乱生小説《日陰の荒道を歩む・・46》

 事の経緯や繋がりは努には此処ではないに等しい、でも其れでもなんと
抱き合うことが出来ている。
総ての諸々が省かれているが、此処では既に開始が出来ていた。
其れほど他愛無いのかと疑うほどの事、既に其処は婆ちゃんが念を押されて
いるのか、スム-スに事が進んで行った。
「あんた~、もうまてんがねね、早う~鎮めてくれんさい、お願いだけ~、
もう遣れんが・・」懇願されつつ口は懸命に棒を扱かれ続けられた。
「何時でも良いけど、此処は御願いがる・・」「・・、うん、何・・」
「聞いて下さいね、僕は此処に行けと言われているけど、来たら凄い女性
がおりんさる、其れならば、お願いしたいけ~・・」
「何よう~、早ういんさいや・・」「精魂込めてなら僕は頑張る、でも金や
柵は嫌や、金は置いて行くけど、此処は其れなど一切抜きで暴れて見たい、
初めてじゃけ・・」「あんた、感激よ、じゃじゃ、総てさらけて受けるね、
ううん、してえな・・」「良いぞ本気なら抱きたい・・」
「本気じゃけ本気なんよあんた~・・」棒を漸く口から話すと、直ぐに身を
変えるとキスの嵐、本当に其の気に為ってくれたと実感、直ぐにキスに応じ
だすと、努か総ての肌を見たいが為素っ裸にして抱きかかえ浴室にと向かう。
其処でまたも洗い場で倒し、今度は努が率先して相手に愛撫を敢行、
受ける相手は絶叫、初めて用途何度も泣き叫ばれ、受けてくれた。
其処に事実が有る、お金は無論だが、この人は根っから好き物だと知る、
其処は既に体を弄り判断で来ていた。
 何とか愛撫で数度飛ばすと、今度は努が、相手の体を丁寧に洗う。
泣かれた、物凄い声で大泣きされる中、漸く愛撫を終え湯船に抱いて入る。
相手は泣き顔で又もキスを求め、長い長いキスに応じた。
 濡れたままの体で温かい部屋に抱いて戻り、石油スト-ブが燃え盛る中で、
互いの体も心も燃え盛る絶頂期、相手の股を開くと顔を互いに見詰め合う。
相手は頷かれ目を瞑られた、それを見届けると、徐にでかい物が相手の股座
に近づいて行った。
 「・・、・・、うっ・・、あんた~むうぎゅうう~~~うわわわわ・・、
ああああ~きんさったが~あんたきちゃんさいや何処までも~あんた~・・、
突いて~破いてくれんさいやあんた、凄い凄い物凄いがね、あんた其処が
遣れんけ~納めてくれんさいや、そうやそうだが、あんた~其処お未だ奥に
来てくれんさいいい良いい~~~」
とんでもないキイが高い叫びは延々と続く、其れほど感極まれた姿、
膣は叫ぶたびに締まり、とんでもない穴の狂変に驚かされた。
其れを確かめると努は大奮闘、とことん穴に出入りする大物は狂喜乱舞、
棒が頗る喜んでくる。其れに連れられる巻いては又も大喜な泣き叫びを乱発、
とんでもない程の声だかな叫びは、向かう男を囃し立てて来た。
応じる努もこんな抱き合いは初めての経験、其れほど男を迎えつつ褒め称え
其れが諸に我が身に戻る事を知ると、相手は気が狂って行く。
 何度も往かされ続け、相当に遣られている、未だ余力が有ると見えた。
努は抱きかかえ挟んだまま立ちあがると、部屋の中を飛ぶように跳ね続け
動き回る、泣き叫びは半端じゃ無かった。
とことん味わいつくされる身は既に精魂尽き果てたかに思えた。
正気は夥しい失禁の証が畳の上で跡を残していた。
一時間半、初めて努は一人の女性と抱き合うことが出来たのだ。
其れほど相手も強靭な肉体そのものと見える。
 汗だくで横たえる努と相手、スト-ブの上に置かれたヤカンから蒸気が
音を出して出ていた。
テレビは既に紅白も終えて除夜の鐘の音が響き渡って行く。
 既に新しい年が来た、相手が虚ろな目で努を見て、「私は、山根鈴与です」
「あ、そう言えば名前、そうか良い名ですね、名前通り鈴の音でしたよ」
「・・、あんた鬼よ、何で鈴与にこんな味植え付けんさった、困る」
「何で・・」「だって、又抱かれたいがね」
「あ、其処は何時でも、帰ると来ても良いの・・」
「馬鹿ね、来るなと言えば体が謀反を興すよ」「あはっ」二人は大笑いする。
「話を聞く気が有るなら言うけど・・」「聞く気ですか・・」
「嫌な事だからね、相手が聞きたくないなら言わないけ・・」
「ううん、聞きたい何でも鈴与さんの事なら聞きたいけ・・」
「あんた女殺しよね」「そうかな、相手は死なないけど・・」
「もう好かんタコ」「あはっ、言われるが・・」
