痛快小説家、上山惣一 [痛快、ロマン、官能]

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zoom RSS 喜淫小説壱百弾≪ 祖獣の覚醒・・15 ≫

<<   作成日時 : 2018/06/08 02:04   >>

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 夕方に為ると、案の定房子さんが家に来られる。
其処で大賑わい、家の母親と抱き合い久し振りと感激の再開、
娘も呆れる程母が房子さんを先輩と言うから、其処は忘れていた
中学時代に帰られたんだと思えた。
「じゃ何ね、この人とス−パ−で出会いか、しかも見ず知らない男
に金を払わせたの流石先輩ね」大笑いされる。
「そんでね、本当に気心がええ〜け〜家に引き入れたんじゃ、
其れでのう、妹がマンが悪くて、駆け込んで田が耕せんと泣きつく
から、雅満をが騙して連れて来て手伝わせたんじゃ」
「あらら、迷惑な事よね、あんた騙してしんどかっつろうね」
「いいえ、楽しいし、今じゃ此処の母と慕っているんです」
「ま〜聞いた源爺・・」「聞こえるが、もう何時までも男に負けん気
じゃが・・ごっついのう」「あんたには負けるがね、蛍の面倒を
見んさってからに良い事じゃないね」
「其処だけか、でももう辛いぞ、金は無いし有れば何とか出来る事
も有るがのう、わしじゃ知れているが」「そうかね、要るんか金」
「多少は要るさ、でもやりたい事は一つも叶わんが・・」
「そうね、そこはな話んさいや・・」「其処って・・」
金が何で要るのかじゃろうが・・」「え〜出してくれるの・・」
「事次第じゃろうが、聞かんと何も動けんがね,如何したいのどれ
位懸るのよ」「ええ〜房子・・」
「だから男でしょうが要るの要らないの・・」「欲しいが」「幾らよ」
「十万・・」「阿保か其れくらいで悩むな恥ずかしい、男でしょうが
其れで何したいの・・」「溝掃除とあぜ道の改修」「それだけ」
「え・・、思えばいくらでもあるが無理は思わん事にしている」
「蛍何とか増やせるん・・」「遣り方次第で増えるが何で聞く」
「阿呆、何とかしんさいや、わしも手伝うし、この子もそうさせる」
「え〜なんじゃと雅満君を金・・」」「そうじゃ、こいつは使える、
何でも房子が請け負う、源爺考え聞かせんさいや」
「お前はなんていう奴じゃ、本気か・・」
「本気じゃいけんかね、こんな谷何一つ良いもんが無いが、
有るのは知れているしやがてすたる事ばかり、あんたのホタルを
伸ばそうと今気が付いたが、遣れるのか・・」
「事次第だが、出来る」「そう、聞いたね雅満あんたが頭領で此処
を何とかしんさいや、蛍がメインで良いじゃろうが、その季節も
限られるけ〜ね、後の過ごし方をあんたが考えればいい事、
お金は多少は集まるが、大頭領で事なら房子に考えも有る、如何
してくれんね」「房子さん」「良いね、あんたが生まれた里も近い筈
じゃろうが、此処は既に土俵は出来ているが、其れを見事に生え
らせるのがあんたの仕事じゃ、良いね心を決めんさい」「今か」
「そうじゃ来年かそれとも、阿呆わしらがくたばるがね、今こそ
動こうよ、蛍に何か他に魅力をつければここは生きれる、今こそ
蛍の里は数多くあるが、付録が無い物ばかりじゃろうが、其処を
考えてくれんさい」「房子さんいきなりじゃ無理・・」
「じゃ男と女はいきなりじゃ無理か、考えようによって、生き直ぐ
出来るじゃろうが相手次第じゃ、此処は源爺もおりんんさるし、
聡子さんも居る、この家でもいるぞ、如何じゃ覚悟決めんさい」
「房子さん、強引・・」「じゃお前は強引じゃないんか笑わせるな、
お前は此処で谷の行く末の礎に為りんさい」
「おばちゃん、強引、考えさせてあげて・・」
「生ぬるいわ、ここぞと思う時突き進むんだ、そうじゃないと何も
起こらん、失敗すればそれで良いが、経験じゃ、何も礎せんより
ましじゃろうがね」「そうだけど」「じゃ、美沙も仲間に入れるぞ」
「うひゃ〜飛んでいる〜」其処で皆が大笑いする。
 だが、房子さんの話で豹変されたのが源爺様、酒を飲みながら
何かを考えておられる。
 「おじさん、川は何処に流れています・・」
「この後ろの山の向こう、谷は支流しか流れて来んがどうして」
「減爺様蛍育成出来ますか・・」「出来るが此処でか・・」
「川を引き込めば叶いますか・・」「適うけど大仕事じゃろうが」
「段差は・・」「山後じゃ無いに等しいが」
「役所に話が付けられます」「其処は何とでも交渉する如何する」
「川を引き込んで此の里に源氏蛍、田には平家蛍、挙句に田は
休耕田が多く見えるけど・・」「ほとんどがそうじゃ」
「じゃ其処も借りましょうか・・」「え・・、借り手如何する」
「其処はおいおい考えましょう、例えばですよ、イワナなど養殖、
コイやフナを育て、果は上の田には果物の木を植え、数多く
