見送ると出るぞ・・」「・・」「返事は・・」
「うん、親父が死ねばそうなるかな、止めても居ってくれんじゃろう」
「ああ、無理じゃ・・」「・・」そんな会話だけは出来た二人だった。
 晴子は心底呆れる、あの忌まわしい行為は亮太なのかと疑うほど平常の時
の亮太、文句がつけようが無い程良い子なのだ。
だから、さっきの動きは理解し難い、強烈なギャップ、考えれば考える程、
可愛そうに見えて来る、其処が不思議だった。
「このままじゃ、やがて事件が起きそうね、お前は自分ではそんなとき制御
できないのかね・・」「初めて動いたんだ、判らんが、自分でも怖い・・」
「そうか、病院に行くと隔離されるね」「え・・」
「そうじゃ無いか、色魔だぞ、精神異常者よ」「そうなるんか・・」
「ああ、専門医なら直ぐにそう判断されるね」「義母さん・・」
「もうそんな情けない顔しんさんなや、既に晴子は被害者に為った・・,
でも此処は他の人には味合わせると、大変な事に為る」
何度もそう言われると、亮太も自分は異常者だと思い始めた。
 まだ子供だ、そんな事で悩ませると、本当に取り返しがつかなくなると、
晴子は思い始める。
「義母さん、如何し様・・」「如何し様って晴子が持っている訳じゃ無いし、
判らん知らんがね」「義母さん・・」
本当にあの強姦の最中では同じ子供とは到底思えない、其れが元に戻れば、
なんて素直な子どもかと、信じられなかった。
「ゆっくり考えようね、此の侭じゃ事実拙いわ・・」
そう言われるが、項垂れて聞くしかない亮太が、哀れにも思え出す晴子、
傍に行って抱き締めて遣りたいとさえ思え出す。

           つづく・・・・。






















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・3》

 翌日、言われるままに芦屋の家を訪問し、其処でも長い間頭を下げてお礼
を言う亮太、奥様にも同じ姿で感謝の言葉を述べる。
  そうした事の始まりかと思える。
 それは亮太はまともじゃ普通の人間だが、事異性に関しては異様に燃える
身と思えた。
其処が見えると突き進む威力と根廻しは相当な強者と、考えると普通の時と
そんな事の中で居る自分はまともじゃない、如何してかと一時悩んでいたが、
其処を知る事に為ったのは忘れもしない出来事が起こってる。
  
       【道無き道を彷徨う獅子身中の獣・・】

 実の母は亮太を産んだ後、体が思わしくなく一月後に亡くなっていた。
其処で後妻を幼い亮太が居るからと、親戚の紹介で来てくれているのが
今の義母だった。
(お前の身体は普通じゃ無いよ、何時か其れで事件を起こすかも知らんね、
気を付けても其処は自分で制御出来んと思える)
そう告げられたのは、忘れもしない高校三年生の時だった。
 真夏の暑い盛りに、亮太は家に誰も居ない事を知ると急いで裸に為り、
母屋の傍の風呂場に懸込んで直に裸になると、何と獣のような叫びの中で
自慰を敢行、呻く声は本当に獣のような呻き声、其れを聞いた義母が、
何事かと風呂場に懸け込んでしまう。
其れがいけなかった、風呂場の洗い場で座り、手が強烈に動く最中、
見たのは義息子のアソコ、とんでもない程でかく聳え立つ中、手扱きが半端
ない速さで動いている最中だった。
 「お前・・」「・・、義母さん、頼む逃げてくれんさいや、駄目じゃ傍に
おりんさんなや、危ないが・・」必死に叫ぶ中でも手は止まらない、
漸く意味が読めた義母は風呂場から転げる様に逃げだした。
 軽自動車で夫が入院している江津の病院にと向かい,何事も無かったよう
に顔を見せて、病と闘う姿を介護しながら泣けてくる。
 嫁ぎ先では、夫が優しいから幸せだった、だが半年前、体が異変を起こし
病院に向かった後、衝撃の知らせが来る。
其れからがもう地獄、半年も持たないだろうと宣告されたのだ。
聞かされてもう三月が過ぎる中、見舞いに行くが既に返事がか弱く、
やせ細る夫の姿は無残極まりなかった。
 そんな思いの中・・、だが一番大事な事を忘れていた、娘がいるのに自分
だけ逃げて来ていた、連れ子で後妻に来ている身なのだ。
「拙い・・、大変だ・・」思うと、直ぐに用事が有った、帰るねと寝ている
夫に告げると、一目さんに家にと帰る。
 一時間は苦渋の中で運転している、そんな中で此れから如何し様と悩んで
いる姿だけは理解出来るが、如何すれば良いのかさえ判らない・・、
だが娘だけは守ろうと心に決めて家路にと車が走る。
漸く家に到着したが、家の中は静か、怪訝そうに家にはいり納戸を覗くと、
義息子は寝ていた。
(娘は何処・・)探すが見当たらない・・、ああ、そうか友達の家と聞いて
居たがね・・、安堵すると急に気が抜けた状態で、疲れが出て横になる晴子、
何事も起こらなかったことに感謝して深い眠りの中に誘われて行く。
 だが・・、其処には既に亮太が立ったまま晴子を見下ろしていた。
まだ、風呂場からの異変は体内で渦巻いているまま、横になっていたのだが、
目が覚めると義母を求める姿のままの状態が続いていたのだ。
おまけに露わな姿、熱い最中だから仕方が無いが、
亮太が見る目は獣そのものなのだ。
今までは我慢を重ねて、宥めるために、自分のアソコを扱いて来たが、
今はそんな柔な事で収まるほど弱くは無い、扱き続けるから強靭さは増して
行く、そんな中で家の中には熟れた獲物が存在すると思い込んで来ている。
 後妻に来て早十二年、既に四十手前の晴子、此処に来るまでは苦労を
重ねる人生だった。
都合よく後妻にと言われて来た身だが今迄は幸せ、其れが今は如何か・・、
何れ夫が死ぬと追い出されるかもと不安が募る中で、あの風呂場の光景は、
地獄を垣間見せられたと思うほど惨い光景、其処を逃げた後だが、
娘可愛さで出戻り、今は疲れて横になっている姿だった。

