異淫小説102弾《獣を潜ませ生きる・・28》

 既に廊下で転ぶ二人、十五分は小百合にとって有り得ない出来事、
愛撫をされる体は制御できない程暴れている。
其れほど歓喜の中で小百合は身悶え狂い、おぞましい雄たけびと泣き叫びが
交差する中、何で何でと吠えマルクだけだった。
漸く抱かれるんだと思った時、わが身が何と相手の手に呼応しだす。
抑えるどころか、今までの小百合じゃない、あの有馬温泉で愛撫された身が
今度は本番、思う相手が廊下で倒され、今も湧き出る悦楽に身が持たない程
驚愕、既に愛撫なのに何度も気絶の繰り返しまた四~まただ~と叫び
報告していた。
 それが口に出せぬその時が来た。
「小百合さん、総て頂くからね・・」その、囁きは有頂天の中での事、
返事はおろか返しなど出来ない、其れほど境地に到達している我が身の喜びは、
何に例えても勝る。
「う・う・うううううう~~~ん」
強烈な物が股座に挿入されると、今度は享楽に浸る愛撫とは違い、
まともに肉体の中で刺激をまき散らされる。
其れほど入れられただけで体は廊下の床からせり上がる、
上に翔太を乗せたまま震える。
既に声など出せない、息さえままならない状態の中で、小百合は腰を上げた
まま宙で翔太を上に乗せ震えるだけ、其れが瞬間か持続化は判らないが、
腰が落ちた瞬間、棒の軋みで肉は驚きそのまま痙攣の世界にと小百合の肉は
邁進していった。
 其れから、気が戻ると上で心配そうな顔をのぞかせる翔太、
その顔を手で引き寄せ強烈なキスを小百合はする。
気絶から戻された後の小百合は豹変、以前から悪くは思えない男、だが、
有るかなと最初は待つ自分が居たが、其れが無い日々を重ねて行くと、
自然と其処は気に為らなかった。
 だが、この男が会社を引くと聞いたら、此れからはこの男と家で住めない
のかと、いの一番感じていた矢先、この有様だ。
何度迎え撃とうと腰を向かわせるが一撃瞬絶、見事に極楽や地獄の喘ぎに
向かわされ、又も気絶、とんでもない棒を威力をまともに受け続ける小百合、
生まれてこの方有り得ない程肉と気を踊らされている。
「あんた、あんた凄いから~」
その先が言えない、その時はもう気が朦朧の最中、前より凄い喜びを知ろう
感じたい、其れが有るから声が続いて出ない、小百合は時間がどれくらい
経過しているのかさえ、判らず、廊下には夥しい小百合から出て来た喜悦の
小水が光廊下を蔓延して行く。
 最高な時は天国も地獄も味わうんだと知る、そんな小百合は何度目かの
アクメの時う、強烈な泣き叫びでおお落ちる~と叫んで痙攣を起こすと、
ドスンバタンと音を醸し出し体が跳ねる。既に其の時は気は失っていた。
二、三分は動かない体、真底やられた様は小百合の生涯の記念か、
未だ余韻が残る我が身を手でなでながら汗と善がり汁が混ざる肌を撫でて
漸く周りを見渡す。
「え、居ないの・・」腰を上げて起きると、既に翔太は其処には居なかった。
「え、あんた~・・」家の廊下をよろけながら歩く、既に気配は無い、
急いでガレ-ジに向おうとするが素っ裸、ガウンを羽織り裸足で飛び出すが、
既に車は其処に無い、慌てて翔太の部屋に向うが、其処にも居なかった。
「何で・・、何でよ~」縁側にへたり込んで呆けた顔を魅せる。
 其の頃は既に翔太は車の中、阪神高速に上がり車は疾走、逃げたのだ。
何もかも惜しいが其処で居座ると身動きできないと思える。
最高な肉体と心根、生涯忘れないだろう相手、其れを求めた後は、
翔太は引き下がるべきと考えていたのだ、大阪で生活した証拠を其れに
託し押したのだ。
 色んな思いの最中車はそんな男を気にもせず走る、中国道に入る頃は
真夜中過ぎ、空いているが全く人生其の物、漆黒の中を突き破り進む車は
翔太のこれから先暗示しているかの様に思えた。
 落合のインタ-を降りるが菜摘の家には車は向かわずに反対の道を下る。
十五分後、あの谷に到着、朝が来る前、もうここは晩秋、
湯煙が昇る様子を見ると、玄関に向かわずに、横の広場の駐車場に車を止め、
椅子を倒して目を瞑る。
流石に小百合さんを精魂込めて抱いた後数時間しか経過していない、
疲れた体を癒そうと温泉に入りたい、いいや此処が気に為っているのだ。
相手は居るのか居ないのか知らないが、とりあえず来た。
朝日が霧に包まれて昇る頃、車内では高鼾、翔太は睡魔に侵されて眠る。

                 つづく・・・・。





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