すると其々の木にスポンサ−を募る、余る果実話此処で売る、
そんな話事が出来たなら、谷は変わりそうですが・・」
「・・、・・」一同何も言葉が出てこなかった。
 「あんたな、ゆうとくけどいくら金がかかると思いんさる百万
如きじゃ無いぞ」「はい、其処は何とかします」
「なんとかってあんたに出来るんかね」
「出来るより、今現在有ります、少なければ作ります」
「作る、如何するん・・」「そこはあんた此方サイドですから説明は
ご勘弁、でもあるんです」「幾らじゃ、雅満」
「房子さん、聞いたでしょう遺産です」「あんた其れ使うんかね」
「出来たらそうしようと」「あんた其処本気かね」
「そう思いますが拙いでしょうか、蛍など夢が有ります、其れに
出来れば同時に向かい側の山裾に小さな別荘を作り、滞在して
もらう、果物や魚や田舎の景色など、お年寄りに最適な場所、
それとわずかな田畑を貸す、そこを狙うんですよ」
「・・、・・」「それに、此処は仕事らしきものが無い、
其れで皆さん参加で何か興せばと思うんです、此れも房子さん
を知ってから考えていたこと、蛍と聞いて急に其処が涌いて出て
来たんです・・」「・・、・・」一同は何も言えなかった。
 「何で通りすがりで会えたわしらにそこまで夢を見させる、
其れで出来ませんでしたが、そうなるじゃろうな・・」
「爺様、其処はそうはなりません、其れを土台に考えれば何か
もっといい案が生まれるかも」「いいや、今聞いたら雅満の話は事
に為る、わしが動くし、内でも五千万は動かせる、雅満はいくら」
「今は一億だけど、半年過ぎれば倍には・・」
「なんとそうか、ようし後は任せろ、雅満従えや、わしが考えて
いる事始めるけ〜任せ、雅満さえその気なら出来る、お前が
此処で残す事は偉大な事に為る、源さんも居る、こうして頭数が
揃えば出来るぞ、お前はなんとま〜神か鬼かどっちじゃろう」
大笑いされた。
 「房子、どんな人なんじゃ・・」「わしもよう知らんJが聞いている話
は本当じゃ、話せば長くかかるおいおいに知らせるが、中身は
本当と思う」「じゃ・・」「ああ、あんたは蛍係じゃ、美沙はPCで会員
をゆくゆく募れや、今すぐじゃないが其々の役目は決めて置こう、
わしと雅満は金の工面に動く、あんたらは休耕田の話をしてくれ、
わしと源さんは役場関係じゃね」「私は・・」
「お前は事務懸りじゃ、PC良いのを買うかね」
「良いわ、其処は自分で買うし、本気なの・・」
「この子次第じゃ、わしらは雅満が歩く道をついて歩きたいだけ」
「ま〜相当な入れ込みようね」「そうじゃ、妹も惚れ込んでいる」
そう言い放った。
 聡子婆ちゃんも呼ばれてこられる、知らない男と女性が三人
後から増える。
雅満は話に加わらないが、其処は光江さんと娘の小百合さんが
来られて説明をされ出す。
とんでもない夜になりそう、其れでも雅満は閃いて来る、
必ず叶えたい、いいや叶えなくては妹に会う顔が無い、
そこが一番思いを募らせる由縁だった。
深夜遅くまで部屋が賑い漸く落ち着いたのが午前一時前、
家の人三人と房子光江雅満に為る。
 「あんた、此処だけは本気で居んさいよ、良いのかね」
「おばちゃん、良いも悪いも房子さんが決められた、僕は従う、
此れ良いと思える、何もかもそろっての出発は無理でも果物や、
池は直ぐにでも作れる、此処は其処から動こうと考えています、
無論常駐は無理でも必ず時々来ます、金は最初委は僕の分
を出します」「あんた・・」「そうなったは房子さんに会えた縁と
考え大切にする」「あんた〜」
房子が大泣きをする、つられて並ぶ女性も泣かれ出す。
 夜中に漸く落ち着いて雅満と光江と房子は家に帰り着く。
「お前「うん、此れは確りと考え遣るといける、く如何考
損は無い、儲けは少ないが人が雇えるじゃろう、しかも役割
を決めて各自分担、其れで責任が出来る、こんな谷は日本
何処でも出来て来ているが、其れの見本と為れたらと、
まだまだ考えて練らないと大変だけど、、確り考えたい」
「そうだが、お前の金は使えんぞ」「良いよ」
「阿呆、其処は残せ任せ考えが有るんだ、其れに乗れ良いね」
「中身が・・」「良いの其処は任せ、金は編み出せて魅せる、
其れはお前が必要じゃしな、良いぞ果物に菜園、果は池か、
イワナは良いぞさすがじゃね雅満は、聞いたかね光江」
「もうさっきから感動、なんで今まで動かなかったのか・・」
「起爆剤が居なかったんだ、今は恐ろしい起爆が此処に居ろうが」
「ああ〜そうじゃね、あんたもう光江も死ぬほど動くよ」
「お母ちゃん」「良いの雅満が居れば何でも出来そうだ、
此れからも楽しいよ」「呆れた・・」
娘が呆れる程興奮されていた。

      つづく・・・・。
























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