               つづく・・・・。

















望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・2》

 本当に美味しい夕ご飯、亮太は今迄金策に追われ続けて、
まともな食事など口にしてはいなかった。
ご主人が偉く亮太を気に入って頂いて,頻りに酒を薦められたが、
車だと頑固に断る姿にも感動される始末。
傍で美しい年が離れた奥様が笑われていた。
そんな中、亮太がしている中身を聞いて来られ、話をしながらの夕食。
 午後十一時前、引き留められるが、亮太は慇懃に断り、豪邸を出る。
其処にはあの土砂降りの雨も上がり、車は一路部屋にと向かった。
 数日後、会社には昼間は亮太の姿は無い、其れ程金策に駆けずり回って
いる証拠、今日は何処に行ったのか、部屋には居ない・・。
「今日は・・、前田亮太さんは御出でかな・・」
「え、社長はお出かけですが・・」
事務員が来客か、恰幅が良い男性にそう告げる。
「近くかね・・」「如何か、でも連絡は付きますけど急ぎでしょうか・・」
「そうでも無いが、会いたくなってな、来たんだが・・」
「では知らせるだけでも致しましょう」「お願いするね」
小さな待合室で出したコ-ヒ-を飲まれていた。
 手渡された名刺を片手に碧は電話をする。
「え、芦屋で会った方だと言われているんですけど、じゃ直ぐ戻れますね」
そんな会話を終えると、待たれている人に丁寧に知らせた。
 十分後、汗だくな姿で亮太は待合室に飛び込んだ。
「おう~元気がいいね・・」「待たせて済みません・・」
「良いんだ、勝手に来たんだからな・・」そう言われる中向かい側に座る。
「忙しいね・・」「ええ、貧乏暇なしって奴ですね」
「あはっ、そうか、話は出来るのかね」「ええ、御主人なら何時までも・・」
そんな会話をしていた。
 既に会社の中は見渡された筈、所帯は細い其れでも会社として成り立つが、
如何せん機械が夥しく壁側に並んでいる様子は尋常な眺めでは無い、
色気も何も無い部屋の片隅の待合室、如何見ても工場に毛が生えた程度しか
見えなかった。
 「君、悪いが謄本を見せてくれないかね」「え・・」
「嫌な、話には聞いたが、あの日以来色々と仲間内から聞いて居たんだが、
君が進む方向は明るいと友人が言うからね」「でも、なぜ謄本を・・」
「ああ、序に決算書も見たいが悪い事じゃない,何か金策で駆け回っている
とは聞いたが、そんなやぼな時間勿体ないぞ」「そう言われても現実が・・」
「だから、謄本と決算書見せてくれたまえ・・」「・・、はい直ぐに・・」
しつこくは聞いてわ拙いと察し、琴音が書類を持参してくる。
「・・、・・」暫く黙って、会社の謄本と、一年間の決算書を見られていた。
 『・・、・・』傍で座る亮太はまるで裁判所の被告席かと思うように神妙、
書類を見られている姿を見詰めていた。
 「ふ~、そうかね、じゃ次は今進めて居る事と、先は如何したいのかを
聞きたいが、此処じゃ何だ、僕の事務所に来てくれるかね」
「え、良いですが・・」「なあに時間はかけん、五分走れば行けるけど・・」
「・・、はい、お供いたします」二人は直ぐに車に乗り込んで向かった。
「あのう、旦那様は何をされているんでしょうか・・」
「あ、そういえば、何も言っていないな、着いたら説明するよ」