そんな会話をするが遂に話は聞かず仕舞、其れで良いと思えた。
 其処を離れたくはないが、時間と今日の日を考えるとそうは行かない、
金を黙ってテ‐ブルに置いて、相手は疲れたのか軽い鼾をかかれ出す。
努は静かに其処を出て車で家にと向かう。
 家に戻ると、婆の寝床に潜り込む。
「うん、戻ったかね」「婆ちゃん、感謝だぞ、凄かった・・」
「あはっ、お前だからじゃ、相手は相当な強者だろうがね」
「うん、大阪でも無いぞ」「おう、其処はそうじゃ無いぞ、あいつは可哀
そうに身を弄んでいる、自分の体が物凄い事を未だに知らんのだ・・」
「え、では・・」「そうじゃな、自分の馬力を知らんから困るね」
「そうなんだ、其れであの強靭さか・・」「そうか見えたんか・・」
「うん、でも最後が陥落じゃ、相手は猛烈な痙攣を起こしてな・・」
「見事じゃ、其れでこそ孫じゃね、寝るか・・」「義母さんは・」
「寝て居るぞ・、今夜は大人しくな・・」「うん・・」
縋りついて努は目を閉じる。
 一月元旦、努は遅くに起きる、其れもお客が来たからだった。
「おめでとう・・」「おう、毅、おめでとう御座います」
友がいち早く来てくれた。
だが、なんか浮かぬ顔つき、友の事だ読めた。
「なんか、心配事でも有るんか・・」「え」「見たらそう思うけど・・」
「・・」返事が戻らない。
 だが時間が経過してもその顔の変化は見えなかった。
「お前、何か有るな言えよ」「え・・、別にないけど・・」
「嘘つけ、顔に出ているが、正月早々何が有った・・」
其れでも中々言わない毅・・。
「女か・・」「ううん・・」「じゃ何や・・」「・・」
「もう面倒くさいぞ何が有った家の事か・・」「・・」
「馬鹿か、言わんと判らんだろうが・・、早ういんさい何・・」
「うん、お姉ちゃんの事・・」「え、冴美さんが何・・」「言えない」
「阿保か、其処まで聞いたらこっちが聞きたいが何、金か仕事か・・」
「・・」「まただんまりか、もう毅らしくないが・・」「実はな・・」
漸く話を切り出した。
 十分間、黙って聞く。
「え、じゃ何か相手が金を持ち逃げかね、彼氏か・・」「同棲していたと」
「なんと、幾ら・・」「二百万、郷の家の改築にと貯めて居たと聞いた」
「郷、何処を改築するん」「台所ろと便所じゃ、あれじゃ恥ずかしいと母が
何時もぼやくからな、わしは未だ其処までは出来んけ~」「・・」
「そんで家は火が消えたみたいじゃ、居た堪れず逃げて来た」そういう。
「・・」は考えるが、其処は何時に無く顔が強張る、其れは努が大阪に
出られたのは、毅の姉の思いが大きい、其れで踏ん張り大学にと大阪に
出られているのだ、しかも最初の女性は冴美さんと決めて居た筈の女性。
その人が悩まれているのだ、他人事とは思えない、其れほど未だ心には
あの笑顔冴美さんが残されていたのだ。
 「お前、そんな顔しんさんなや・・」「だって・・」
「だってもくそも無いぞ、出来た事は其れで何とか考えるしか無いがね」
「だから悩んでいる」「・・」そんな話をしていた。
 「お前、何とかしんさい」「え、婆ちゃん聞いて居たんか・・」
「聞こえるがね、可愛い男が二人じゃろうがね」「あはっ・・」
笑うが其処も何か笑えない顔が有る。
「でも・・」「おいおい、お前がでもいんさんなや、毅の身になれ、
可愛そうじゃないかね」「婆ちゃん・・」
「あのな恩が在る家じゃ、お前が大阪に出る気持ちを薦めてくれたんは誰ね」
「冴美さんじゃ・・」「じゃ何も考えんと動きんさい」「ええ・・」
「いいから、そうしんさいや」そう言われた。
「おい、家におりんさるんか・・」「寝ているふて寝じゃろう」
「そうか行こう」「ええ・・」「阿呆行くぞ」「・・」
毅は来たばかり、家は苦しいから逃げ出し田んぼにと思いつつ、
努が動くから仕方が無い、努の車の後を自転車で走る。
 「おばちゃん、おめでとう御座います」
「ま~努かね,おめでとう、でも内じゃねそうも良い顔できんのじゃ」
「聞いたから来た」「え・・」「ああ~毅・・」
「ふ~車が早いけ疲れるが・・」家に辿り着いて大きく息を吐く。
家に上がると、正月、其処でも親父さんが酒を飲んでおられ、挨拶をする。
そうして姉が寝込んでいる部屋にと努は挨拶をかねて向かった。

            つづく・・・・。


















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