テーマ:読書

異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・64》

 真冬の大浴場はまるで雲の中状態、立ち込める湯煙は外の世界との遮断、此処だけが存在する人間の垢落しの現場だ。軽く体を洗おうと洗い場の椅子に座る。「貴方、其処は待ってよ、美樹来なさい」「うん・・」親子で洗い場に来られる。「・・、なんとなんと、おいおい、大変だぞ」「何がです」「親子のその姿凄いぞ」「貴方・・」「まてや、この湯煙の中で見る姿は…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・63》

 獣は獣でも人間、何でも其処は少しは弁えが要る。だが、翔太には其処までは考えは無いみたい、其処で周りの雌ボスが必要。其処は何と考える間でも無い、居るのだ、郷では大年増の幸子さん、其れに新しく加わる雅美さん。思えば如何してそううまく出来たのか不思議だが、翔太は又も其処は考えてはいない、だから雌たちは自由に動いて、ボスの獣を囲んで行く。「ふ…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・62》

 いやはや反応も凄いし、往き様は二人ともまるで違っている。郁子はいがり泣き叫んで往くがマタダ~と泣き叫ぶ中往かれた。雅美さんは歯を食いしばりギリギギッと為らせて筋肉が硬直する中、上の翔太と共に腰を浮かせて震え落ちる。判り易い二人の往き様は見事過ぎた。方や三十四歳、片方は四十歳、どちらも見ごたえのある体だが受け身は郁子の方が勝る、だが往き…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・61》

 中々の女性、同じ町内だが、聞くとここからニ十分は懸る距離、しかも部落でも五軒しかないと嘆かれた。家族の中身は教えてはくれないが想像は付く、年は三十四歳と聞かされた。「もうお酒は後で良いじゃない」「おう、そうだね、じゃお風呂入るか」「あんたは・・」「一緒じゃ駄目か恥ずかしいんか・・」「阿保くさ、この年でおぼこでもあるまいし、一緒がええに…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・60》

二月末、翔太は里で初めてのんびりと出来た。数日前に四人の若者と爺様一人が揃い、此処を出た。其れはまるで修学旅行並みの見送り、懐かしい友の親が顔を出されて翔太に頼むと念を押される。仲間が群馬県に向かった後、翔太は何か気が抜け、暫し動けない自分が居た。「あんた・・」「うん、何・・」「何かする事無いん・・」「ないない、あると言えば凄い女性を抱…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・59》

 翔太は最高な朝を迎えるが、反対に沙織は未だ深い眠りの中、午前六時過ぎ、外を眺めると漸く暗闇から浮き出る雪気色、最高な気持ちで眺める。(この景色は凄いな・・)寒暖差が激しい季節、そう高い所じゃ無いが、山裾から見渡す限りの霧、雲海が盆地の底迄降りている景色なのだ。 暫く景色を眺めていると、「おや、早起きかね」「え、叔母さん早いが」「そうな…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・58》

 沙織の姿はまるで夢遊病者、翔太が寝ている仏間と並ぶ部屋にと進む。襖を開けるが、薄明るい豆電球が灯る部屋、此処も寒い、寝ている翔太の横に経たる様に座る。「・・」無言のまま翔太の寝顔を見詰めていた。此処に来るまでの葛藤が嘘のよう、既に腹を括り来ているからだろうか、翔太の寝顔から目を離さなかった。 暫くすると部屋の異変で翔太の目が見開く。「…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・57》

 夜中十一時、漸く散会、酒と話に興奮しまくり、仲間は又も幸子さんの車で送られる。残される二人、此処は沙織さんの実家、今は総て翔太の物に為っているが、未だに何もかもが以前のままだった。 互いに少し戸惑う、二人きりは旅で経験はしているが今は如何、此処は里の家、特に沙織は気が重い。「お風呂如何かな・・」「良いわ支度で来ているし、でも汚いし」「…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・56》

 二月十二日、翔太と沙織は漸く里にと戻って来た。群馬で四日間滞在し、本当に何も知らなかった部分が少し垣間見れて来た。何とか其れを里でと思い向かったが、見学する度に本腰を入れて行かないと思い知らされる。 一方沙織さんと旅をする中で其処は手応えより、益々素晴らしい女性だと知る事になっていた。 終えてから足を延ばして、初めての鬼怒川温泉、其処…
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異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・55》

 思いがけない楽しさがこの家には有った、其れは女の子の所為、最高におませで可愛い、翔太を相手に遊ぶ姿はまるで親子、家の中では主役の存在、母の美咲さんが大笑いされる中、婆ちゃんと呼ばれるのが可愛そうな年だが孫にしてみれば当り雨の事、婆様が若い、名前は咲子、その人があのキノコクラブに勤務されているのだ。 朝早く、翔太は起こされおじちゃんと幼…
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痛快時代(市井)≪ 闇を弄ぶ奴-拾弐 ≫

 兆次は夜中長屋を抜け出して出るが、案の定警備が厳しい。 そんな中を何とか安江宅にと潜り込んだ。 「フフッ、盗人みたいに身軽ね・・」「奥方様・・、其れは無いですよ」 「そうね、頼んだのは私ね・・」美しい顔が緩まれる。 「では、按摩致します」「待って・・、冷たい手でしょう・・」 そう言われ行き成り兆次の両手を掴まれて寝着の胸元に…
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