車内での会話は其れだけ,直ぐに西区の空堀街に入ると最近出来てきた
高層ビル群が並んでいる中のビルの地下に車は消えた。
『・・、・・』無言で従う亮太を連れて、エレベ-タ-で上がる。
『・・』とんでもない高さのビル、其の最上階の部屋にと連れられて歩いた。
 「お帰りなさいま」出会う人が深々と頭を下げられる中、広い部屋に入る。
「・・、・・」そこも絶句、なんと広い部屋に机が一つと、フカフカとした
ソファ-が在るだけ、練習されるのかゴルフのマットが嫌に浮き出ている、
そんな中ソファ-に座らされていた。
「君と別れた翌日からな、何か気に為って色々と聞いて廻ったんだ・・。
するとな、なんと君の会社を知る人物が友の中に居るんだ、聞くと相当争い
が激しい世界だってな・・」「はい・・」
「そうか、其れじゃ金策に駆け回ってばかりじゃ拙いだろう」
「ですが、其処が肝心ですし‣・」
「だろうな、じゃ僕が投資するよ、君が良いならだがね・・」
「ええ、御主人、いや社長・・」「駄目かね・・」
「ええ、とんでもないですが、何で僕にか其れが信じられないから・・」
「あはっ、其処は既に家内と話おうての事じゃ、進めているよ、君が気に
入ったとな・・」「それは・・、有り難いですが・・」
「如何じゃ、このビルに引っ越しせんか、十階ワンフロア開けるけど・・」
「ええ、ワンフロアって、でかいビルじゃ無いですか・・」
「ああ、そう言えるけどね、如何使わんかね、其処なら別室で機械が据え
置きできるし、部署別とプログラマ-だけの部屋に仕切れば仕事が捗るぞ」
「夢です、でも其処迄は・・」「なんじゃ、出来ないのかね・・」
「ええ、いえそうじゃ無くて、お金が・・」
「其処も投資する、見ると資本金が二千万、取敢えず五億して見ないかね」
「ええ、何々五億・・ですか無体な叶うわけが無いですよ」
「僕とな友が参加したいと言われているんだ、その方大物でな既に君の会社
の中身は調査済なんだ・・」「・・、」返事を忘れて唖然とする。
 出されたコ-ヒ-をお替りする喉がカラカラ、「投資は直ぐにでもするが、
其れでな今後変な金融は向かうな,機械が欲しいならどんどん輸入しなさい、
その金は銀行で賄え,既に銀行には話をしている、後で伺って挨拶だけは
終えなさい」「社長・・」「駄目か・・」「・・、・・」
何と、亮太は泣き顔で床に膝間着いて頭を擦り付けて慟哭する。
其れ程地獄に仏、亮太が最初で最後かもしれない程、感無量な面持ちで
耐え切れず泣いてしまった。
「・・、そうか、難儀していたんだね、其れが見返りが来る仕事だからな、
頑張れ・・」そう言われても返事は出来ない、其れ程嗚咽で声が出せない。
 夢のような時間は直ぐに経過する、互いが暇な体じゃ無い事は承知、
明日の夕方、家に来て欲しいと聞いて何度も頭を下げながら部屋を出るが、
脚が竦んで歩けなかった。
 天と地ほどの差がある雑居ビルの自分の会社に戻るが、暫し茫然として
椅子に凭れ掛る。
「社長・・」「おう、済まんが会議じゃ、急だけとな急いで集めて・・」
一言告げると、また元の姿、暫く目を瞑り何か考えていた。
 その後の会議は集まる仲間が、話を聞いて驚愕しっぱなし,とんでもない
夢の話しだと大興奮、其れに連れられ亮太は漸く笑顔が戻っていた。
手を叩き合い抱き合い、部屋は騒然、妹も泣き顔で何度も頷いてくれた。

