異淫小説102弾≪獣を潜ませ生きる・・19≫

 部屋では相変らず女将の佐代子さんと小百合さんとの
会話が弾んで行く。
翔太は会話の中には入れずもっぱら傍で酒を飲み眺めているだけ。
だがそこで意外な事に気が付き始める。
 其れは何とこの二人の性格は真反対なのだが、如何してこんなに
気が合うのか、其処が不思議で考えていた。
時間が経過する中で、一つの軸が垣間見れる。
同じ女性ながらも二人とも美人この上ない女性、しかも世間では
普通の生活以上の暮らしをされている。
女将の内情は知れないが、小百合さんの事は掌握している。
其れと二人とも自分をよく心得て居られるのだ。
(此れって若しかして自分とは正反対の立場だから気が合う・・、
いいや許せるのかも・・)翔太は益々興味が湧いて来る。
 例えると小百合さんは物静かな女性、気品も有る、所作も素敵、
決してしゃしゃり出たりはされない、一方佐代子さんと言えば、
仕事柄真反対、表に出る性格だし、行動力も半端じゃ無い、
翔太は前回其れは見ているし味わっても居た。
 「ねね、翔太さん、小百合さん素敵な女性ね」「そうですよ」
「嫌だ~、如何見ても佐代子さんが数段上よ」
「何よ、其処は違うじゃない、私は仕事柄そう見えるだけなのよ、
小百合さんは女性らしいし奥行きがある」
「買いかぶり、家に籠って居るだけよ」
「だからこれからは出掛けなさいよ、誰もが振り向く凄い女性よ」
「もう止めて・・」二人は褒め合う中、酒は進む。
「翔太さん、如何思うの男として聞かせてくれない」
「女将さんは確かに凄い、男の僕が見ててもそう感じる」
「だから其処は仕事上、女性としては如何・・」
「其処も加味して凄過ぎるな」「でしょう、うっぷ、そう思うわ」
「あらら、酔っちゃった」「未だ飲めますよ」「うふっ、可愛い」
「佐代子さんが男なら良かった」「あらどうして」
「だって憧れの位置なんよ、女じゃね」「じゃ男なら抱かれるの・・」
「其処は言わないけどそうなれるかな・・」
「あらら、初めて知った、良妻賢母だけかと・・」「違います」
「そうなん、じゃ今彼氏居られるんだ」「返事拒否」
「なんだ、つまんないわ、翔太さんでしょうが、白状しなさい」
「・・、ええ~違う違う、其処だけは違うし」
「え、じゃ他の男なん」「・・、・・」
「うふっ、いるんだ」「女ですよ、居ても可笑しくは無いでしょうが」
「ですね、でも翔太さん以上な男居るのかな私は知らないけど」
「え、女将さん、仕事で仰山男を見て来た目でもそういわはるの」
「ええ、断言します」「あらら、矢張ね、此処に連れて来られた意味が
今見えた」「如何見えました」「だって、互いに男と女に見える」
「あら、推察御上手ね」「女将さんも小百合さんも飲み過ぎですよ」
「え、あんたいたん」「ええ~小百合さん・・」
そこで三人が大笑いする。
 だがその後翔太の余計な一言が問題を起こした。
「え、今言った言葉、何で小百合が紫陽花なん、其れで佐代子さん
のヒマワリは理解出来るけど、何で紫陽花、教えてよ」
小百合さんの誘導で、花に例えると何と聞かれた、
其処で小百合さんは紫陽花、佐代子さんはヒマワリと言う返事から
事は進んで行く。
 「そうよ、例えると意味が知りたい」
「では話しますが、此れは僕の思いですからね」
「良いわ、聞かせて」もう見れないくらいの姿態、女将も既に着物を
脱いで襦袢姿、小百合さんは浴衣を肌けた妖麗な姿、
二人を相手に今度は翔太の話が始まる。
 「僕の女性観は少ない経験ですが、会う女性が凄過ぎた」
其処でビ‐ルを一飲みし呼吸を整える。
「誰にも告白したことが無いけど、僕は田舎で高校まで育った」
其処から翔太の田舎での生活を正直に話す。
無論父親の弟のおばさんの事をメインに話す。
其処には翔太の目論見も加味し、
小百合さんに特に聞かせたかったのだ。
 三十分後、部屋は漸く静寂になる。
あからさまな翔太の告白を聞かされた二人の女性、特に小百合は
驚愕しっぱなし、話の中身で、男の物を鍛え上げる田舎のおばさん
の気迫と行動に度肝を抜かされた。
 「え、じゃアソコ鍛えたんだ」「そうなります」
「・・、・・」「うふっ、漸く理解出来た」「え、佐代子さん・・」
「だって、其処如何してかと不思議だった」「え、え、意味が・・」
「だから、前回此処に来られた時ね・・」
 今度は何と女将の告白が始まり、またしても小百合は驚き捲る。
「ま~じゃ翔太さん、此処で、えじゃお連れの女性は誰・・」
「小百合さん其処は、もう女将さん・・」
「うふっ、此処で三人が裸に為れば良いじゃない、総て其処を表に
出すと本当のお付合いが出来そう、思えば此れの為に来たと今
思えるけど、違うかな翔太さん・・」「・・、・・」
返事が出来なかった。
 「ね、何か言って・・」
「言えって無理よ、初めて聞かされたんよ、酷い」
「うふっ、漸く翔太さんが佐代子をヒマワリと言い切られた意味が
読めた.。詰り、佐代子さんは紫陽花ね、此れは凄い事、じゃじゃ
ヒマワリと紫陽花のセックスも違うわけよね」
「佐代子さん、其処は・・」「何よ、漸く此処まで進めたのよね、
止まらないで進めば良いじゃない」「え・・」
「今は小百合さんは飲んでてね」諭され杯を煽られる。
「ヒマワリとのセックスは大胆で豪快って訳。じゃ紫陽花は・・、
ああ~シットリとネッチリとか~凄いわそうよね、
なんと理解出来るわ、く~楽しいね」
独り善がりで頷かれ酒を小百合さんに注ぎ、自分も飲まれた。
 「じゃ今度は小百合さんの番よ」「え、私」
「そう聞くだけじゃ駄目、白状しなさいよ、仲間には入れないよ」
「入りたくないもん」「じゃ止めましょうか、詰まんないでしょう」
「ううん」「辞めるわ、何で言えないのよ」
「じゃ女将さんは如何なん」「私、そうね、最近考えが変ったわ」
「え如何変われたの・・」「この男の所為」
「ま~じゃじゃ、本当なの、アソコ見られたん」
「ええ、つかいましたよ、其れも押しかけてよ無理やり」
「ええ、意味が・・」「この人の世界に飛び込んだんだ.相手が
遣られて寝て居られる隙にね」「相手、ま~・・呆れる」
「それも友達の女性よ」「うひゃ~嘘でしょう・・」
「この場に及んで嘘などつきません、本当なんだもん」
「・・、・・」聞く小百合は口をアングリと開けて動けなかった。
「此処まで話せる相手はそうは居ない、又あそこも偉大だし、
佐代子は大阪に行こうと決めていたの、でも来てくれた、今度も凄い
女性連れてね」「・・、・・」
何も言えない小百合、酒の飲むだけだった。

        つづく・・・・。














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