                つづく・・・・。






















★本日初回★望情小説110弾《獅子身中の獣‹二重人格›・・初回》

 「なんですと・・、本当ですか・・」
「ああ、考えていたけどな今が良い機会と思える、そろそろ引退かな・・」
「御、御冗談でしょう、未だ三十を過ぎたばかり、会社に不満でも・・」
「無い無い、今は既に俺がいなくてもやって行けるほどの組織に為れたんだ。
十年前、君たちと組んで起こした会社じゃ無いか、其れが今は如何、四人の
仲間も子会社を設立、其れで此処は君がいるじゃないか、もう良いだろう、
開放してくれよ・・」「そう言われても、会社を退かれて如何されます・・」
「其処は君の妻が知っている筈だ、戻ると聞き給え・・」
「それはそうですが、今のお話は決められたんでしょうか・・」
「ああ、そうなる、だから今後は君が頭で進めると良いやないか、
此れからだと思えるけど・・」
「其処を薦めるんだ、漸く会社も大きく為って来た、此れからは中身の問題、
いろいろ苦労するだろうが、今までの道を突き進んで欲しい・・」
 大阪の西区の高層ビルの一室で、話し合う二人の男性、前田亮太32歳、
相手は太田敬之34歳,二人は大学の先輩と後輩にあたる仲,
学生時代の中で小さな会社を立ち上げて、仲間が他に二人いる。
其々が奮闘し学業と平行に会社を育てて来た。
 会社は立ち上げが平成七年、未だ携帯電話が行き渡る最中での事、
其処に目を付けた四人は携帯で出来ることは無いかと模索、
其れが功を奏して大学二年生の時、なけなしの金で会社設立をする。
 幸か不幸か,其の目論見は当りに当たった、会社はドンドン膨れ上がり,
果はゲ-ムや仲間が募れるサイトまで作り上げる。
其処は世界では既に行われだして居たが,携帯電話が漸く日本では普及し
始めた時、其処に着眼した御陰で今は押すにも押されぬ、大手の会社にと
のし上がられている。
既に仲間二人は,子会社に出向し責任者で動いている。
そんな事でこの会社も既に本社として、進んで来ていたのだ。
だから、亮太が退くという事自体が信じられない事、理由を問われても明快
には応える事が出来ない、其れで其処はモヤモヤながら、気の許せる相手の
仲間内、其れで今が良い機会と譲る気でいた。
 ここまで来るには人には言えない苦労や楽しみが多く有った。
既に会社は増資に次ぐ増資で膨れ上がり、二つの子会社を合せると莫大な
資産が存在する。
総て増資は亮太が受け持って来た.今でこそ半分は銀行からの融資だが、
最初は誰も見向きもしない、そんな危ない事等に投資はしてくれなかった。
 其処を亮太が孤軍奮闘し、集めた金で起業、其れが今の会社の元に為る。
一人になると弁護士を呼んで流を打ち合わせ、其れが済むと子会社に向かい、
仲間に話をする、其れで何とか相手が理解されなくても、勇退を告げた。
 青天の霹靂だと喚く仲間、其れでも何とか一週間費やして、理解を得る。
その間、妹が何度も会いに来る、唯一の家族、琴音は心配してくれた。
だが、その妹はちゃっかりこの会社を渡す相手、敬之の妻に為っている。
だから、この際明け渡す覚悟が出来たのだ、其処を知る妹は涙目で話を
聞かざるを得なかった。
 今迄の事を嫌ほど知りつくす妹、義兄の御陰で今は幸せな家庭を持たせて
くれている、その相手は敬之、其処迄亮太は考えての事を知らされたのだ。
 「如何、何とか出来たの・・」「はい、お陰様で何とか言い含めました」
「貴方は其れで良いのかしら・・」「はい、満足しています、此れは今迄
支えて頂いて来た、奥様の御陰です」
「あらら、其処は如何か、早苗も貴方に縋りつくだけで天国に行ける身分、
其れは誰にも何事にも代えがたい事、でも其れも今では重荷かな・・」
「奥様・・」「見てよ、もう年になって来たやね」
「いいえ、まだまだですよ、いいやこれからでしょうが・・」
「其処は何度も言われて来た、けど会いたい時が・・」
「会えます、何度どでも飛んできます・・」「うふっ、相なら期待するね」
この人は、本当にお世話に為り、思えばこの奥様に合えないと、
会社立ち上げたばかりの時分では既に倒産を覚悟の彷徨う時だった・・。

感無量で九年前の事を芦屋の豪邸の庭先で亮太は思いを浮かべていた・・。
 平成八年、六月末、亮太は会社の資金繰りに駆け回っている最中、
中古のカロ-ラで走り回る。
そんなある日、雨が急に降り出す、亮太は資金繰りが芳しくない中、
嫌気も増して自棄に為りかける時期だった。
車は、尼崎の商店街を走る時、ふと道横に目が向かうと、雨宿りされて居る
婦人が目に飛び込んで来た。
気が急く中でも亮太は車を走り過ぎて止めると、傘を持って其の雨宿りを
軒先でしのがれている相手に傘を渡す。
「これ使って下さい・・」無造作に渡した。
「え・・」突然走り寄り言われたから、相手は困惑されていた。
「あのう、傘は良いですけど、時間有ります・・」「有るけど・・」
「じゃ、五分走れば行けますけど家までお願い出来ないかしら・・」
そこで漸く相手の姿を見る事が出来た。
(え~・・、なんと綺麗じゃ・・)懇願される顔と瞳が亮太の胸に突き刺さる。
其れほど綺麗で品が在る女性なのだ。
返事は無論承知、車に夫人を乗せると、車内は仄かないい香りが充満する、
其れ程好みの香りと美人を乗せていた、道は案内され進む中でも、
この人となら何処までもドライブしたいと夢想してしまう。
「あ、其処左の突き当りですのよ・・」
何と向う先は、関西では有名な芦屋の豪邸街にはいり込んでいた。
言われるままに車をその豪邸の車庫に入る。
「どうぞ、お詫にコ-ヒ-でも如何・・」「乗せただけですからお構いなく」
「あら、断られた事に為るね」「ええ、其処は・・」
「いいから、来て、傘さしてよ」「はい・・」
何と言われるままに従い、階段を傘を差しながら従い上がる。
 「・・、・・」唖然騒然、本当に豪壮そのもの・・、見た事も無い庭の造り
にも驚愕する。
「婆や、お客様・・」「はい、お帰りなさいませ、まあまあなんと若い方ね」
「うふっ、雨が降って来たし雨宿りの中で傘を差しだされたの・・」
「それで、送りですかね」「そうよ、無理やりよ、コ-ヒ-・・」
「ハイ、直ぐにあんた上がって・・」
言われるままに従う、其処はドンな家かも知りたいし、こんなチャンスは滅多
にないと思えたからか、亮太は浮足で、廊下を歩いて居間に通された。
婆様が、待っててと言われる中,テラスに出て雨に打たれる見事な庭を暫し
茫然と眺めていた。
 「おう~学生さんかね・・」「・・、え、ああ、はいそうですが・・」
「良いな若い事は、妻が喜んでいるぞ、有難うな・・」
恰幅が良いご主人と思われる男性が言われた。
其処に婆様が二つ、コ-ヒ-を出され、御主人と飲む羽目に為る。
 其処から色々と聞かれる事を、話す亮太‣・。
「ええ、では何か、学生でも会社設立かね、凄いぞ、君たち四人でか・・、
益々良いじゃないか、会社が扱うのは何や・・」
五十過ぎだろうか、奥様と年が合わないが、此処のご主人とは判断出来る。
そんな中で色々な質問をテキパキと答える亮太,
其処に、着替えられた奥様も参加された。
 「なんとなんと、そうかね、携帯か其れとPCでかね、良いぞ今は其処の
世界が注目を浴びて来ている、そうか良い所目を付けたね」
「・・、ね、貴方携帯で何か出来ますの・・」
「ああ、今はなメール位しか出来ないが、やがて写真の代わりも出来るよ」
「変わりですか・・」「ああ、メ-ルも写真も全て携帯で賄えるんだ・・、
やがて其処から色々広がる機械なんだ」「なんと、魔法ですよね」
「あはっ、お前に懸るとそうなるのかね」
「ええ、不思議ですわ、だって、あんなに小さい電話ですよ」
「はいはい、そうですね」「ま~貴方、又出た悪い癖、知らないから聞いて
居ますのよ・・」「おいおい、俺も詳しくは知らんが、だったらこの青年に
聞けば良いじゃないか、専門家だ」「そうなるわね、じゃ貴方要らない」
「ええ、そうなるんか・・」夫婦で大笑いされていた。
 気に入られたのか、その後亮太は夕食までご馳走になった。

                つづく・・・・。